不整脈15連発、最小瞬時心拍数30bpm台
1年前からの不眠や起床時の頭重感、顔面のピクピクとした痙攣、慢性的な腰背部痛――。これらの自律神経症状に対し、多くの患者様は心療内科で薬を処方され、鍼灸や整体を併用もしくは単独で通院することは多いと思われます。
しかし、なぜ何軒回っても、何回通院しても症状は一向に改善しないことがあります。それは、従来の医療や施術所が「客観的な生体データに基づく検査」を行わず、問診や徒手検査だけで病態を判断しているからです。
当院に来院された26歳男性(学生)の症例が、この問題を鮮明に浮き彫りにしています。彼は「90分4000円」の格安店から「30分7000円」まで複数の鍼灸院を経験していましたが、施術直後の感覚に大きな差はなく、根本的な不調は一切変わらず、HP検索から当院に行きつきました。心療内科でも問診(ICD-11, DSM-5)による診断により服薬が処方されます。
当院にて心電図検査(心拍変動・R-R間隔測定)を行ったところ、驚くべき事実が発覚します。「頻発する不整脈、最大15連発の期外収縮、最小心拍数(HR)30bpm台」という、徐脈による転倒や意識障害すら懸念される極めて危険な循環障害が存在していたのです。しかし週に3回の60分間ランニングでは支障なく、運動中では不整脈が消失する症例と思われます。
日常的には脳や全身へ十分な酸素が供給されていなかったこと(脳虚血・酸素不足)こそが、だるさや不眠、頭重感の本当の原因と思われるため、この状況を医師の診察を早急に受診することを指示しました。
ここで極めて重要なのは、この状態に対して安易に副交感神経を刺激する鍼灸を行うことは、過剰な徐脈を招き生命に関わる危険があるということです。
当院では本症例を「鍼灸・整体の適応外(禁忌)」と直ちに断定し、患者様の安全を最優先にして施術を中止しました。そして、心電図データを携えて主治医に相談し、循環器内科への対照・指示を仰ぐよう指導いたしました。
多くの鍼灸師や整体師には生体データを客観評価する術(すべ)がないため、原因を突き止められず無意味な施術を繰り返します。また、心療内科も問診中心の診断に偏りがちです。
主観的に「痛みが和らいだ感覚」と、客観的に「身体機能の回復」には大きな時間差(予測誤差)が存在するため、感覚頼みの施術では本質的な改善に至りません。
当院では、心電図や脳波などの科学的検査を用いて自律神経と脳の働きを可視化しています。「ただ揉む・鍼を刺す」といった受動的な施術に依存させるのではなく、客観データに基づきリスクを察知し、能動的な深呼吸運動や運動指導で脳の誤った予測モデルを書き換えていく――。これこそが、従来の心療内科・鍼灸・整体の限界を突破し、安全かつ確実に根本改善へ導く唯一の道であると、改善・回復症例を増やしています。
全国の遠方から来院する方が増えてきました。
当院の医科学的アプローチを求め、全国(北海道・岩手・大阪・鹿児島など)から飛行機や新幹線で来院される方や、片道2時間前後をかけて通われる方(甲府・木更津・市川市・成田・鎌倉など)もいます。
毎週の通院が難しい遠方の方でも、集中して脳と自律神経をリセットできるよう、2つの短期集中プログラムもご用意いたしました。
ご自身の地域やスケジュールに合わせ、下記の特設ページより詳細をご覧ください。