西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分

公式サイト

山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)

要予約
感染対策として
「要予約」
03-3991-7943

 

 

 

 

 

 

 

          自律神経調節
     (鍼・灸・深呼吸・姿勢)

2025年6月5日 更新

本書は

深呼吸を見ながら自律神経を整える ことをまとめた書籍です。

これまで進めてきた研究と実践の結果を改善例として掲載しています。

 

正しい深呼吸自律神経機能を意識的に高められることから、条件さえ整えば、慢性疾患も改善に方向付けます

   

 これまでに無い

深呼吸・自律神経の書籍です

2023年7月21日出版

 当院の特徴

 当院では、 心電図測定・呼吸測定・姿勢の変化 を通じて、自律神経の働きをチェックし、体調を詳しく確認します。これにより、患者様の状態を 目に見える形で可視化 し、より適切な施術を提供することが可能になります。

 学会での報告と研究活動

 当院では、実際の症例を 日本自律神経学会・全日本鍼灸学会・日本体力医学会 にて報告し、最新の研究にも積極的に取り組んでいます。また、学会雑誌への論文投稿を通じて、科学的根拠に基づいた施術を追求しています。

 安心して施術を受けていただくために

 科学的な検証を重ねながら、患者様一人ひとりに合った治療を提供しております。 「施術の効果を実感したい」「今までの治療ではなかなか改善しなかった」 という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

 健康のための新しい一歩を、踏み出しましょう!

上記のグラフは、息が上手く吐けなくて息苦しさがあり、熟睡もできず、
内科・心療内科・循環器内科では原因が解らず、ホームページで検索して
当院に来院した患者さんの
呼吸曲線)、心拍数)の推移です。

 呼吸と自律神経の関係から健康を整える

「最近、息苦しさを感じる」「寝ても疲れが取れない」そんな症状は 自律神経の乱れ が原因かもしれません。

 当院では、 心電図・呼吸測定・姿勢変化 を利用して自律神経の状態を可視化し、患者様の体調を詳しく確認しています。

 深呼吸で見える体の状態

 通常の呼吸と深呼吸のデータを比較すると、深呼吸時の呼吸曲線は 吸気で大きく上昇し、呼気で下降 します。それに伴い、心拍数も上下するのが特徴的です。

 しかし、普段の 自然な呼吸 を測定すると、呼吸のリズムが乱れていたり、心拍数が高めであるケースもあります。これは 息苦しさや不眠の原因 となり、結果として 慢性的な疲れ を引き起こします。

 当院のアプローチ

 自律神経が乱れている方には、メカニズム鍼治療M6 を用いた施術を行い、心臓の副交感神経の働きを高めることで、リラックスできる状態へと導きます。さらに、患者様には 自宅でできる運動 を指導し、継続的な改善を目指します。

  • まず 4週間の治療 でしっかりと回復
  • その後は 2週間に1回→1か月に1回 の通院で状態を確認
  • 自然な呼吸を取り戻し、薬に頼らず 自己管理で健康を維持

 世界の健康の流れは「運動が薬」

 健康維持のためには 「運動は最良の薬(Exercise is Medicine)」 という考え方が注目されています。しかし、痛みがあると運動を続けるのが難しいこともあります。

 そんな時は、深呼吸・鍼治療・手技療法・電気療法 を活用し、無理なく体を整えていくことが大切です。

 「最近体調がすぐれない」「息苦しさが続いている」 そんな方は、一度当院で自律神経の状態をチェックしてみませんか?

 科学的に検証された施術を通じて、 健康な毎日を取り戻すためのお手伝い をいたします。ぜひお気軽にご相談ください!

