西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分
公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年4月13日 更新
「どうして発症したのか」という原因が明確であれば保険適応です
どこが、どの位、悪いかを見極めます、特定の動きが出来ない場合に複数の問題がある場合もあるので、身体構造上の問題を突き止めます。
強制的な安静として固定が重要になる場合もあります。
徐々に、手技、電気、各種運動により本来あるべき状態に戻します。
現状説明と今後の施術方針、回復の道筋、日常生活の注意点など、しっかりとご説明します。良くなったり、悪くなったりしながら徐々に回復しますが、状況に応じて次の一手をどうすべきかをお話ししながら前に進めます。
固定により「腫れ・熱・痛み」が減少して、日常生活に支障が無くなってきたら、手技、電気、運動指導により、基礎体力を高めて再発しない状態に戻します。
基礎体力とは、筋力、筋持久力、柔軟性、バランス、全身持久力です
日常生活、社会生活に支障がない程度までの自覚症状に戻れば終了となります。
当院では、なかなか痛みと機能が回復しない場合は、心電図と呼吸測定を用いた心臓自律神経機能により評価をしています。
詳しくは他のコースもご覧ください。
右の写真は中学2年生がバスケットボールの練習中、リバウンド着地の際に発症し、連絡があって自宅に訪問した際の写真です。
骨折を疑い、友人のスポーツ整形外科医に紹介した症例です。
脛骨粗面のはく離骨折でした。
患者様への情報提供として、手術の有無に関するメリット・デメリットをご説明し、疑問不安をお聴きして、患者・患者ご家族のご希望で手術による固定をおこなった症例です。
術後、帰宅されてからは担当医と密接に連絡を取りながらスポーツ復帰までアスレティック・リハビリテーションでの対応をさせて頂きました。
歩行、ジョギング、ランニング、ダッシュと徐々にストレスを上げていった際、ビデオによる画像チェックにより、確認しながら復帰に向けてのトレーニングも行ないました。
その昔、武道・柔術の達人たちは戦い・稽古で生じた骨折、脱臼、捻挫、打撲などのケガを治していました。侍の戦国時代から、殺法と活法と称して術を身につけていた達人たちは、明治維新による日本医療の変革からケガの施術に形を変え、現在も保険で安価な医療を整骨院・接骨院で受けられる仕組みが維持されています。
ケガ(ころぶ、ぶつかる、ひねる、など)によって生じる「骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷」は「腫れ、局所発熱、痛み、赤くなる、動けない」五つの特徴が生じます。
上記の脛骨骨折写真のように、骨折であれば五つの症状が発症します。軽度のケガであれば痛みで動けないけれど腫れ、熱は発症しない場合もあります。痛めた原因がハッキリしていると、症状の改善は保険施術となります。
しかし、慢性的・原因不明の肩こり・腰痛で整骨院・接骨院に施術を求める患者様の中には病気が背景にある場合も否定できません。心臓病でも肩こり、背中の痛みは起こります。子宮筋腫でも腰痛はあります。
身体に対する様々な物理的刺激は痛みを緩和させることが医科学的に証明されていますが、柔道整復師の施術は病気の治療、病気で生じた筋・腱・関節の痛みを軽減させることには保険適応になりません。
詳しくは「鍼灸コース」をご覧ください。
平成10年の福岡地方裁判で、国が敗訴し、上告しなかったために結審し、柔道整復師・鍼灸師の育成施設を自由に設立出来るようになりました。
その結果、20年前にあった全国に14しかなかった養成施設が一時期は100施設以上に増加し、年間約1,000人の柔道整復師・鍼灸師の合格者がそれぞれ5,000~7,000人の資格者排出となりました。
日本は生活していると骨折、脱臼などケガが多く発症する国だから柔道整復師育成が急務?な訳がありませんが、整骨院、接骨院が急増している最大の理由は裁判結果から養成校が急増したためです。医師教育と違って、卒後教育の仕組みは無く、質は担保されていません。
柔道整復師、鍼灸師の急増から施術所も急増し、歯科医院と同様にコンビニよりも多い状態です。
歯科医院同様に接骨院、整骨院、鍼灸院の廃業は多く、養成校も潰れている現状です。交通事故も含めて、ケガは減少傾向にあります。そこで、クイックマッサージの様な事業展開が当たり前のようになっているのです。