なぜ、当院は脳波測定・自律神経機能測定をするのか?の見出し頁の冒頭文「鍼灸・整体は主観的評価でしかなく、患者任せの評価となる。実際に心身状態が改善されていても主観的評価では実状の評価が正しくできないからこそ、客観的評価の仕組みが必要である。この前提に合って、初めて、自覚症状の不変であることの理由を整理して考えていかなければ、ますます「脳の興奮と自律神経の乱れ」が増強される。そこで、神経科学の学問領域では、客観的心身の状態と患者側の主観的症状のズレに対して、明らかになっていることを整理します。
1. 脳波や心電図のデータをリアルタイムで画面に映し、患者自身に自分の状態を見せるトレーニングを実施。客観的な数値と自分の体の感覚をガッチリ噛み合わせる(再統合)ことで、長引く不調や痛みの「体感的な改善」を直接引き出すことに成功したと報告されています。
Schoenberg, P. L., & David, A. S. Biofeedback for psychiatric disorders and chronic pain: the intuitive process. 2014.
2. 脳画像データ(fMRI)で痛みの正体が「脳の痛み回路の過剰興奮」であることを解明。痛みを可視化し、脳の過剰な興奮を抑えたところ、身体のデータと脳が感じている「痛みの認識」のズレを解消した結果、脳内ネットワークのレベルで主観(本人の実感)と客観の調和が正常化することが証明されました。
Wager, T. D., et al. An fMRI-based neurologic signature of physical pain. 2013.
3. 呼吸と自律神経(心拍変動)の変化をリアルタイムで画面に表示し、患者自身にデータを見せながら深呼吸トレーニングを実施。自律神経が整う瞬間を目で見て実感・一致させた結果、長引く不調や自覚症状が客観的な数値とともに劇的に改善した例が報告されました。
Moss, D. Biofeedback, Heart Rate Variability, and Psychophysiological Therapy. 2011.
4. 呼吸と心拍の連動(RSA)をリアルタイムで測定し、自分のデータを見ながら行う深呼吸法を開発。自律神経の数値を直接確認することで脳の過剰な過敏化が静まり、客観的なデータ(機能回復)と患者自身の「快調だ」という実感が完全一致することが体系化されました。
Lehrer, P. M., et al. Heart rate variability biofeedback: how and why does it work? 2000.
重度慢性症状の患者さまは、病院の検査に異常が無くても「脳の興奮による自律神経の乱れ」が増大し、どうしても無意識に悪い方向へと考えを巡らせてしまう傾向があります。
だからこそ当院では、これら世界的な論文報告と同様に、客観的数値をご自身の目で確認しながら、自ら調整する「能動的行動(正しい深呼吸)」によって、脳の誤作動を根本から改善していくのです。
つぎはあなたの番です。
全国の遠方から来院する方が増えてきました。
当院の医科学的アプローチを求め、全国(北海道・岩手・大阪・鹿児島など)から飛行機や新幹線で来院される方や、片道2時間前後をかけて通われる方(甲府・木更津・市川市・成田・鎌倉など)もいます。
毎週の通院が難しい遠方の方でも、集中して脳と自律神経をリセットできるよう、2つの短期集中プログラムもご用意いたしました。
ご自身の地域やスケジュールに合わせ、下記の特設ページより詳細をご覧ください。