西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分
公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
杉本錬堂氏、 肘井 博行氏、 吉田邦夫氏、
三浦 誠氏など
カリスマ施術師の技術の共通点とは
「軽度の皮膚・皮下組織、もしくは筋刺激により
運動器・内臓諸器官の改善」です。
この刺激を体性-自律神経反射といいます。
整体師の施術の臨床効果に関しては年齢、性差、症状の程度等に分類し、「著効、有効、不変、増悪」に関して明らかにはされておりません。同様の疾患に対する統計的有効性が語られていません。
1.科学的根拠
2.刺激に対する変化がなぜ起こるか
3.生理学的機序
4.器質的変化の経過観察
は示されていないので、ある一定の刺激を加えれば皆同じような反応が出るとは限りません。心理的効果と言われるプラセボ、もしくは誤差の範囲であっても変化を効果と言って良いか、なんとも言えない場合も散見されます。
特に運動器の保健医療に限界があります。その理由は整形外科でなく整形内科が無いためです。
外科的処置と薬が一般医療ですが、内科的な処置で慢性疾患・慢性症状を改善して行く手法が今の医療にはありません。国も金が無いから手が出せないのです。また、慢性疾患・慢性症状に対する研究が専門学校では教えることが出来ませんから、医師や厚労省に科学的根拠をもって証明する力量が、一般的には柔道整復師・鍼灸師・整体師にはないの仕方ないのが現状です。この点を患者さんは術者の説明を求めても答える材料が無いのは教育機関が無いためです。
さて、手術なり、投薬なりの治療効果を表現する上で「著効・有効・不変・増悪」などに分類し、どのような要因が著効・有効となるか、また不変・増悪の原因が何であるかは、画像検査、機能検査、血液検査、尿検査など、定量評価が医療です。患者の自覚症状だけではありません。
整体などの療養師は、こうした統計的根拠が乏しいため数値による評価ではありません。患者の臨床効果のみが評価となります。叩いて痛くない人もいれば、触って痛い人もいます。痛い部位に組織的異常がないにも関わらず、脳の興奮で痛みを感じる場合もあります。症状の評価と治療の根拠がない為に医師・医療機関と共通理解が出来ない、もしくは再現性、客観性が無いために医療保険適応にならないのが実情です。
しかし、
どこにも達人はいます。
出会いで運命は変わります。
整体などの療養師の医・科学的検証については、今後ますます必要となることでしょう。
原因を明確にするのが医・科学です。
さて、カリスマ整体師と言われる方々は共通した技術(生理学的原則)があると思われます。
それは
皮膚刺激です
(筋への強刺激ではない)
皮膚は発生学的には外胚葉であり、
神経と同一です
そして末梢の筋は末梢神経の指令によって意識の有る無し(随意・不随意)に関係なく収縮と弛緩が生理的に生じます。そして、末梢神経は中枢の脳・脊髄と密接に連携しています。
皮膚刺激で歩行困難が改善される理由はこの生理学的反応です。
医師法17条
医師でなければ、医業をなしてはならない
【解釈】
医師法17条に規定する「医業」とは、該当行為を行うに当たり、医師の医学的判断及び技術をもってするものでなければ人体に危害を及ぼし、又は危害を及ぼすおそれのある行為(「医行為」)を、反復継続する意思をもって行うことであると解している