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山下整骨院・山下鍼灸院
自律神経機能の見える化と医科学学会に基づく施術
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金)
03-3991-7943 (土・日、祝祭日は要相談)
2025年1月10日 更新
整骨院や接骨院のホームページでよく見かける言葉に 「根本治療」「根本改善」 があります。
しかし、この言葉は医学的な意味とは異なる形で使われていることが多く、正しく理解することが大切です。
ここでは、柔道整復師の施術と「根本治療」という言葉の本来の意味、そして患者が知っておくべきポイントをわかりやすく解説します。
1. 医学における「根本治療」とは?
医学でいう「根本的な治療」とは、病気の原因そのものを完全に取り除くこと を指します。
例:がん治療
このように、医学では「原因を取り除く=根治」が明確に定義されています。
2. 柔道整復師が扱う症状は「根本治療」とは性質が異なる
柔道整復師が扱うのは、主に 運動器(筋肉・関節・靭帯など)の外傷や痛み です。
急性外傷(ケガ)の場合
慢性症状の場合
慢性症状は 複数の筋肉・神経・生活習慣が複雑に関係するため、1か所を施術しただけで「根本的に治る」わけではありません。
つまり、整骨院で使われる「根本治療」は、医学的な「根治」とは意味が異なるのです。
3. 回復には個人差がある|症状が同じでも治り方が違う理由
同じ腰痛や肩こりでも、改善のスピードは人によって大きく異なります。その理由は、以下のような要素が影響するためです。
回復に影響する主な要因
慢性症状は「生活の積み重ね」で起こることが多いため、
施術だけでなく 生活改善やセルフケア が必要になるケースも多いのです。
4. なぜ「根本治療」が誤解されやすいのか?
柔道整復師の養成校では、
を学ぶ機会が十分とはいえません。
そのため、数例の成功体験をもとに「根本治療」と表現してしまうケース があります。 しかし、科学的根拠が乏しいまま「根本治療」を名乗ると、患者に誤解を与える可能性があります。
5. 本当に必要なのは「症例の積み重ね」と「学び続ける姿勢」
柔道整復師が慢性症状に適切に対応するためには、
といった 継続的な学習と検証 が欠かせません。
私が博士号を取得し、毎年学会で症例報告を続けている姿勢は、まさにこの「科学的な根拠に基づく施術」を実際に行っています。
6. 患者が知っておくべきポイント
整骨院で施術を受ける際には、「根本治療」という言葉だけに惑わされず、次の点を確認することが大切です。
チェックポイント
これらを確認することで、より納得して施術を受けられます。
まとめ|柔道整復師の「根本治療」は“医学的な根治”とは異なる
柔道整復師の施術をより正しく理解することで、
患者自身が納得して治療を選び、より良い結果につながります。