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山下整骨院・山下鍼灸院
自律神経機能の見える化と医科学学会に基づく施術
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金)
03-3991-7943 (土・日、祝祭日は要相談)
「さする」の基本的な意味;からだを安心させる軽い摩擦刺激
「さする」とは、指先や手のひらを皮膚にそっと当て、軽くすべらせるように動かす行為 を指します。日常では次のような場面が典型的です。
「こする」ほど強い摩擦は加えず、「なでる」よりは少しだけ明確な動きを伴う、中間的な触れ方 と言えます。
「さする」の特徴:筋に圧をかけない“軽い摩擦”
「さする」動作で重要なのは、筋肉に圧をかけないこと です。
このような“軽い摩擦刺激”が「さする」の本質です。
「さする」の特徴:筋に圧をかけない“軽い摩擦”
「さする」動作で重要なのは、筋肉に圧をかけないこと です。
このような“軽い摩擦刺激”が「さする」の本質です。
生理学的に見る「さする」
「さする」刺激は、皮膚の浅い層にある感覚受容器を中心に働きかけます。
マイスネル小体
軽い接触や動きに敏感で、やさしい摩擦に反応する。
C触覚線維(C-tactile fibers)
ゆっくり・軽い皮膚刺激で活性化し、脳の情動領域(島皮質など)に信号を送り、安心感・心地よさ を生み出す。
メルケル盤
持続的な軽い圧に反応し、触れ方の質を脳に伝える。
これらの受容器が働くことで、副交感神経が高まり、筋肉の緊張がるみ、心身が落ち着く といった生理反応が起こります。
「さする」がもたらす心身への効果
科学的にも、「さする」には次のような効果が確認されています。
特に、痛みを感じた部位を思わず「さする」行動は、脳が痛みを抑える自然な反応としても知られています。
まとめ:皮膚を「さする」とは
「さする」というシンプルな動作には、心と体を整える科学的な力が備わっています。
参考文献(一般向けに簡潔に)
1. 山下和彦, 岡田明, 山下久仁子, 渡辺一志. 鍼および鍼管の呼気時皮膚刺激が自律神経機能に及ぼす影響. Health and Behavior Sciences17(1): 1-6, 2018
2. 山下和彦, 岡田明, 山下久仁子, 渡辺一志. 呼気に同期した刷毛 による皮膚刺激がヒト自律神経機能および身体柔軟性機能に 及ぼす影響 ―鍼刺激、鍼管刺激、との比較― . 日本生理人類学23(4): 135-141. 2018
3. Watanabe M, Takano O, Tomiyama C, Matsumoto H, Kobayashi T, Urahigashi N, Abo T. Skin rubdown with a dry towel, 'kanpu-masatsu' is an aerobic exercise affecting body temperature, energy production, and the immune and autonomic nervous systems. Biomed Res. 33(4):243-8, 2012
4. 長野 仁, 髙岡 裕. 小児鍼の起源について―小児鍼師の誕生 とその歴史的背景―. 日本医史学雑誌, 56: 387-414, 2010
5. 清水ミッシェル・アイズマン. アドバンス版 図解 理学療法技術 ガイド, ルード法. 文光堂, 88-101, 2005