西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分
公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年4月10日 更新日
2025年5月6日 更新日
このページをご覧いただき、整(接)骨院、鍼灸院の歴史と実態を把握した上で医療機関以外の施術を受けて頂くことを強くお勧めいたします。知らないで損をすることは、生活する上であらゆることに共通すると思われます。
今から約150年前、明治7年の「医制」制定と明治8年の改正により、日本の医療制度は 西洋医学中心の制度に移行 して、柔道整復師や鍼灸師などの東洋医学は公的な医療制度から排除されました。
現在では、医業は医師法第17条によって「医師でなければ医業を為してはならない」と規定されており、病気の診断、治療という医業は医師免許を持つ者のみが許可され、昭和36年以降は国民が貧富の差なく平等に受けられる仕組みになっています。
しかし、柔道整復師や鍼灸師などは完全に廃止されたわけではなく開業権・営業権を認める形で存続しました。これは、江戸時代までの接骨医や鍼灸医が庶民の生活に根付いていたためで、明治新政府は「お目こぼし制度」として接骨医や鍼灸医の存在と継続を許した側面があります。
そのため、柔道整復師、鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師は医療機関ではチーム医療として勤務できないにせよ、独自の個人開業の業態で健康維持、健康管理を目的とする施設として維持しています。
医業類似行為者が医療従事者として医療機関で勤務できない理由には教育システムにあります。
WHO(世界保健機関)では鍼灸を医療として認めていますが、日本国では保険医療として一般的医療には含めていないのが現状です。
鍼灸の健康保険適応には医師の同意書が必要ですが、同意書とはあらかじめ保険医の診察により慢性的な疼痛を主訴とする疾病について保険医による治療手段の無いことを証明する書類です。
医療類似行為は法律上「医業」とは異なり疾病の治療を目的とするものではなく、健康の維持や体調管理を目的としています。
一般に、
柔道整復師は、独自の判断で手技と電気刺激によって運動器を改善回復させます。
鍼灸師は独自の判断で鍼灸刺激によって心身の機能を改善回復させます。
理学療法士は医師の指示下でおこなう運動・各種物理刺激による医療従事者です。
しかし、当院は手技・鍼灸・運動・各種物理刺激を総合的に組み合わせることにより、医師の標準治療を補完しながら心電図・呼吸測定により客観的に自律神経機能を評価し、来院者の日常生活全体を把握した上での改善回復をさせるので、医療機関で症状不変の方すべてに対応可能です。
医療機関、施術所によっては指の脈波から自律神経機能を評価する機器を使用していますが、慢性症状の方の中には動脈硬化・脂質異常により脈波では正確な自律神経機能が評価できませんので、当院では心電図と呼吸から正確に自律神経機能を測定します。
当院は正確な自律神経機能検査による評価が可能ですから、日本自律神経学会、全日本鍼灸学会、日本体力医学会などの学会での症例報告により専門医からのご指摘も拝聴し、知識と技術の研鑽を毎年アップすることが出来るのです。
なぜ、当院では各種刺激を複合的に取捨選択して決定しているかについてですが、人間は刺激に対する反応が情動によって影響されることが大きいからです。
つまり、
1.鍼を見た瞬間に不快感と恐怖感のある方には鍼の名人でも効果は極めて低いのです。なぜなら、患者は鍼が痛いのではないか?と怖くて鍼治療を受けるつもりもないからです。
2.他人に自分の肌を触られたくない人は、手技の達人によるマッサージなどの手技は効果が考えにくいのです。なぜなら、他人に肌を触られることに気持ち悪さを感じ、鳥肌が立つ人には手技は無理です。
鍼灸師は「鍼灸刺激だけで治すには限界がある」ということです。
柔道整復師、あん摩指圧マッサージ師も「手技で治す限界がある」ということです。
しかし、世界の治療法の潮流は「Exercise is Medicine」です。
臓器移植後、出来る限り運動を行い、酸素・栄養を全身に送ることによって臓器の定着率が高くなることが知られています。腎臓疾患では安静にすることが前提であるのは過去のことで、日本腎臓リハビリテーション学会があります。心臓においては急増する心不全に対して日本循環器学会、日本高血圧学会、日本心臓リハビリテーション学会で運動が重要な治療法の一つとして、心不全運動療養士、高血圧予防療養指導士、心臓リハビリテーション指導士の育成を進めています。
しかし、運動嫌い、体育嫌い、体育教師大嫌いな方は運動以外で治したいと言います。しかし、呼吸運動をしなければ死んでしまいます。
つまり、運動が嫌いな方でも深呼吸による自律神経機能の回復が慢性疾患には非常に重要になってくるのです。無意識に心身を調整する機能が自律神経機能であって、唯一意識的に自律神経機能を改善させる方法が深呼吸であると言われているからです。
そこで、現在、自律神経機能に関する改善法として深呼吸に関する書籍が山ほどありますが、
