西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分
公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年3月11日 更新
54歳、男性、不整脈(心室性期外収縮の頻発)のご相談
健康診断での不整脈発見で手術の選択のあるが鍼灸で様子を観るという選択もあると指導されて、HP検索で当院に来院。
MBCT(自律神経機能検査)での不整脈が、当院の鍼灸施術で消失。他に、手技、運動、深呼吸による心臓自律神経機能の亢進(心臓副交感神経機能の亢進)はが可能なので、今後は心電図を確認しながら、どの刺激、どの刺激との組合せが不整脈が改善するかを観察していくことが必要であることで終了。
MBCT(心臓自律神経機能検査)
心室性期外収縮の頻発
鍼通電及びお灸による不整脈の消失(60拍/分以下の安定した心拍数の推移)
治療後、深呼吸5回が腹式呼吸(上記緑)が大きく変化した。
深呼吸が改善している。
治療後の安静臥位、座位での不整脈改善には至っていない。
42歳、女性、逆流性食道炎 以下の治療で症状不変で来院
逆流性食道炎は無意識に身体を調整する自律神経機能が低下していること原因とで、首、肩甲骨周囲、上背部の筋緊張もあります。さらに、呼吸が浅く、深呼吸が出来ない状態です。
当院の心電図、呼吸測定による深呼吸訓練の有効性については、医科学論文から証明されています。
逆流性食道炎に対して、呼吸法によるバリア(下食道括約筋)の改善報告。
Breathing training on lower esophageal sphincter as a comple-mentary treatment of gastroesophageal reflux disease(DERD): a systematic review.
呼吸筋トレーニングは、逆流性食道炎のバリア(下食道括約筋)反射を改善する。
Inspratory muscle training improves antireflux barrier in GERD patients.
逆流性食道炎における呼吸法
Breathing Exercises in Gastroesophageal Reflux Disease: A Syatematic Review
逆流性食道炎に対する呼吸法の効果:メタ解析
The effect of breathing exercises on patients with GERD:
a meta-analysis.
腹式呼吸の訓練による逆流性食道炎のバリア(下食道括約筋)反射への効果
Positive Effect of Abdominal Breathing Exercise on Gastroesophageal Reflux Disease: A Randomized, Controlled Study.
逆流性食道炎(GERD)において、深呼吸の訓練がバリア反射を活性化する理由は、呼吸によって下食道括約筋の筋肉がリラックスし、胃酸の逆流を防ぐためです。深呼吸はリラックス効果をもたらし、下食道括約筋の筋肉を弛緩させることで、胃酸が食道に逆流するのを防ぐのに役立ちます。
呼吸訓練は、ストレスや緊張を軽減し、胃酸の逆流を減少させる効果があります。また、深呼吸は全体的なリラックス効果をもたらし、GERDの症状を軽減するのにも役立ちます。
55歳、女性、テニスのプレイ中に転倒して手首骨折。
嫁ぎ先のニュージーランドでボルトで骨折部の接合を行ったが疼痛が徐々に増強。ボルトがゆるんでいることが判明し即切除。その後、固定期間が長く日常生活にはほとんど支障はないが、感覚の左右差があり不快感が解消されない
一時帰国の際に当院を選択し、PNF、皮膚刺激による手技にて、硬結、瘢痕組織が消失(約1時間の時間を要した)して関節の可動域が左右差なく改善された。
当院の手法は、呼吸と循環から心臓自律神経機能の高まりを確認しながら施術をしています。さらに、日常生活の指導をして、施術以外でも自己管理の方法を指導しています。ダブル効果で回復が早まるのです。
機能性ディスペプシアと診断された26例は、初回で症状改善方向に進みましたが、うつ病を併発している方は精神科との併用による施術をしていました。
私の研究テーマは、物理刺激の限界です。何でもかんでも鍼灸だけで回復させようとすることは、鍼灸に対する驕りだと考えます。
このことをふまえて、改善症例をご報告しています。
下記のテニス仲間から紹介で来院した74歳、女性。
テニスは出来るが、肩が上がらない。
身体の硬さ・筋の柔軟性欠如は、痛みに連動します。
自宅で出来る運動を指導して、1週間に1回のセルフ指導。
3回で動きが良くなり、やり方を理解したので、次回は4週間後。
自分で出来ることはしてきただき、自分では出来ないことを指導しています。
70歳女性。下肢のしびれが発症し、整形外科、整骨院、鍼灸院に行っても症状不変。
日常生活では階段を降りる際に常時ひざに痛みがある。整形外科受診で正常御範囲内と湿布のみで、症状不変。