自律神経の調節とは

 鍼灸の可能性

現在、鍼灸には 明確なガイドライン がありませんが、多くの研究が進められており、 期待される可能性 を秘めています。

ただし、「気の持ちよう」や「信じることで効果がある」といった考えだけでは医学としての信頼性が確立されません。そのため、私は大学に在籍し、科学的な根拠に基づく臨床研究を継続 しています。ストレスと自律神経の関係

家庭環境や社会環境による 人間関係のストレス は、自律神経の働きを乱す要因となることが知られています。自律神経は 無意識のうちに体を調整する重要な機能 であり、心身の健康に大きく影響を与えます。

快・不快の感覚をつかさどる脳の働き

脳の中でも、偏桃体・島皮質・海馬 などの領域は 「快・不快」 の感覚に深く関わっています。
この影響により、痛みやストレスによる不快感が生じることが分かっています。

画像診断では分からない不調

 

X線・CT・MRIでは、器質的な異常(明確な病変)がない 場合は、検査結果が「正常範囲内」とされることが多く、「しばらく様子を見ましょう」と言われることもあります。

しかし、fMRI(機能的MRI) を用いた検査では、機能異常による 不快感の変化 が明らかになることがあります。つまり、目に見えない体の不調が 実際に存在 しているケースがあるのです。

実証された施術

 

過去2年間で、私は独自の研究を基に 4本の原著論文 を発表し、臨床応用の可能性を示しました。
当院では、科学的根拠に基づいた施術を行い、一人ひとりの体調に合わせたアプローチを提供しています。

「長く続く不調がある」「検査では異常なしと言われたが、体調がすぐれない」 そんな方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

 

根拠に基づく施術で、健康な毎日を取り戻しましょう!

自律神経の調節

 内臓の調整には2つのタイプがある

 私たちの体は、自律神経 によって内臓の働きを調整しています。その方法は、大きく2つのタイプに分けられます。

 

1.タイプ1:脳からの指令による調整
 中枢神経(脳・脊髄)から直接命令が伝えられ、内臓の働きを調整します。

2.タイプ2:反射による調整
 皮膚や筋肉、腱の感覚受容器が異常を感知し、それを脳へ伝達することで内臓の機能を調整します。

 体の不調は皮膚や筋肉にも現れる

 例えば、内臓に異常があると、その情報が 皮膚・筋肉・腱 の緊張や痛みとして現れます。これを 「体性-自律神経反射」 といい、伝統的な 鍼灸や手技療法 など、多くの物理療法の基本的なメカニズムになっています。  

 動物実験と人の研究の違い

 鍼治療の研究は、マウスなどを使った 動物実験 でも進められています。ただし、動物は 感情の影響を受けにくい状態で正確なデータを取るため、麻酔をかけて実験 します。

 しかし、人を対象とする研究では、感情や心理的な影響 を考慮しなければなりません。そのため、より複雑で慎重な研究が求められるのです。                 

心電図から見た心臓自律神経機能

 心臓の働きから自律神経をチェック!

 私たちの 内臓の働き は、意識しなくても 自律神経 によって調節されています。その中でも、心臓の機能 は自律神経の状態を観察する重要なポイントとされています。

 バイタルサインとは?

「生きている証」 とされる バイタルサイン には、以下の4つがあります。

  • 血圧
  • 呼吸
  • 脈拍
  • 体温

 これらの数値をもとに体の状態を把握することができます。

 心電図を使った自律神経の観察

 当院では、心電図を活用し、瞬時心拍数を分析することで自律神経の働きを確認する方法 を導入しています。この研究については 日本自律神経学会 で口頭発表を行い、その内容を基に、より効果的な施術を提供しています。

「自律神経の乱れが気になる」「なんとなく体調が優れない」 という方は、一度当院で心拍数のチェックをしてみませんか?科学的な検証に基づいた施術で、健康をサポートいたします!

 心拍数と自律神経の関係

 心拍数は、私たちの 自律神経の働き を映し出す重要な指標です。普段は 安静にしていると心拍数が落ち着き、運動をすると増加 します。しかし、自律神経が乱れていると 心拍の変化が不安定になり、体調不良の原因 となることがあります。

 正常な心拍数とは?

