慢性的な痛みや原因不明の不調に悩む方々が、全国各地から(時には飛行機や新幹線を使って)当院の門を叩かれています。しかし、どれほど最先端の医科学的アプローチや検査(脳波・心電図・呼吸・体力測定)を行っても、「患者さまご自身の覚悟や通院のあり方」が噛み合わなければ、本当の根本改善にはたどり着きません。
ここでは、臨床の現場で見えてきた「早く良くなる人・なかなか良くならない人などの決定的違い」と、当院が考える「当院へ通院するかかり方」を整理します。
1. 慢性症状における患者の4つの典型タイプ
臨床の現場では、患者さまの姿勢や状態によって明確な4つのパターンに分かれます。
① 一発で劇的に改善する型(能動・知性型)
自身の身体の不均衡やメカニズムを論理的に理解し、生活の注意点を自ら守る方。数値(心拍数やVAS)も劇的に改善し、お互いが清々しい笑顔になれる理想的なケースです(岩手の学生さんのような事例)。
② 波状回復型(一進一退・徐々に改善型)
直線的ではなく、良くなったり悪くなったり(揺り戻しや好転反応)を繰り返しながら、時間をかけて脳と神経回路を再構築し、一段ずつ着実に階段を上がっていく型です。
③ 停滞・足踏み型(長期化・難治型)
長期継続してもなかなか改善の糸口が見えない型。脳の可塑性の限界や長年の生活習慣・誤った身体使いの根深さが壁となるケースです。
④ 早期離脱・依存型(受動・丸投げ型)
自分の生活習慣や思考の癖は一切変えず、「1回で何とかしてくれ」とすべてを施術者に丸投げする型。覚悟を持たず、現場のエネルギーを奪うため、本来は初診時にお断りすべき対象です。
2. 「検査結果と自覚症状の乖離」という現実
慢性症状の本質は、「検査結果は悪いに決まっているが、検査結果の程度と自覚症状が一致しない(あるいは気づけない)」という点にあります。
医療機関の画像検査や血液検査で「異常なし」と言われても、脳の過剰興奮や自律神経(心拍や呼吸のゆらぎ)の機能低下は起きています。
この客観的な数値のズレに気づき、自らの身体の現実と向き合えるか(生活習慣を改善していく勇気と継続の覚悟があるか、どうか)が、改善のスピードを大きく左右します。
3. 「運動・栄養・休養」の三位一体と、食事の誤解
世の中に氾濫している「〇〇を食べれば治る」「腸活だけですべてが解決する」といった安易な健康常識は、本質を見失わせるだけにすぎません。
・運動によって中枢神経や自律神経に適切な入力を与え、
・栄養によって身体の土台を作り、
・休養(脳の過剰警戒を解き、自律神経を鎮めること)によって脳の可塑性を促す。
4. 結びに:お互いが清々しい笑顔になれる関係のために
飛行機や新幹線を使って遠方からでも、またどんな重度な慢性症状であっても、「自分の身体を理解し、生活そのものを見直す覚悟を持った患者さま」には当院のサポートがよりはやく改善・回復という結果を結実させます。正しい練習をしないと下手になります。正しいトレーニングをしないとケガをします。毎日来院して、毎日治してもらうという受動的な心身は、経済的にも時間的にも無理があります。当然、自己管理の出来る心身を養わなければなりません。毎日歯ブラシをするように、汚れたら衣服を洗濯し、使った食器は毎回洗う様に、毎日良い状態を維持する手入れが必要です。
この原則を共有して初めて、本当の意味での早期改善と回復状態の維持ができて、清々しい笑顔のある生活ができるのです。
油断のならないこの世の中、心身も手入れ不足と手入れの仕方が分からなくなると、いつしか慢性症状となって行くこともあります。
是非、慢性症状を改善・回復させるのは自分自身であることを第一義に考えてご来院ください。この時、改善・回復はより早まるでしょう。
全国の遠方から来院する方が増えてきました。
当院の医科学的アプローチを求め、全国(北海道・岩手・大阪・鹿児島など)から飛行機や新幹線で来院される方や、片道2時間前後をかけて通われる方(甲府・木更津・市川市・成田・鎌倉など)もいます。
毎週の通院が難しい遠方の方でも、集中して脳と自律神経をリセットできるよう、2つの短期集中プログラムもご用意いたしました。
ご自身の地域やスケジュールに合わせ、下記の特設ページより詳細をご覧ください。