PNFストレッチの他、「日常やるべきテニスの出来る身体づくりを指導」
症状は消失。基礎体力低下からのシビレと判断し、「日常生活に適した身体の手入れ法」を伝授。
65歳・女性;アマチュアテニスプレーヤー
1か月ぶりにテニスを2時間練習した翌日、腕が挙がらない
首周囲、肩周囲(上背部)の筋緊張のために肩関節が動かせない状態で、腫れ、熱はない。
鍼刺激、PNFストレッチなど、20分間ほど施術。
これまで以上に関節の可動域が拡大し、本人は大喜びで施術終了。
16歳男性;国外でのバイクレースに出場するプレーヤー
自分の思っている記録が出ない理由が精神面だと思い、メンタルトレーニングの必要性を感じてホームページを検索。ご両親と来院。
K-W変法テストから基礎体力低下傾向にあり、メンタルよりも成長期にともなう体格の問題による身体バランスの変化にプレイを対応し切れずにいることを説明する。
深呼吸の訓練、姿勢変換と呼吸による心臓自律神経検査により、疲労の蓄積の可能性から、ストレッチ、睡眠の方法を伝授して、自己管理法を伝える。
9月末からの国際試合後に、計画的なコンディショニングを実行することにする。
67歳・女性;マラソンランナー 国内外で活躍されているランナーで、目標は4時間を切ること。
K-W変法テストから基礎体力の低下。MBCTにより深呼吸が腹式呼吸で出来ないが判明し、トレーニング指導。
1か月後に呼吸コントロールが出来てきて、ランニングが楽になってきたと報告あり。
深呼吸の訓練
アイルランド症状不変であった機能性ディスペプシアの治療に一時帰国して来院した15歳男性は、当院の治療では1回で症状消失しました。
ただ、寛解とも考えられますが、2024年6月26日初診で、2024年7月14日時点で症状良好を維持していました。
今週アイルランドに帰るというので、最後の治療は心電図と呼吸曲線を測定しながら深呼吸ならびに深呼吸しながら様々な皮膚皮下組織刺激をして、自分自身で自律神経機能を高めるテクニックを身につけてもらうことにしました。
1. 赤枠は、深呼吸5回を示しています。
2. 黄色枠は、皮下組織(皮下3㎜まで)を呼気時に15回刺激
3. 青枠は自分自身で鍼管で呼気時に軽く叩く15回刺激
4. 緑枠は、自分自身で呼気時に皮膚をさする15回刺激
5. 筆による呼気時にさする15回の皮膚刺激
いずれも心拍数が深呼吸よりも減少しています。
深呼吸プラス様々な皮膚刺激で心拍数はより減少するのです。あとは、個人の好みで刺激を選択すれば、自分流の方法で落ち着きます。
「うつ症状としての睡眠障害に対する症状良好になった症例」について、全日本鍼灸学会宮城大会で症例報告を致しました。
2019年頃から約5年間、不眠と動悸が出るようになり近隣医科受診しましたが、自律神経機能の低下からの症状と考えられるため、歩行運動を勧められる。
2018年に二人暮らしをしていた母親が100歳で亡くなってから体調の変化は生じていた。
当院でのメカニズム鍼治療M6と共に首・肩周囲の皮膚刺激による軽度手技刺激25分間を行いましたが、主訴が不眠の方が開始5分頃からいびきをかいて眠り始めました。心拍は減少し、明らかな心臓副交感神経機能の亢進、自律神経機能の亢進が得られました。
ご自身での深呼吸は実施してきたと言いますが、深呼吸が深呼吸になっていないことが画像から確認できましたので、次回は深呼吸の確認と訓練を行います。
鬼ごっこで走り回った後に膝が痛くなり、立ち上がり動作、階段昇降が通常の様には出来なくなった症例です。
膝が痛いと来院されましたが、膝関節の問題ではなく「鵞足の圧痛著明」で両大腿部ハムストリングスの硬さと弱さが原因でした。鍼治療をご希望でしたが、その必要が無いと判断しての施術で、初回で機能改善が得られました。
「成長痛・鍼・練馬区」で検索したら当院がヒットして、電話を頂きました。
何でもかんでも、鍼が第一選択ではありません。当院は、鍼灸、手技、運動、電気による刺激の患者に対する最適化を実践しています。
2024, 1,22に圧迫骨折と診断された59歳女性が、2週間後に「日常生活で痛みが無いならもう通院しなくても大丈夫ですよ」と言われた症例です。
趣味でバトミントンをしているが、復帰して大丈夫か心配で「圧迫骨折・整骨院・練馬」で検索してホームページを確認したところ、当院の内容に信頼性があると判断されたそうです。
初回は、提携している検査クリニックでMRIによる画像診断が優先です。整形外科では終了時に画像確認は無かったそうです。
多くの場合は胃の不調の他に「不眠、イライラ、肩こり、めまい」が共なうともなうことが多く、呼吸が浅く、瞬時心拍数が高い傾向でした。
しかし、件数は少ないですが、瞬時心拍数が座位で60拍/分前後、臥位では50拍/分後半までの低く、冷え性の方が散見されます。
痛みのために動きたくもなく、元気さが無くなり基礎体力低下による新陳代謝の低下から低体温・冷え性の傾向がみられます。
脳神経外科(大学病院);右眼奥に3.5㎜の動脈瘤、経過観察中
精神科(大学病院);うつ病
循環器内科(循環器専門病院);狭心症
内科(近隣医科);橋本病
眼科(近隣医科);緑内障、ドライアイ、シェーグレン症候群?
