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山下整骨院・山下鍼灸院

自律神経機能の見える化医科学学会に基づく施術

体性-自律神経系 生活科学研究所

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金)   

03-3991-7943   (土・日、祝祭日は要相談)

 

 

 

 

 

 

 

 慢性疼痛・慢性症状と自律神経の関係

2026年1月10日 更新

 痛み・息苦しさ・めまい・疲労・倦怠感が続くのは、身体が壊れているからではありません。多くの場合、“自律神経と脳の誤作動”が原因です。

 近年の医学研究では、慢性症状の多くが筋肉や骨の問題ではなく、神経系の過敏化・自律神経の乱れによって起こることが明らかになっています。

 ここでは、慢性疼痛や慢性症状がなぜ続くのか、そして自律神経とどのように関係しているのかを、わかりやすく解説します。

 1.  慢性症状は「脳の危険信号の誤作動」で続く

 痛みや息苦しさなどの慢性症状は、脳が“危険だ”と誤解している状態で続きます。本当は安全でも、脳が危険と判断すると、

  • 交感神経が過剰に働く
  • 筋肉が緊張する
  • 呼吸が浅くなる
  • 痛みや不快感が強まる

 という「危険モード」が続きます。この 安全誤認ループ が続く限り、症状は自然には消えません。

 

 2. 自律神経の切り替えが固まり、回復モードに入れない

慢性化すると、自律神経の“切り替えスイッチ”が固まります。

  • 休むべきときに休めない
  • 落ち着きたいのに落ち着けない
  • 体がずっと戦闘モード

 これは「ストレスに弱い」わけではなく、脳の調整システム(神経可塑性)が低下している状態です。自律神経の柔軟性が失われると、痛み・疲労・めまいなどが固定化しやすくなります。

 

 3. 身体の感覚がズレてしまう

 慢性症状では、身体の信号を正しく読み取れなくなります。

  • 過敏になる(小さな刺激でも強く感じる)
  • 鈍くなる(疲労や緊張に気づけない)
  • 誤解する(痛み=危険と判断する)

 この“身体感覚のズレ”がある限り、正しい対処ができず、症状が長引きます。

 

 4. 行動の波が大きく、神経が疲れ続ける

 慢性症状の方に多いのが、「調子が良い日に頑張りすぎる → 反動で悪化 → また休む → 焦る」というペースの乱れ。

 これは意志の問題ではなく、神経系が“適切な負荷量”を見失っているために起こります。行動の波が大きいほど、自律神経は疲れ、症状は悪化しやすくなります。

 

 5. “治そうとするほど悪化する”逆転現象

 慢性症状では、

  • 「治さなきゃ」
  • 「早く元に戻らなきゃ」

 という焦りが、逆に神経系を緊張させ、症状を強めてしまうことがあります。

 焦り=脳にとっての“危険信号”
 となるため、治そうと頑張るほど悪化するという逆説が起こります。

 

 結論:慢性症状の本質は「自律神経と脳の調整力の低下」

 慢性疼痛・慢性症状が治らない本当の理由は、身体・神経・脳の調整システムが乱れ、回復のスイッチが入らなくなっているからです。だからこそ必要なのは、薬やマッサージだけではなく、

  • 自律神経の柔軟性を取り戻す
  • 身体感覚を整える
  • 行動のペースを調整する
  • 脳の“安全の感じ方”を更新する

 といった 自己調整力の再構築 です。

 当院のアプローチ

 当院では、

  • HRV/RSA解析による自律神経評価
  • 神経の再学習プログラム
  • 呼吸・姿勢・動きの統合アプローチ
  • 神経可塑性を利用した根本改善

 を通じて、慢性症状の原因となる“自律神経と脳の誤作動”にアプローチします。

「その場しのぎ」ではなく、身体が本来持つ回復力を取り戻すための医科学的サポートを提供しています。

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