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山下整骨院・山下鍼灸院

自律神経機能の見える化医科学学会に基づく施術

体性-自律神経系 生活科学研究所

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金)   

03-3991-7943   (土・日、祝祭日は要相談)

 

 

 

 

 

 

 

    当院で改善・回復する本当の理由

2025年12月28日 更新

当院の施術は、単に筋肉や関節といった末梢の問題だけに働きかけるものではありません。
慢性痛の本質である “中枢神経(脳・脳幹・自律神経)の可塑性(かそせい)” に働きかける刺激を組み合わせているため、痛みの根本改善と回復が可能になります。

1. 当院の鍼灸は中枢神経に影響する

中枢の痛み処理に “間接的に” 影響する刺激

当院の鍼灸は、

  • 脳幹の痛み抑制系(下行性疼痛抑制)
  • 内因性オピオイドの活性化
  • 迷走神経反射による自律神経調整

などを通じて、「中枢の痛み処理を整える“間接的な中枢刺激”」になります。

2. 運動刺激は中枢神経の可塑性に影響する

中枢神経の可塑性に “直接的に” 影響する刺激

運動は、

  • 感覚入力
  • 運動出力
  • 予測誤差の統合(脳の学習材料)
  • 姿勢制御・呼吸制御の再学習

これらが同時に起こるため、「脳・脊髄・自律神経ネットワークの回路そのものを作り変える“直接的な中枢刺激”」なります。

慢性痛の根本改善に最も強いエビデンスを持つ刺激。

3. 当院の施術が他と決定的に違う点

一般的な整体・マッサージは、

  • 末梢の筋肉
  • 局所の血流
  • 一時的なリラックス

といった短期的な反射レベルの変化にとどまります。

しかし当院では、

✔ 鍼灸で中枢の痛み処理を整え

✔ 運動刺激で中枢神経の可塑性を引き出し

✔ HRV/RSAで自律神経の状態を可視化し

✔ 呼吸・姿勢・生活習慣まで統合的に再学習させる

という “中枢神経を変えるための一貫したシステム” を提供しています。

だからこそ、痛みが戻らない身体へと変わっていくのです。

 

「当院の施術は、脳と神経の“クセ”そのものを整えるため、その場しのぎではなく、根本から改善していきます。」

 

慢性痛の国際ガイドラインでは、

  • 有酸素運動
  • 筋力トレーニング
  • モーターコントロール
  • 呼吸トレーニング
  • ヨガ・太極拳

などが中枢の過敏化を改善する主要手段とされています。

 

#モーターコントロールとは

最新の研究では、慢性痛の人は 痛みを避けるために無意識に“動き方が変わる” ことが分かっている。これを 痛み関連運動障害(pain‑related movement dysfunction) と呼ぶ。

モーターコントロールとは、

「痛みによって乱れた身体の使い方・動き方のパターンを再学習し、
本来の効率的で安全な動きに戻すトレーニング」。

つまり、
筋トレ=筋力を鍛える
モーターコントロール=“動きの質”を鍛える

という違い。

運動は“脳を作り変える刺激”。
鍼灸は“脳の状態を整える刺激”。

 

#なぜ慢性痛で“動き方”が乱れるのか?

研究では、痛みがあると人は無意識に:

  • 過剰に固める(co-contraction; 拮抗筋の過剰な同時収縮)急性期〜亜急性期〜慢性初期
  • 過剰に力を抜く; 慢性後期〜長期化したケース
  • 動きを避ける
  • 代償動作を使う
  • 体幹の安定性が低下する
  • 関節の位置感覚が鈍る

などの変化が起きることが示されている。

これらは最初は“防御反応”として正しいけれど、長期化すると逆に痛みを維持・悪化させる。

 4. 当院の臨床に合わせたまとめ

当院の鍼灸(メカニズム鍼灸治療・西條一止方式)

  • 中枢の痛み抑制系を一時的に活性化
  • 自律神経のバランスを短期的に整える
  • しかし長期的な神経回路の再構築は弱い

当院の運動刺激(ダイナミック運動療法・市川宣恭方式)

  • 中枢神経の可塑性を直接変える
  • 痛み回路・姿勢制御・呼吸制御を再学習
  • 長期的な改善につながる

鍼灸は“中枢の状態を整える”。

運動は“中枢の回路を作り変える”。

慢性痛には“ステージ(段階)”がある。

そのステージによって、固める人抜ける人がいる。

そして多くの患者は、
固める → 抜ける → また固める
という“揺れ”を繰り返す。

 

なぜ正反対の現象が起きるのか?

