西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分
公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
存在しません
鍼灸の「根治」と「標治」に合わせた造語と思われます
人間は小宇宙として未知の宇宙に例えられることが多いですが、まだまだ明らかになっていない事も多くあり、新発見されるニュースは絶えることがありません。「これさえ解決させれば全てが解る」ほど単純な関係性で機能が成立するほど人間の心身は単純ではありません。簡単であれば、古今東西生老病死で苦しむ人はいないでしょう。
多角的視野に立って、様々な手法を適材適所に行うことが医療であり、ガン治療の根治療法は病巣を全て切除することです。早期であれば、転移がなければ、手術で治療終了です。運動器の急性疾患であれば、局所の問題です。慢性疾患の場合は、複数の筋のダメージがありますから、一部の筋の回復では機能改善が回復しません。運動器疾患の慢性症状の場合は様々な要因が複雑に絡んでいるので「これさえ改善すれば回復するという単純な状態ではないことが考えられます。
「根本治療はこれです」というのは傲慢と考えます。
ある疾患に関して、症状別、年齢別、性別、伸長・体重・脂肪率などの体格、体力別などに分類した100名に対して、根本治療とやらを行った際の回復の結果を統計的に話す柔道整復師・鍼灸師・整体師等の報告を未だに見た経験がありません。また、雑誌投稿された報告も全くありません。
だからこそ、私は1例づつ症例を積み上げて学会報告をしながら、医師をはじめとする様々な先生方にご指摘を頂き、ご意見を求めて知識と技術のアップデイトを欠かさず継続しています。学会誌に掲載をしています。
医術によって患者様に対応し、医学的手法で医術を医療に格上げしようとしています。
根本治療を標榜する柔整師の根拠が私には解りません