内科(近隣医科);逆流性食道炎
MBCT(心臓自律神経機能検査)後に、身体の硬さ(関節可動域制限:腰椎骨盤リズム、両肩関節)を鍼刺激では刺激が強すぎるため、手技により回復傾向あり。筋緊張を解消する目的で心臓自律神経機能を改善させる。
約4年間で医療機関6施設で不変、当院施術1回で症状改善
約4年前から腹痛、胃痛、背部痛、ゲップがあり、胃痛は常時ある症例で、娘さんがホームページを検索して親子で来院された症例です。
既往歴は
H消化器病院に受診。
CTスキャン、胃カメラ、血液検査、共に異常なく、過敏性腸症候群を診断され、薬物を処方されるも症状不変のため中止。
K内科に受診。
胃カメラ異常なし。薬物を処方されるも症状不変のため中止。
Mクリニック受診。
胃カメラ、超音波画像、血液検査、共に異状なく、薬物を処方されるも症状不変のために中止。
T総合病院に受診。
「機能性ディスペプシア」と初めて診断され、薬物を処方差されるも症状不変のため中止。
Iクリニック
漢方薬を処方されるも症状悪化したため中止。
F内科
胃カメラ、血液検査、共に異状なく「機能性ディスペプシア」と診断され、薬物を処方されるも症状不変のために中止。
鍼灸院を検索して、ご自宅から約1時間かけて当院に来院。
現病歴は
常時、胃のヒリヒリ感、背部痛。
社会生活は、4回/週に午前中の半日、パートタイムでの勤務。
日常生活は、1日少量3食と少々の間食、24時~5時半の睡眠。
ミニバスケットボール
週6日練習、通常2~3時間、週末6時間
・5~6月;踵痛、アキレス腱痛がプレイ中に発症
・9月 ;日常生活の歩行でも症状増悪
・10月初旬;Y整形外科受診、X-線、エコー正常
・10月下旬;I整形外科受診、X-線、エコー正常
・11月 ;S整形外科受診
12月3日(日曜日)練習中にジャンプ、着地で発症。
PNF、電療、アイシング、装具固定で歩行動作疼痛消失
12月6日
PNF、ダイナミック運動療法、ストレッチ指導、アイシング
12月8日
運動負荷を調整し、日常の自己管理法を指導。自分で管理できることはおこなう。自分で出来ないことを当院で実施継続し、毎日改善の刺激を心身に入れていく。
ダイナミック運動療法は、故市川宣恭先生(大阪体育大学教授・旧大阪市立大学医学部整形外科)が考案したアスレチィック・リハの手法の一つであり、当院が踏襲している手法です。
3日目には疼痛なく日常生活動作支障なく、順調に回復が進んでいます。
3年前に腰痛で近隣整形外科で椎間板ヘルニアと診断を受ける。治療法が無いと言われてコルセットと痛み止めを処方されただけだったので、再診はやめる。
その後3年間は症状不変であったが放置してた。しかし、椅子からの立ち上がり動作で腰痛が増悪。
訪問看護の看護師をしている娘が当院の通院歴ある患者から情報を聞いて、当院のホームページを検索後、母親が来院。
椅子の立ちしゃがみで疼痛が強く、長座で床上9㎝の前屈だった状態が、初回の施術後には前屈が床下1㎝まで柔軟性が改善し、立ちしゃがみが楽に可能となる。
3年間の慢性腰痛から急性腰痛に移行した方が、1回で改善し、笑顔で帰宅。
起床時、起き上がり動作で腰痛発症。車の運転など長時間座位で腰がズキズキ痛む。歩くことなど、特定の動作で腰が痛むことは無い。何とかなると思い、1か月放置していたが症状増悪したために近隣医科整形外科受診したが、レントゲン異常なく、痛み止め・湿布を処方された。
しかし、整形外科受診後1か月症状不変で、ホームページを見て当院に来院。1回で機能回復に向かう結果が下図の前屈から確認できる。
上の図は、初日の施術前(左)の体前屈です。
痛みと怖さで両手は両脚に手を添えないとこれ以上の体前屈ができない状態です。
中図は施術途中に長座位での前屈を確認しました。
多少の前屈は改善しましたが、腰の痛みは変わっていないとの訴えがありました。
右図は施術後の体前屈です。
痛み無く、背中の硬さで前屈が出来ない状態まで改善しました。施術前後の腰椎のわん曲が平らな状態(施術前)から丸い状態(施術後)に変化したことが確認できます。
腰部の筋の柔軟性が正常な状態に方向づけされ、動きやすさが向上したことが観察できます。
「腫れ、熱、神経障害、レントゲン撮影」は支障なく、疼痛が強くて動けない状態は、整形外科に行っても外科的な処置が必要ないので、整形外科では痛み止めと湿布の処方しかやりようが無く、1か月経過しても治らない症状・状態が当院で改善に向かったという代表的な症例です。
医者には治せないことがある。
医師には治せない理由がある。
しかし、当院で治せる根拠がある。
ということです。
2023年10月7日来院
深呼吸の学習・訓練の後の1回の鍼刺激で、約4年間常時あった「胃のヒリヒリ感は消失」し、常時あった「背部痛は軽減」したと喜んで帰宅されました。
パソコン操作、ゲーム操作で両ひじ関節内側から両手首にかけて発症した約3か月前からの両前腕痛で医科に受診。
整形外科でレントゲン、MRIによる画像診断は異常のない症例です。
1. 整形外科でレントゲン異状なし。
腫れ、発熱、シビレなく、湿布処方で終了。
2. 他院クリニックでステロイド注射を2週間に1回。
症状不変。
ホームページを閲覧して当院受診されました。
慢性疼痛は自律神経異常が疑われるため自律神経検査(MBCT)を実施。異常が認められたので以下に示します。
臥位心拍数が約75拍/分、座位心拍数が約85拍/分
臥位、座位ともに約15拍/分の心拍数の増加による
自律神経の機能増悪
