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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
私が学生だった45年ほど前、御指導いただいた大阪体育大学 加藤橘夫学長のご自宅にご招待を頂いた時のお話です。奥様から送られた言葉が今でも忘れられません。
「山下君!最近、私がバスで出かけると年配で杖をもつ方をたくさん見かけるようになりました。
これから高齢者はもっと増えることでしょう。ですから、高齢者の方達にも楽しく続けられる健康運動、健康体操が非常に重要になっていくと思いますよ。視野を広げてくださいね。」
現在、自分の身の回りのことを全て自分で出来る限界の年齢を「健康寿命」というようになりました。健康寿命を迎えると介護保険による「要支援・要介護」の認定に応じて生活を支援してもらえます。
交通事故死、突然死という突発的な不幸に見舞われる場合もありますが、多くの場合は「要支援1,2・要介護1,2,3,4,5」の介護保険を受けながら、徐々に体力の低下と病状の悪化により、残念ながら誰もが例外なく死を迎えることになります。
ますます超高齢化が進む今後の日本にとって、厚生労働省は健康寿命から平均寿命まで約10年という統計結果を報告しています。
したがって、
①健康寿命をさらに延ばしていくこと。
②健康寿命と平均寿命の期間を短くすること。
③健康で長寿でいること。
のために、生活スタイルが大変重要な問題です。
生活の基本は「運動・休養・栄養」であり「飲酒・喫煙」の管理をすることで、その人の生活環境、個人の体力によって、適した内容が益々重要になってきます。
私が博士課程の選択において、医学研究科ではなく生活科学研究科を選択した理由は、健康で長寿でいるには生活そのものが重要であり、病気になってからの対応よりも病気にならずに老衰で寿命を全うすることが最重要であると考えたからです。