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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年4月13日 更新
深呼吸が深呼吸になっていない代表例です
瞬時心拍数(青)が座位80拍/分∼90拍/分で推移しています
正常では50拍/分後半から60拍/分前半です
深呼吸5回では、呼気時最小瞬時心拍数が60拍/分から70拍/分へ徐々に増加しています
この上昇は心臓交感神経機能による現象です。
「りきみ」のある深呼吸は徐々に心拍数が増加します
この現象は一生懸命に息を吐こうとするときの心拍数増加です
呼吸曲線(緑)は、吸気時に上昇し、呼気時に下降します
深呼吸5回の瞬時心拍数は徐々に増加していますが、呼吸曲線は徐々に下降しています
呼吸曲線の振幅の大きさはガス交換の違いを意味します
深呼吸前後と比較してガス交換が大きいことが確認できます。
しかも、徐々に呼吸曲線が下降しているので、ガス交換が大きくなっていることも明らかです
しかし、
呼吸曲線は下降し、瞬時心拍数は増加していますので、
筋収縮による「りきみ」が推察されます
深呼吸が深呼吸になっていない代表例です