上記は、独自の軽度皮膚刺激の推移を瞬時心拍数と呼吸曲線によって示しました。
左から、臥位姿勢での手技を、左肩、右肩、頸部、右前腕、左前腕の順に施しました。
最初に横になった状態から最後には瞬時心拍数が50拍/分台で推移しています。
自律神経機能が改善し、臥位姿勢で75拍/分から50拍分台まで約15拍/分の心拍減少となりました。両前腕の疼痛は消失していました。
機能性ディスペプシアは原因がはっきりと分かっていない胃炎で、胃・十二指腸の運動異常や感覚過敏、胃酸分泌、心理的なストレスなどが原因の1つと考えられています。
そのほかの原因として、アルコールや喫煙、不眠といった生活習慣の乱れが関係していると言われています。また、複数の原因が組み合わさって発症すると考えられています。
機能性ディスペプシアとは、検査で明らかな異常がないにもかかわらず、慢性的なみぞおち辺りの痛みや胃もたれなどの上腹部症状をあらわす病気です。慢性的な上腹部症状は、胃や十二指腸の炎症、潰瘍、がんなどの病変(器質的異常)が原因とする場合が多いのですが、病変が認められないこともあります。この場合には、胃や十二指腸の機能的な問題によって症状が引き起こされていると考えられます。機能性ディスペプシアは命に関わることはありませんが、QOL(生活の質)に影響するため、早めの来院をお勧めします。
症例は、43歳、女性、身長161㎝、体重45㎏
胃の調子が悪くなったのは息子が難病指定となり、入院、仕事、夫の単身赴任で不安感ある生活が始まったころと一致していました。
精神的にも肉体的にもストレスは呼吸を浅くなり、心拍数は上昇し、血圧上昇、筋緊張が誘発されます。
以下に、鍼治療前後の自律神経検査(MBCT)を示します。
メカニズム鍼治療M6直前の自律神経機能検査(MBCT)
メカニズム鍼治療M6直後の自律神経機能検査(MBCT)
深呼吸学習1
上記は深呼吸の学習を4回実施した結果です。
1回目;呼吸曲線が一定ではなく、呼気量がいて胃でないこと
を表わしています。「りきみ」のある深呼吸が推察さ
れ、呼気時最小瞬時心拍数が徐々に増加していること
がわかります。
2回目;呼気量が徐々に少なくなり、呼気時最小瞬時心拍数も
徐々に増加しています。「りきみ」が推察されます。
3回目;呼気量が徐々に増加し、呼気時最小瞬時心拍数も
徐々に増加しています。「りきみ」が推察されます。
4回目;呼気量が大きく一定化しています。しかし、呼気時最
小瞬時心拍数が徐々に増加しています。「りきみ」が
推察されますが、これまでの中で呼吸が安定している
ことがわかります。
深呼吸の学習効果が認められます。
1. 大きなガス交換(呼吸曲線の振幅を大きくする)
2. 深呼吸に時間をかける(呼吸曲線の周波数を大きくする)
3. 「りきみ」をいれない。筋収縮は交感神経機能を高める
1年6か月前に機能性ディスペプシアと近隣の内科で診断され治療法が無いと言われて放置していた方です。それでも藁をもすがる思いで鍼灸院、整骨院、整体院に通院したけれども効果なく、当院に来院されました。
現在の症状は、胃の不調、食欲無く、食べると気持ちが悪くなる。また、肩こり、頭痛で苦しく、眠れないことが継続しています。
メカニズム鍼治療M6、首肩の皮膚刺激による自律神経機能の改善を目的にした全身治療を施しました。
施術中は心電図による瞬時心拍数および呼吸曲線を観察しながらおこないました。途中、いびきをかいて眠っていました。
明らかな心臓副交感神経機能の改善です。
以下に、鍼治療・手技の前後の自律神経検査(MBCT)によって、明らかな心臓自律神経機能の改善が認められました。
肩こり、首痛も明らかな軽減が認められたと証言されます。
メカニズム鍼治療前の自律神経検査(MBCT)
臥位姿勢の瞬時心拍数は約85拍/分を推移している。
メカニズム鍼治療後の自律神経検査(MBCT)
臥位姿勢の瞬時心拍数は約75拍/分を推移している。
ピアノ教師
右首の痛み、頭痛、吐き気、寝ても寝ても疲れが取れない。
15か16歳ころから睡眠導入剤を現在も服薬。常に不安感あり。やる気が低下して、子供に教育的指導が必要だと思える時も叱る気も出ない時がある。単なる頸部運動器の筋緊張を緩和させることではなく、自律神経失調による症状にもとれる症状のため心身連関テストMBCTを実施した。その後、頸部~右肩周囲の筋緊張緩和の鍼治療および手技の後、再度MBCTをおこない、刺激に対する反応を確認した。結果は以下の様に改善した。
治療前のMBCT
治療後のMBCT
喘息児の症状改善に関する最新情報
昼間の緊張、夜中に喘息発作で小児科に通院服薬中の11歳男子。
西條一止元筑波技術短期大学学長、同名誉教授の開発した現代医学的「メカニズム鍼治療M5」の継続で4週目から喘息発作消失し、症状良好を維持している。
1週間に1回の鍼治療の継続。夏休みなどで母親の故郷に旅行するなど、2週間、3週間空いた時もあったが、現在9回目を終了し、医科の服薬継続でも断続的な喘息発作が3週間消失している。担当医との相談をふくめて、服薬中止の時期を思案中。
8か月間、投薬治療で症状不変。夜眠れない(寝つきが悪く、夜中に起きてもすぐに眠れない)
MBCTによる自律神経検査は以下に示します。
メカニズム鍼治療の前後では心拍数が減少し、深呼吸で息が吐けるようになり、心身の安定が認められます。今では熟睡できる様になったと患者の感想。患者の主観的評価だけでなく、心電図、呼吸曲線から観たMBCTによる自律神経検査からも確認できた。
メカニズム鍼治療前のMBCT