 一般的に、健康な人の安静時心拍数は次のようになります:

  • 横になった状態(臥位) → 50~60拍/分
  • 座った状態(座位) → 約70拍/分
  • トップアスリート(ボクシング、マラソン、テニスなど) → 30拍/分前後

 例えば、リオオリンピックの 全日本アーチェリー代表選手 は 40拍/分前後 でした。これは、肉体的・精神的な鍛えられた状態にあり、少々のことでは心臓が乱れない ことを意味しています。

 呼吸と心拍の関係

 深呼吸をすると 吸うときに心拍が増え、吐くときに心拍が減る という変化が起こります。これは 「呼吸性洞性不整脈」 といって、健康な人に見られる正常な心拍変動です。しかし、心不全や糖尿病、極度の緊張状態ではこの変化が起こりません。

 そのため、 自律神経が乱れている状態 なのか、心臓に器質的な問題があるのか を見極めることが重要です。

 鍼治療による自律神経の調整

 当院では、鍼治療を通じて心拍数や血圧を安定 させることを目指します。自律神経の働きを整えることで、心臓の負担を軽減し、健康な状態へと導きます。

 

 ただし、弁膜症による心不全の場合、鍼刺激に反応が見られない ことがあります。この場合は 循環器内科での検査をおすすめします。 自覚症状がなくても、放置すると命に関わることがある ため、早期に専門医に相談することが大切です。

 あなたの健康を守るために

  • 心拍数のチェックを通じて自律神経の状態を確認
  • 鍼治療や呼吸法で心拍数を安定
  • 気になる症状がある場合は、早めの受診をおすすめ

 

 「最近、心拍が乱れる気がする」「息苦しさを感じる」 そんな方は、一度当院へご相談ください。最新の検査と施術で あなたの健康をしっかりサポート します!

 鍼施術による心拍数の変化

 このデータは、全国大会に9年連続で出場していた学校のレギュラー選手10名のうち、2名の例を示しています。週2回の鍼施術を4週間続け、その初回と第4週目 の心電図を分析しました。

 初回の状態

 深呼吸をした際の 呼気時の心拍数は、平均心拍数よりも大きく減少 しました。これは、心拍数がより低いレベルまで下げられる 可能性がある ことを示しています。

 第4週目の変化

 4週間の施術後、深呼吸をした際の 呼気時の心拍数は、平均心拍数よりも大幅に減少することがなくなりました。 つまり、本来あるべき 副交感神経機能が適切に働き、心拍数の調整が安定した状態 になったと考えられます。       

 反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)とは?

 RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)は、慢性的な痛みを伴う疾患 で、現在では 複合性局所疼痛症候群(CRPS) として知られています。主に 腕や脚 に影響を及ぼし、骨折や打撲などの外傷、手術、心臓発作、脳卒中の後に発症することがあります。しかし、最初のケガの痛みとは比例しない強い痛み が続くことが特徴です。

 RSDの主な症状

 RSDの症状は人によって異なりますが、以下のような特徴があります:

  • ズキズキする痛みや焼けるような痛み(特に腕や脚、手足)
  • 冷たいものへの過敏反応(軽く触れただけでも強い痛みを感じる)
  • 患部の腫れ
  • 皮膚の色や質感の変化(赤みや青み、乾燥など)
  • 温度の変化(患部が異常に冷たくなったり熱くなったりする)
  • 関節の硬直や筋肉の萎縮                       

 最新の研究と治療法

 近年の研究では、RSD(CRPS)の治療法として以下の方法が注目されています:

 

  • 薬物療法(抗炎症薬、神経障害性疼痛の治療薬)
  • 物理療法(リハビリや運動療法による機能回復)
  • 神経ブロック療法(痛みの伝達を抑える治療)
  • 心理療法(痛みのストレスを軽減するための認知行動療法)
  • 最新の研究では、ケタミン療法が難治性CRPSに有効である可能性が示唆されています

 早期の診断と治療が重要

 RSD(CRPS)は、早期に適切な治療を受けることで症状の悪化を防ぐことができます。痛みが長期間続く場合は、専門医に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

「最近、原因不明の強い痛みが続いている」「皮膚の変化や腫れが気になる」 という方は、一度専門医に相談してみましょう。

サイドメニュー

アクセス

03-3991-7943
住所

〒176-0012
東京都練馬区豊玉北4-2-12

西武池袋線
桜台駅から徒歩4分
練馬駅から徒歩7分