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山下整骨院・山下鍼灸院

院長 山下和彦

(鍼灸師、柔道整復師、健康運動指導士) 

脳波測定・心電図測定・呼吸測定・基礎体力測定による体調確認と生活指導

※現在通院中の方でも「上記測定で身体状態のグラフ化と数値化の確認(8,800円)」

 46歳女性。介護福祉士として18年間勤務され、月に5回の当直勤務による不規則な睡眠環境もありました。突然、喉の違和感や呑み込みに対する強い不安が現れ、消化器内科にて「逆流性食道炎」と診断。処方薬の服用とあわせて他院(鍼灸・整体)へ3週間(週1回)通院されましたが症状が変わらなかったため、当院ホームページをご覧になり来院されました。

【検査結果と初期評価】

 脳波・心電図・呼吸・基礎体力の各種測定を実施したところ、脳の過剰な興奮は見られなかったものの、自律神経の乱れおよび基礎体力低下に伴う心身機能の低下が示唆されました。主訴のつらさ(VAS:最悪10〜正常0)は、初回来院時で「9」という強い状態でした。

【施術およびセルフケア指導】

 検査に基づき、身体の柔軟性を確保するための運動指導を行い、ご自身で毎日管理できるよう個別のファイル資料を作成・お渡ししました。また、呼吸の乱れにともなう心拍数の不安定さが認められたため、深呼吸の訓練を実施。日常的に深呼吸を行い、自らリラックス状態へ導くセルフコントロールの練習も取り入れていただきました。

【経過と結果】

 週1回のペースで4回施術を行ったところ(4週間後)、安静時の臥位平均心拍数が69bpmから61bpmへと減少。両肩のストレッチ継続により関節可動域も広がり、つらさの指標であるVASは「9」から「0」へと消失しました。

 逆流性食道炎は、肩甲骨周囲の筋を緩めることで、交感神経機能の興奮をおさめることから症状改善させることも可能です。

 この体制-自律神経反射をストレッチ運動から攻めていく方法も逆流性食道炎を改善・回復させることができるという論文を他のページで紹介しています。

 今回の症例は、4週間4回で症状が安定したため、次回施術は2週間後へと間隔を空ける対応といたしました。

【考察:早期回復に至った理由】

 本症例において早期回復(4回でVAS 0)が得られた要因として、以下の点が挙げられます。

1.発症初期での来院: 初回安静仰臥位の心拍数が75bpm未満であり、発症から3か月以上経過した慢性固定化状態ではなかったこと。

2.幼少期からの運動習慣と身体感覚: 幼少期から運動習慣があり、体を動かすことや「大きく吸って大きく吐く」という横隔膜・呼吸の動きに抵抗感がなかったこと。

※補足(運動習慣と自律神経の関係) 一般的に、幼少期や学齢期から運動嫌い・体育への抵抗感がある方の場合、日常的に身体を動かす習慣がないため横隔膜の可動量が小さくなりやすい傾向があります。その結果、肺の伸展受容器や動脈圧受容器への適切な刺激(脈拍・血流変化に伴う刺激)が生じにくく、自律神経中枢や脳への刺激伝達が弱まるため、改善に時間を要することが少なくありません。

 今回の患者様は、運動や深呼吸の指導に対して抵抗なく前向きに取り組んでいただけたことが、自律神経の安定と早期の症状消失・機能回復に大きく寄与したと考えられます。

 全国の遠方から来院する方が増えてきました。

当院の医科学的アプローチを求め、全国(北海道・大阪・鹿児島など)から飛行機や新幹線で来院される方や、片道2時間前後をかけて通われる方(木更津・市川市・成田・鎌倉など)もいます。

 毎週の通院が難しい遠方の方でも、集中して脳と自律神経をリセットできるよう、2つの短期集中プログラムもご用意いたしました。

 ご自身の地域やスケジュールに合わせ、下記の特設ページより詳細をご覧ください。

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