メカニズム治療後のMBCT
自転車を移動させようとハンドルをもって歩いていた際に、バランスを失って転倒。左手、左ひじをついて左肩から地面に横むきになって転倒した。整形外科では画像診断異常なし。通院3週間で症状不変のため、ホームページを見て当院に転院。
上腕二頭筋、烏口腕筋、三角筋、肩甲挙筋、肩圧痛著明。甲下筋、前鋸筋の筋緊張が取れない。
頭が洗えない。
腕が90度以上あがらない。
鍼治療、手技にて5日で日常生活に支障が無くなり、現在は動作の左右差が無くなることを目的に継続加療中。
右腕が動きにくくなり、整形外科に受診。画像診断は異常なし。通院するが症状不変のため、発症してからからで1年半後に当院に来院。
当院来院時は、上腕二頭筋、烏口腕筋、三角筋、肩甲挙筋、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、前鋸筋、いずれも短縮して頭が洗えない、手が後ろで握れない状態であった。
鍼治療、手技にて7日で日常生活に支障が無くなり、現在は左右差が無くなることを目的に継続加療中。
10年前から右股関節、右腰、左肩、右首、右半身のシビレが変わらず、整形外科、整骨院、鍼灸、整体に通院するも症状不変。現在まで、自己流で水泳を2年前から週7日、1日1時間。パーソナル・トレーニング週2回、6か月、症状不変。
画像診断では異状なく、機能低下の状態です。このような症例では、整形外科医は為す術がありません。その理由は外科に内科治療が出来ないということです。外科的手術は必要のない症例です。本来は整形内科が必要です。
整形内科に相当するのが柔道整復師・鍼灸師ですが、専門学校で1日90分授業を2回、3年間という短時間であり、卒後教育もシステム化していないので、有資格者のバラツキは非常に大きいのが実情です。
柔道整復師・鍼灸師は医師と知識に格段の差があり、医術(経験智)のバラツキもあるため、良くなったとしても再現性に欠けるのが現状です。教育システムが無いためです。
さて、本症例について解説します。
強化トレーニングで身体の痛みを取り去ることが出来ると勘違いをされていました。筋の強さ・硬さ、筋の柔軟性と弱さのアンバランスが強く、姿勢の乱れが著しい状態でした。
新たに始動した運動は、身体の柔軟性を身につけ、脱力を身につける手段であることを再認識して頂きました。
これまでの全ての運動を中止し、新たな運動メニューを開始しました。鍼刺激、手技刺激、運動刺激により、直後効果は関節可動域の拡大と動きやすさを自覚してもらい、初回は笑顔で終了。
運動経験のある方であれば、筋の短縮、筋の周囲系の左右差が顕著でなければ、即時効果は可能です。
2022年1月中旬から食後に「しゃっくり」が止まらず、内科受診も為す術無く放置。
ホームページを見て当院に2022年4月27日に受診。
「しゃっくり」は、横隔膜のケイレンですから、副交感神経の亢進、交感神経の抑制が必要です。
この2年間はコロナ禍で大学には行かず、バイトも出来ず、自宅から外出することが殆どない日常生活であった。中学・高校では陸上100mが専門であった。
運動不足による基礎体力低下、自律神経機能低下が濃厚なため、MBCT検査後にメカニズム鍼治療M6、頸部手技、運動指導。
2週間後には「しゃっくり」は半減以下、4週間後には日常生活に障害なく通院不要となりました。
バスケットボール部練習5回/週、熟4/回、入眠時間12時~1時、起床7時、主観的疲労感++(眠気、集中力欠如)
心電図測定によるHRV, RSAから慢性疲労による副交感神経機能低下が考えられたため、メカニズム鍼治療M6、頸部手技を各25分間。呼吸曲線を観察しながらの深呼吸の訓練。
日常は腹式呼吸、皮膚刺激による副交感神経機能更新の手法を処方する。
上図は、「適応障害、うつ」と診断され、不眠症を訴えていた方の呼吸曲線(緑)と心拍数(青)の推移です。5か月間症状不変で、心療内科、鍼灸、整体、気功を受診しましたが症状不変で当院に来院した方です。
赤枠は一方の手を胸部に、他方の手を腹部において深呼吸5回の推移です。深呼吸の吸気時は腹部が大きく膨らみ胸部は動かない様に、呼気時は腹部がへこみ胸部は動かない様に指示した時の呼吸曲線(緑)と心拍数(青)の推移です。呼吸は大きく(緑)、腹式呼吸が出来ています。しかし、呼気時心拍は減少していますが、一呼吸ごとの呼気時最低心拍数が徐々に上昇するのが観察できます。呼吸曲線は心拍数と同期して心拍も減少していますがかわらず、心拍が呼吸に同調せずに徐々に上昇しているので、力みのある交感神経機能の亢進要素が加わっていると考えられる。
黄色枠は、手を身体から外して同様の腹式呼吸を指示した際の呼吸です。本人は腹式呼吸のつもりですが、実際は胸式呼吸になっているために赤枠の呼吸曲線とは異なっていることが観察できます。
青枠は、手を身体から外して腹式呼吸ができた呼吸です。学習効果が得られた結果です。この呼吸を自宅で寝る前にふとんの中でするように指導しました。
現在は、以前より眠れるようになったそうです。
医師からは「後療は施術で良い」とのことで、家族の依頼で施設に往療に向かう。2回目の画像診断でも骨折は無かったが、3週間分の湿布を処方される。
保険施術は医科との併用が不可であるため、3週間の湿布の処方は薬と同様で医療を受けていることになります。したがって、柔道整復師の保険施術が不可となります。
3週間が過ぎ、疼痛が残存し、患者および家族が希望すれば、柔道整復師の保険施術は可能になります。
