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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)

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03-3991-7943

 

 

 

 

 

 

 

                     柔道整復師の施術

 柔道整復師の施術の変化と現状

かつての柔道整復師の役割
 以前は「ほねつぎ」や「接骨院」の看板が一般的で、特に京都府では「ほねつぎ」という名称が使われていました。柔道整復師は、整形外科医に代わって 骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷 などの外傷を治療する専門職でした。

 当時、軽い肩こりや腰痛では病院に行かず、日常生活に大きな支障がある場合のみ医療機関を受診するのが一般的でした。そのため、柔道整復師の仕事は 骨折や脱臼の整復と固定が中心 で、包帯の巻き直しを行いながら、腫れや熱が消えたら包帯を外して数日で完治するというのが通常の流れでした。

施術内容の変化と業界の拡大
 1998年(平成10年)の福岡地方裁判で厚生労働省が敗訴し、柔道整復師・鍼灸師の養成校を自由に開設できるようになりました。その結果、 養成校の急増と卒後教育の不足 により、有資格者が急速に増えたのです。現在、全国の整骨院や鍼灸院の数が増加しているのは、この背景によるものです。

 しかし、日本国内ですべての人が骨折や脱臼をするわけではなく、 柔道整復師の供給と実際の需要が合わなくなっている 状況も見受けられます。

現在の柔道整復師の施術と課題

 近年では、包帯固定を必要とする患者が減少し、代わりに 慢性的な痛みや機能障害 を訴える患者が多く来院しています。 

 そのため、柔道整復師の施術も変化し、「痛みを取り、スムーズに動ける身体に戻す」ことが求められるようになりました。この変化に伴い、従来の柔道整復師の教育では対応しきれないケースも増えており、 施術の質の向上や専門的な知識の充実が今後の課題 となっています。

まとめ
 柔道整復師の施術は時代とともに変化し、現在はより幅広い症状に対応することが求められています。今後は、技術と知識の向上、卒後教育の充実、患者への適切な説明が重要になってくるでしょう。

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