1.正しい深呼吸とはどんな呼吸法なのか
2.深呼吸が正しく出来ているかを確認する方法はあるのか
に関して、個人個人の実験・検査結果に基づいた測定法が一般書籍には無かったので、私は深呼吸の理論と実際について各疾患の来院者、一般健康者、オリンピックメダリストを対象とした書籍を出版しました。
当院は、心電図と呼吸測定から深呼吸によって本来の自分を取り戻せることを目で確認できます。
アーチェリー元日本代表コーチであり、当院の推薦者である五百蔵正雄(いおろいまさお)先生は「間違った練習をすると、練習するほど下手になります。」と言われます。
私は「その人にとって不適切な運動・トレーニングをするとケガをします。」と患者さんや日本代表選手に話をしています。必ず目的に合った適切な運動刺激があるはずですが、一般的には臨床能力がある医師、医療従事者などは患者に適した運動刺激を早々に探し当てることは難しいと思われます。
患者の改善回復には術者の豊富な知識と経験が重要なので、私は「生活即健康」という考え方から生活を科学するために、大学院博士課程は生活科学研究科を選択しました。
国民病と言える「腰痛」の原因は単なる筋肉痛の場合もあれば子宮筋腫などの内臓疾患が原因の場合もあります。「肩こり」の原因も単なる筋肉疲労とは異なり、心不全や胃腸疾患の場合もあります。
筋の緊張を取れば痛み症状が緩和しますが、適切な治療を放置すると病態・病状が増悪することもあります。まずは、医療機関に受診して、医師と相談の上、医業類似行為を併用、もしくは変更することを視野に入れた方が良いでしょう。
医療費と施術費の設定の違いに着目すると、医療行為は皆保険制度に基づき貧富の差なく、医師の診断と処方が決まれば地域医療機関と総合病院、大学附属病院による施設規模による医療費の差はありますが、全国一律です。差額ベッドなど一部を除いて、日本の皆医療保険制度ではお金をもっと出すからもっと上級の医療を受けたい!は出来ない仕組みになっています。
しかし、医療類似行為は医療ではないので施術費は自由に決められます。同様の施術でも銀座の一等地と都心から離れた場所では家賃などの経費も変わりますから、その分の上乗せなど自由に決定することは違法ではありません。また、施術者による独自性が強く、科学的根拠が希薄でありながら、高額な場合も少なくありません。
事前にご相談ご希望の方はメールもしくは、お電話でご連絡ください。
当院は完全予約制です。
新型コロナ感染者の増加、インフルエンザの蔓延などの感染症が報道されてます。
待合室で不特定多数の方々が遭遇しないようにしています。
学会、試合の帯同などでご対応できない場合もあります
予約はホームページ、又はお電話でお願い致します
症状の程度と施術内容、施術時間よって異なります
単なる肩こり、腰痛、保険外施術は、3,300円/回~
当院の慢性症状に対する初回施術料(2025年4月22日現在)は、心電図呼吸測定による自律神経検査、施術および施術効果の確認、生活全般と今後の方針をご相談される場合、
2時間までは1時間当たり6,000円(消費税なし);13,200円(税込み)
2時間半までは1時間当たり5,200円(消費税なし);14,300円(税込み)
3時間まではは1時間当たり4,666円(消費税なし);15,400円(税込み)
これまで、初回含めて1週間に1回ペースで4回までで改善していない方はいません。改善・回復に時間のかかる方は、より詳細な問診をさせて頂きます。
西武池袋線の桜台から徒歩4分
西武池袋線、地下鉄有楽町線、地下鉄大江戸線の練馬駅から徒歩7分
近隣にコインパークがあります
日本代表バスケットボールチームのトレーナーを経験しています
東京2020では、日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学スタッフ)として、アーチェリー団体銅メダル、個人銅メダル獲得にコンディショニングで貢献しました
鍼灸による改善は全日本鍼灸学会、
運動による改善は日本体力医学会、
医科併用の改善は日本自律神経学会、
生理学的反応は日本健康行動科学会で、
症例報告を更新しています
各専門医の前で発表して、ご指摘を受けることで、知識と技術を高めて次の施術への発展につなげています
毎年、知識と技術は亢進していますので、2024年の施術は2023年よりも短期間に改善し、より重度症状の方が改善しています
施術による改善例の詳細は、
ページ一覧から検索してご確認下さい。
東京2020終了までの任期でした。
まず、状況をご相談ください。
本書は
深呼吸を見ながら自律神経を整える ことをまとめた書籍です。
これまで進めてきた研究と実践の結果を改善例として掲載しています。
正しい深呼吸は自律神経機能を意識的に高められることから、条件さえ整えば、慢性疾患も改善に方向付けます
これまでに無い
深呼吸・自律神経の書籍です
2023年7月21日出版
日本史上初
アーチェリー男子団体 銅メダル
左から、古川高晴、河田悠希、武藤弘樹
これまで日本代表 医・科学スタッフとしても
深呼吸の見える化=自律神経の見える化
により、体調管理をしてきました