くれぐれもお気を付けください。
手関節骨折(橈骨遠位骨折)にてギプス固定5週間。その後は、自宅での運動を指示されて終了。自宅療養で不変にて、他の整形外科に転院し、リハビリテーション12週間継続するも症状不変、機能回復に満足度が無く当院に転院。
当院での運動指導で即時に関節可動域改善
1.クライオキネティック
2.PNF
自宅での運動指導
1.ゴムボール・エクササイズ
2.自宅でのクライオキネティックの応用
3.入浴中の温熱ストレッチ
大阪市立大学整形外科教室医局での運動療法、大阪体育大学スポーツ医学研究所での手法を応用した当院独自のトータルエクササイズにより即時効果が得られ継続中。
患者に通院していたクリニックでの画像診断を指導し、担当医から現在の状況と今後の加療についての報告を以下の画像と共に持参。
傷病名
左橈骨遠位端骨折、左手指骨萎縮、骨粗しょう症、慢性疼痛
既往歴
デュプイトラン拘縮術後
症状経過および検査結果
2021.10.20. 転倒にて左橈骨遠位端骨折受傷。他院にて整復、ギプス加療されたようです。途中特に理学療法う等施行されず2021.11.26当院に受診されました。
初診時骨癒合認めるも。橈骨短縮橈側転位残存、尺骨突き上げを認める。理学療法にて手関節可動域向上しましたが、回内回外の制限及び手指拘縮が改善せず、長期固定に伴い(固定中は一度も促通等施していなかったようです)筋腱膜の癒着、滑走障害、手根骨の可動性低下等、様々な要因が複合的に重なり現在の症状を呈していると考えます。一度超音波上の筋膜リリース等施行してみる予定(3/15)です。また、手根骨の可動性の確認(3/16予定)も併せて施行します。
今後貴院にてご加療を希望されており、一度診療情報提供させて頂きました。宜しくお願い致します。
2021年10月に2回目のコロナワクチン接種後、副反応が3か月間不変であった症状が当院の現代医学的鍼(M6)手法によって改善しました。
接種した部位の腕∼肩∼首の痛みは大根・白菜など少々重いモノを持つこともつらくなっていました。
主観的評価である自覚症状の改善だけでなく、下図に示す様に副反応の回復が自律神経機能検査MBCTにより確認できました。
心臓自律神経機能検査MBCT
緑は呼吸曲線、青は心拍数、赤枠は深呼吸5回を示します
鍼治療の前(上図)よりも後(下図)の方が、心拍数が減少し交感神経の抑制、副交感神経の亢進が観察できます。
進行型 変形性股関節症
52歳女性 左変形性股関節症 進行型
既往歴;先天性股関節脱臼、橋本病
立ちしゃがみ、歩行困難で来院
MRI結果
左股関節において、懇切裂隙の狭小化がみられ、多数の骨嚢胞を認め、骨棘形成も認められる。
大腿骨頭の変形も認められる。
大腿骨頭骨折は認められないが、骨頭に一部骨挫傷が認められる。
先天性股関節脱臼があり、そのための変形性股関節症を来しており、今回の外傷による骨挫傷を呈したものと思われる。変形性股関節症としては進行型である。
50歳 女性
接客業・ホールでの勤務にて両ひじ痛発症。ビールジョッキなど配膳以外にビールケースの運搬で突然の激痛発症。近隣の鍼灸院で疼痛変化なくHP検索して来院。
橈骨頭の偏位あり、橈骨筋圧痛著明、手関節撓屈および背屈の運動痛著明。
1. 肘関節の屈伸および回内・回外にて牽引することによる
橈骨頭の偏位を矯正整復。
2. 筋緊張を鍼刺激にて抑制。
3. 肘をかばっての肩関節周囲の筋緊張著明にて、肩関節・
肘関節の11方向のストレッチにて疼痛緩和。
4. 屈伸運動疼痛は非荷重で消失。
アーレでの疼痛は1㎏なし、2㎏±、3㎏±、ほぼ消失。
4. 舟橋から練馬まで2時間かけての連日の通院が困難であ
るため、自宅でのストレッチ指導および温熱・冷却の指導。
次回は2週間後。気になる時には連絡するように指導。
右肘橈骨頭の偏位(腫脹ではない)
右肘橈骨頭の偏位(腫脹ではない)
右肘橈骨頭の偏位(腫脹ではない)
32歳 男性 182㎝、83㎏。
右足関節捻挫 バスケットボール
中学生から継続しているバスケットボール。社会人になっても毎週土曜日もしくは日曜日の週1回は、仲間達との約2時間ほどのバスケットボールを継続していた。
1年ほど前に、右足底に疼痛あり、整形外科で足底筋膜炎と診断され、安静にするようにすれば治ると言われたが、痛みが無くなりプレイすると再発することが数か月続いた。
当院に来意する1か月前、プレイ中に右足首の痛みが強くなる。腫れなく、痛みの為にジャンプ、ダッシュ、ストップ、ターンが出来ず、約1時間で激痛になりプレイ中止。
整形外科クリニックに行ったが、レントゲン画像は正常で日常生活に支障が無く「当院では何もすることが無い」と言われて途方に暮れ、ホームページ検索して当院に来院。
慢性の足関節捻挫
局所発熱なし、足関節内外側靭帯圧痛なし、発赤なし、疼痛著明で機能障害あり(ROM制限) 以下に詳細初検
足関節内外外側主要靭帯に圧痛なし、足底筋膜は踵骨に圧痛(+)、アキレス腱圧痛(++)、足関節背屈5度他、ROM制限著明、腓腹筋・ヒラメ筋拘縮(++)、腓骨筋群拘縮(++)、遠位骨間靭帯圧痛(++)、ハイアーチ凹足、槌指マレットフィンガー
これだけの症状を一つ一つ正常に戻すには、手間と時間がかかるのですが、整形外科で湿布を1か月処方されていたので、初検は保険外となります。1か月は整形外科に通院していることになってしまうからです。
1か月後、1回施術370円で上記複数の問題解決に着手。
1. 毎日来るなら早く治る!
2. 来れないなら自分で出来ることはやる!
