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公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
自律神経機能の見える化と医科学学会に基づく施術
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金) 03-3991-7943
(土・日、祝祭日は時間要相談)
2025年11月27日 更新
筋、腱、関節などの運動器といわれる痛みを中心とする症状は3か月以内は急性期、3か月以上は急性期として日本疼痛学会・国際疼痛学会では定義しています。
腫れ、熱、シビレ等の神経症状はない慢性疼痛症状は、組織上の問題よりも機能的問題として神経の興奮が考えられ、痛みのある部位の持続的な筋緊張とともに脳の興奮からも痛みが消えないこともあります。その際は自律神経機能の興奮も考えられるので、心電図・呼吸測定から確認する場合もあります。
こうした運動器の慢性疼痛の方は多くの場合、深呼吸で息が吐けない、もしくは基礎体力の低下で元気が無い、身体柔軟性欠如もことが多いので、状態に合わせて適切な刺激を心電図で確認しながら施術します。
「どうして発症したのか」という原因が明確であれば保険適応です
1部位180円~になります。
クスリは毎日飲みますが、施術は来院しないと放置になりますので毎日の通院が理想です
原因が不明確であれば保険適応外となり他のコースになるのが全国共通のルールです
どこが、どの位、生活もしくは運動にどのような不便を感じているかで損傷している関節・筋の詳細を見極めます
特定の動きが出来ない場合でも複数の問題も想定して対応します。
強制的な安静として固定が重要になる場合もあります。
徐々に、手技、電気、各種運動により本来あるべき状態に戻します。
現状説明と今後の施術方針、回復の道筋、日常生活の注意点などをご説明します。
回復状態により、次の一手をどうすべきか、お話ししながら前に進めます。
大阪市立大学整形外科教室で進められたダイナミック運動療法を基準として、固定より基礎体力を高めて再発しない状態に戻します。
基礎体力とは、筋力、筋持久力、柔軟性、バランス、全身持久力です
日常生活、社会生活に支障がない程度までの自覚症状に戻れば終了となります。
当院では、なかなか痛みと機能が回復しない場合は、心電図と呼吸測定を用いた心臓自律神経機能により評価をしています。
詳しくは他のコースもご覧ください。
右の写真は中学2年生がバスケットボールの練習中、リバウンド着地の際に発症し、連絡があって自宅に訪問した際の写真です。
骨折を疑い、友人のスポーツ整形外科医に紹介した症例です。
脛骨粗面のはく離骨折でした。
患者様への情報提供として、手術の有無に関するメリット・デメリットをご説明し、疑問不安をお聴きして、患者・患者ご家族のご希望で手術による固定をおこなった症例です。
術後、帰宅されてからは担当医と密接に連絡を取りながらスポーツ復帰までアスレティック・リハビリテーションでの対応をさせて頂きました。
歩行、ジョギング、ランニング、ダッシュと徐々にストレスを上げていった際、ビデオによる画像チェックにより、確認しながら復帰に向けてのトレーニングも行ないました。
粉さい骨折の処置
右の写真は80歳女性が海外旅行中に湖畔で散歩した際に足を滑らしただけで発症した粉さい骨折です。複数の部位で骨が折れていたので、帰国できずにヨーッロッパの地で緊急手術した写真です。
日本では総合病院を紹介してから、病院のリハも受けていましたが「わざわざは通院するのがつらい」ということで、帰国後相談を受けて歩行練習に自宅へ訪問し、自宅前での歩行訓練をサポートして、通院できる様に回復して、金属は入れたままで歩行訓練をして、現在は支障なく生活しています。
総合病院からは「少々難しいですが、余計なモノは切除しましょう」と言われたそうですが、私は大阪市立大学(現:大阪公立大学)医学部の医師から「高齢での手術は感染の危険があるからよっぽど日常生活が不便でなければ余計なことはしない方が良い」教育を受けていたので金属の切除はやめました。
その昔、武道・柔術の達人たちは戦い・稽古で生じた骨折、脱臼、捻挫、打撲などのケガを治していました。侍の戦国時代から、殺法と活法と称して術を身につけていた達人たちは、明治維新による日本医療の変革からケガの施術に形を変え、現在も保険で安価な医療を整骨院・接骨院で受けられる仕組みが維持されています。
ケガ(ころぶ、ぶつかる、ひねる、など)によって生じる「骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷」は「腫れ、局所発熱、痛み、赤くなる、動けない」五つの特徴が生じます。
上記の脛骨骨折写真のように、骨折であれば五つの症状が発症します。軽度のケガであれば痛みで動けないけれど腫れ、熱は発症しない場合もあります。痛めた原因がハッキリしていると、症状の改善は保険施術となります。
しかし、慢性的・原因不明の肩こり・腰痛で整骨院・接骨院に施術を求める患者様の中には病気が背景にある場合も否定できません。心臓病でも肩こり、背中の痛みは起こります。子宮筋腫でも腰痛はあります。
身体に対する様々な物理的刺激は痛みを緩和させることが医科学的に証明されていますが、柔道整復師の施術は病気の治療、病気で生じた筋・腱・関節の痛みを軽減させることには保険適応になりません。
詳しくは「鍼灸コース」をご覧ください。
平成10年の福岡地方裁判で、国が敗訴し、上告しなかったために結審し、柔道整復師・鍼灸師の育成施設を自由に設立出来るようになりました。
その結果、2025年現在は、全国のコンビニの3倍以上になる施術所があります。
日本は生活していると骨折、脱臼などケガが多く発症する国だから柔道整復師育成が急務?な訳がありませんが、整骨院、接骨院が急増している最大の理由は裁判結果から養成校が急増したためです。医師教育と違って、卒後教育の仕組みは無く、質は担保されていません。だから、私は大学院で博士号を取得し、当院の症例を各学会で発表しるる、専門医のご指摘を受けながら知識と技術のアップデイトしています。