理由は 中枢神経系の適応(maladaptive adaptation)。

痛みが長く続くと、脳と脊髄は次の2つの方向に偏りやすい。

 

① 防御反応として固める(co‑contraction)フェーズ

痛みを避けるために:

  • 体幹をガチッと固める
  • 拮抗筋が同時収縮する
  • 動きがロボットのようになる
  • 恐怖回避行動が強い
  • “守る”動きが中心

これは 急性期〜亜急性期〜慢性初期 に多い。

 

② 疲弊して力が抜ける(under‑activation)フェーズ

固め続けると、神経系も筋も疲れる。

すると:

  • 必要な筋が働かない
  • 代償動作が増える
  • 体幹の安定性が低下
  • 関節位置感覚が鈍る
  • “支えられない”動きになる

これは 慢性後期〜長期化したケース に多い。

 

つまり、固める vs 抜ける は“別の人”ではなく“同じ人の別の段階”で起こる

  • 最初はガチガチに固めていた患者が
  • 数ヶ月後には“力が入らない”“支えられない”状態になる

これは矛盾ではなく、中枢過敏化と運動学習の破綻が進行した結果。

 

慢性痛のステージモデル(あなたの臨床に最も合う形)

ステージ1:防御・恐怖フェーズ(固める)

  • co‑contraction
  • 過剰な安定化
  • 動きの回避
  • 痛みへの過注意
  • 呼吸が浅い

ステージ2:疲弊・制御低下フェーズ(抜ける)

  • 必要な筋が働かない
  • 代償動作が増える
  • 体幹の安定性低下
  • proprioception 低下
  • 呼吸と動作の協調が崩れる

ステージ3:混合フェーズ(固める+抜ける)

  • 一部は固める
  • 一部は働かない
  • 動きの質がバラバラ
  • “どう動いていいかわからない”状態

多くの慢性痛患者はここにいる。

 

だからガイドラインに“モーターコントロール”が入る

筋力ではなく、

  • 過剰な緊張を抑える
  • 必要な筋を適切に使う
  • 呼吸と動作を統合する
  • 恐怖回避を解除する
  • 正しい動きのパターンを再学習する

これが ステージ1〜3すべてに効く唯一の方法 だから。

 

最短まとめ

慢性痛では「固める」と「抜ける」という正反対の現象が起きる。これは矛盾ではなく、慢性痛の“ステージ”の違い。

「固める → 疲れる → 抜ける → また固める」という悪循環が本質。

 

 「予測誤差の統合」とは何か?

一言で言うと、

「脳が予測した動き」と「実際に起きた動き」のズレを比べて修正する仕組みのことです。

脳は運動をするとき、実際に体を動かす前に “こう動くはず” という予測を立てています。

そして動いた後に、

  • 実際の感覚(フィードバック)
  • 実際の動き(運動結果)

と照らし合わせて、予測と現実のズレ(=予測誤差)を修正することで、運動が上達し、神経回路が変わる。

これが「予測誤差の統合」です。

 

もっとわかりやすく言うと…

 ①「脳のシミュレーション」と「現実の差」を比べる作業

脳は動く前に、
“このくらい力を入れれば、こう動くはず”
というシミュレーションをしています。

しかし実際には、

  • 思ったより重かった
  • 思ったより動きにくかった
  • バランスが崩れた

など、予測と違うことが起きます。

このズレが予測誤差です。

脳はこの誤差を利用して、次の動きをより正確にするように神経回路を調整する。これが「統合」です。

 

 ② 予測誤差があるから“神経が学習する”

予測誤差が大きいほど、脳は

  • 運動指令
  • 姿勢制御
  • 筋出力
  • 感覚処理

をアップデートしようとする。つまり、予測誤差こそが、神経可塑性を引き起こす “燃料” と言える。

 

 ③ 火災報知器の比喩で説明すると…

慢性痛の脳は、

  • 本当は危険じゃないのに「危険だ」と予測する
  • その予測が外れても修正されない

という状態です

運動によって、

  • 予測(危険)
  • 実際(安全)

のズレを脳に体験させることで、“危険予測の誤作動”が修正されていく。これが慢性痛改善における予測誤差の統合。

 

️‍④ なぜ運動が中枢可塑性に強いのか?

運動は、

  • 感覚入力(体性感覚)
  • 運動出力(運動指令)
  • 予測誤差(脳の学習材料)

が同時に発生する唯一の刺激です。

だから、運動は中枢神経の可塑性を最も強く引き起こす刺激

と言われている。鍼灸やマッサージでは起こらない“学習性の刺激”がここにある

 

一文でまとめると…

予測誤差の統合とは、
脳が「予測」と「現実のズレ」を利用して神経回路を作り変える仕組みです。運動はこの誤差を大量に生むため、中枢可塑性が強く起こる。

 

必要であれば、

  • 患者向けの説明文
  • ホームページ用の文章
  • 図解(脳の予測モデル)
  • SNS向けの短文

 

などにも最適化できます。

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