3. やらない、出来ないなら来る!ならば、私は治せます。
1週間で目途がつきました。
患者さんの心も
「本当に良くなるのかなあ?」
「いや待てよ!」
「まんざら嘘でも無さそうだ!」
「行くしかない!マジで痛く無くなってきた!」
と、顔色も会話の内容も変わってきました。
37歳 男性 173㎝、69㎏。
手掌多汗症
両手掌の多汗症を主訴とした自律神経失調症。書籍を持ったら書籍がべちゃべちゃになるほど汗が出る症状です。
第一子出産後、夜泣きなどで不眠が続く。心療内科受診しての薬物治療で不変。発症から2か月後に当院で薬物治療と併用して鍼治療開始。
現代医学的考察による鍼通電治療を実施した。毎回の鍼通電ではHRおよびHRVの推移を観察し、治療前後の血圧測定および4週に1回の定期的なMBCTにより心臓自律神経機能評価を行った。結果は以下に図示。
服薬は、ゾルピデム5mg、トフィソパム50㎎からロフラゼプ酸エチル錠1㎎に変更。運動は100~120bpmの強度で30min./日、3~5日/週。
週2回を7週間と1回、週1回を6週間、2週間に1回の計22回の鍼治療、その後は薬物治療終了、散歩とジョギングは継続し、症状は良好を維持している。
以下は 心身連関テスト(MBCT; Mind-Body Connection Test)による心臓自律神経機能検査の結果である。
心身連関テスト(MBCT; Mind-Body Connection Test) による心臓自律神経機能検査
2020, 12, 29 126/85, 83bpm
2021, 1,30 107/68, 64bpm
2021, 2, 27 120/75, 60bpm
2021, 3, 28 113/79, 53bpm
67歳 女性 160㎝、52㎏。
腰椎側弯症、肩こり、3年前に大腸がん
脊柱起立筋(腰最長筋、腸肋筋)筋緊張(++)
体幹の指示性減弱(腹筋力低下)
歩行時の息切れあり、心不全の疑いあり。
循環器内科紹介
71歳 男性 160㎝、70㎏。
軽度認知障害(MCI)
5年前から実地医家(町医者)で、6週間ごとに服薬の処方箋を受け取るために通院。治療は服薬のみ。
脳の画像診断無し。運動指導・栄養指導なし。
糖尿病
5年前から食前血糖値200前後。運動指導・栄養指導ら空腹時血糖値200前後不変。J医大にて継続投薬治なし。
初検
1.心臓自律神経機能検査
2.合谷―孔最、足三里―三陰交に鍼通電(M6)25分間
(心電図装着)
3.問診後、東京総合病院に紹介を送る
53歳 男性 高血圧症 自宅では130~140/80~90。時折150/90。2020年9月開始
高血圧学会;収縮期血圧<120 かつ 拡張期血圧<80
15年前からの高血圧治療を鍼治療併用に切り替えた。
β遮断剤;メインテート2.5mmg/日 服薬終了(鍼治療9回目)。
血圧所上昇は末梢血管抵抗と密接な関係があり、腰背部および下肢の筋柔軟性を改善させることを加えた(鍼治療30回目)。
Ca拮抗薬;アムロジン5mmg×2錠/日から5mmg/日に変更 (41回目;2021,4/1)。
・ARB アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬; アバプロ 100mmg×2錠/日
10歳 男性 オスグッド・シュラッテル氏病
脛骨粗面圧痛、ジャンプ、ターンでの運動痛
大腿部前面 (大腿四頭筋), 大腿部後面(ハムストリングス)の柔軟性欠如。アイシングを行っても冷却による局所の赤身(皮膚血管の拡張による冷え)が、脛骨粗面の局所発熱により赤くならない。継続的冷却とストレッチが自力で改善する方法である。
クライオ・ストレッチ
アイシング直後にストレッチを行うテクニック
53歳 男性 高血圧症 自宅では130~140/80~90。時折150/90。
15年前からの高血圧治療を鍼治療併用に切り替えてβ遮断剤;メインテート2.5mmg/日から服薬終了し、症状良好を維持。しかし、身体柔軟性欠如(FFD床上10㎝)から末梢血管抵抗が考えられる為に血圧降下剤を減薬するまでには至らず、背部、下腿の筋緊張緩和を含めた鍼治療および運動指導を追加している。
・Ca拮抗薬;アムロジン5㎜g×2錠/日
・ARB アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬; アバプロ 100mmg×2錠/日
61歳女性 右股関節痛 転倒にて発症
基礎疾患;肝障害、腎機能低下
転倒にて整形外科ペインクリニックに受診
レントゲンで骨折は無いが当院を選択。左右の足の長さ変化なし。股関節の内外旋に左右差なし、膝屈曲にて股関節屈曲に制限あり。腸腰筋の緊張緩和で屈曲改善傾向あり。来院で楽になるが、仕事・自宅での生活で疼痛増強。下腿の浮腫著明の為心不全を疑う。肝障害および腎機能低下は心不全による可能性あり、心電図検査にて、早急に循環器内科受診を促す。
その後、6週間後に連絡があり、骨折で人工関節置換術をされたという電話がありました。最初受診したクリニックでは、レントゲン撮影でも骨折を見逃していたのです。
医師も骨折を見落として、医師の言うことを鵜呑みにして、柔整師・鍼灸師が医師を信じ切ると損をすることをあらためて思い知らされました。「人は必ず間違える」ことを前提としなければなりません。
施術前
1分間の施術後
70歳女性 腰痛(起床時の立ち上がり動作で発症)
基礎疾患;腰椎ヘルニア(2016)、パーキンソン
基礎疾患であるパーキンソン病は自律神経疾患の代表格でもある。腰痛の対応には、筋緊張の抑制と弛緩を目的にした物理刺激を行いますが、この型の場合は先端恐怖症のために鍼治療以外を希望されました。MBCTによる心臓自律神経検査では、あきらかな自律神経失調が認められた。
以下に、2016年の画像を示しますが、以降の画像は撮影されていません。
2016年8月
74歳女性 下腿粉砕骨折後の経過
上図に示すように、レントゲン撮影では骨が正常に戻り、回復しました。津美の問題は、この金属を取り除くことの必要性で相談されました。
私の答えは、
「一生このままで、余計な手術の負担をかけない」
ということです。
最初の総合病院では、手術で取り除くことを勧められたので、私が他の総合病院でのセカンドオピニオン(第二の意見)として受診を勧めました。私も病院に付き添いで同伴致しました。
セカンドオピニオンの結論は「手術は進めない」。
1. 全身麻酔でのリスク。
2. ボルト17本を抜いた後の穴から亀裂骨折のリスク。
