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山下整骨院・山下鍼灸院

自律神経機能の見える化医科学学会に基づく施術

体性-自律神経系 生活科学研究所

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金)   03-3991-7943   

(土・日、祝祭日は時間要相談)  

 

 

 

 

 

 

 

         訪問鍼灸の症例

2025年12月7日 更新

94歳、女性 
               
                         右腰痛、右股関節痛で自宅内歩行・立ちしゃがみに不自由

 訪問鍼灸による介護改善の報告2

 医者が嫌いな94歳(昭和6年生まれ)女性。

 自宅内階段昇降が困難、立ちしゃがみに疼痛あり。

 鍼灸・運動指導で改善傾向あり。外食に出かける際の長期歩行では疼痛増悪するも、自宅内では疼痛軽減。体力維持・向上による体重支持能力を維持しつつ、生活が快適になってきている。

83歳、男性、身長160㎝、体重62㎏ 
               

   介護度5                         関節の機能が改善し、おむつ交換、服の着脱が楽になる

 訪問鍼灸による介護改善の報告1

 ある患者さんは、自宅で介護を受けている間に床ずれ(褥瘡)が悪化し、さらに尿道の炎症も発生して1か月の入院が必要になりました。その間、家族の相談なしに「胃ろう」の処置が行われました。

 退院後、患者さんの首はまったく動かせず、肩や肘、腰、股関節、膝関節の動きも制限され、関節が固まってしまっていました。そのため、おむつ交換や服の着脱に5~10分ほどかかる状態でした。

 訪問鍼灸の開始
 2023年7月10日から週3回の訪問鍼灸を開始しました。初期の段階では、週1回の心電図と呼吸測定を行いながら、メカニズム鍼治療を中心に施術しました。これは心臓の副交感神経の働きを高め、リラックス効果を促すことを目的とした治療法です。さらに、腹部に温灸を施し、膝や股関節の動きを改善するための筋膜リリースも行いました。

 治療の経過

  • 4週間後から改善が見られ始めました。
  • 8週間後には、両膝や股関節の動きが広がり、足の開閉運動が少しずつ可能に。
  • 12週間後には腰をひねることができるようになり、おむつ交換がスムーズに行えるようになりました。

 さらに、

  • 肩の動きは、開始から2週間で90度まで前方に持ち上げられるようになりました。
  • 肘の動きも改善し、指先で顎に触れることが可能に。
  • 服の着脱が容易になるほど可動域が広がり、肘関節も完全に伸ばせるようになりました。

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