3. 金具を抜く際の皮神経損傷からシビレが消失しない リスク。
4. ボルト、金具が骨と癒着している場合に、神経、筋 への損傷の可能性が否定できないリスク。
私の見解と大学病院付属総合病院の医師と同一見解であり、患者さんも納得して手術をしない方向で結論を出しました。賢明な結論と思われます。
場合によっては、通院患者さんの付き添いとして病院の医師へ質問いたします。これが私の「責任を持つ」ということです。母の死は、医師との意思疎通が無かったことにあると痛感しているからこその行動です。どうしても付き添いを希望される方には、患者さんの希望に合わせる努力をします。
骨折1年後
骨折1年後
53歳男性、15年前から高血圧治療のために投薬を継続していたが安定性が無く、鍼治療での降圧を期待して来院。
自宅では130~140/80~90。時折150/90。
アムロジン;Ca拮抗薬
メインメート;β遮断剤
ARB アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬
現在は、上記3種類を服薬中。
MBCTによる心臓自律神経機能検査
を以下に示す。
鍼刺激前のMBCT
臥位および座位の深呼吸は
不安定な呼吸性洞性不整脈が認められる。
鍼刺激後のMBCT
「合谷―孔最、足三里―三陰交」に1Hz・20分間の鍼通電
臥位および座位の姿勢保持ならびに深呼吸の呼吸性洞性不整脈は、鍼刺激後において安定性が認められる。
MBCTにおけるHR, HRVの結果を以下に示す。
室温23.9℃、湿度73.5%
鍼刺激前
血圧 119/80
臥位5分間HR; 61.7bpm, HF; 13.601m2, LF/HF; 4.658
深呼吸5回maxHR; 64.4bpm, minHR; 49.4bpm
臥位3分間HR; 58.8bpm, HF; 12.953m2, LF/HF; 8.545
座位5分間HR; 60.6bpm, HF; 13.092m2, LF/HF; 2.569
深呼吸5回maxHR; 69.0bpm, minHR; 51.1bpm
座位3分間HR; 60.1bpm, HF; 7.760m2, LF/HF; 2.947
鍼刺激後
血圧 109/79
臥位5分間HR; 54.9bpm, HF; 17.181m2, LF/HF; 1.58
深呼吸5回maxHR; 62.1bpm, minHR; 44.0bpm
臥位3分間HR; 54.6bpm, HF; 7.553m2, LF/HF; 8.171
座位5分間HR; 54.5bpm, HF; 23.212m2, LF/HF; 1.924
深呼吸5回maxHR; 61.7bpm, minHR; 46.3bpm
座位3分間HR; 53.8bpm, HF; 11.723m2, LF/HF; 2.556
結果
1. 鍼刺激後の血圧の低下が認められた。
2. 安静時心拍数は臥位、座位ともに減少した。
3. HF(心臓副交感神経機能)は鍼刺激後に亢進した。
4. LF/HF(心臓交感神経機能)は鍼刺激後に抑制した。
5. 鍼刺激後の深呼吸は安定した呼吸性洞性不整脈が 認められた。
考察
約15年間の服薬を継続している本症例の場合、初回の鍼刺激 (合谷―孔最、足三里―三陰交 1Hz, 20分間)の継続により、安定した降圧の可能性が示唆された。
鍼刺激直後は著効を認めるが、今後は日常生活、社会生活の心身へのストレスによる服薬の無い生活に成り得るか、鍼刺激の継続と運動・休息・栄養・喫煙・飲酒のコントロールが必要と思われる。
整形外科、整骨院、鍼灸院、カイロプラクティック、整体などに長年または数か月、数週間、通院しても症状の改善が期待通りでなく、お困りの方々が本院に来院された患者さまの症例報告をすることに致しました。
発症してから3ヶ月以上の腰痛は慢性腰痛として整形外科では扱われます。「神経障害(しびれ・触った感覚の左右差がある)、熱、腫れは無いが、痛くて動かせない」長期の症状はケガとしての対応で包帯などの安静固定では改善しない場合が多くみられます。
首を動かす時にボキボキ音がする。痛くはないが不快感がある。2019年10月に整形外科でレントゲン、骨密度を検査し、骨粗しょう症と診断されたが、通院の指示なく、どうして良いか解らず来院。
1. 鍼
2. 筋膜リリース+アイシング
3. マッケンジー法
施術後
痛みは残存するが、ボキボキ音はせず、滑らかに首が動く日ごろの運動を指導し修了。
基本的に運動不足による症状のため、日常的な運動を指導し、気になるようであれば早期の再来院に関する必要性を指導し、終了。
3か月前から原因不明の左肩痛。服の着脱に支障あり。
他の整骨院に2~3/週、1か月の通院で不変にて、1か月放置したしたが、疼痛悪化して来院。
7~8時間の在職。
1. 鍼
2. 筋膜リリース+アイシング
疼痛軽減、1週間後に日ごろの運動指導にてさらに疼痛解消し、終了。自分で出来ることは自分で運動を行い、不完全な疼痛解消部分は早期の来院をお勧めして終了。
2019年9月上旬に発症。近隣の整形外科で「直頸椎」と診断され、痛み止めの薬を処方され、牽引に来なさい!と指示されるが、1回で通院をやめて放置。症状不変にて来院。首の左捻転、右側屈で疼痛増強。
1. 鍼
2. アイシング+筋膜リリース
3. PNF
9月からの疼痛消失。
腫れ、熱、神経障害なく、疼痛と機能障害があるため、日常生活動作、社会生活動作を伺うと、事務職+スマホの長時間使用が発覚。
本人は「こんなことでいたくなるのですか?」
日常生活の注意点を指導して終了。気になるようであれば、速めに来院をお勧めして終了。
約20年、ずっとダルさと痛みの繰り返しでスッキリしない。マッサージに行くと、当日、次の日に痛みが強くなる。近所のクリニックでは、「年齢相応ですね」と言われるだけで、症状不変で来院。
首が「下を向く、上を向く」の動きで、特に制限があり動かしにくい。ほかに、左側屈、左捻転でも痛くはないが窮屈な感じがする。右腕は廻しにくい。日常生活に支障が出るほどの痛みではないが、常にスッキリしない。
鍼、棒灸、ストレッチで動きの改善と疼痛解消。
1週間後、筋膜リリース、PNFにて、更に動きを改善させ、日ごろのやるべき運動を指導。
あとは、気になる時に早めの来院を指示し、20年の悩みは解消しました。
1年前に起床時に左ひじに激痛があり、整形外科ではレントゲンに異状なく、腫脹、局所発熱、しびれ、動かせないことはなく、シップだけもらって放置した既往歴あり。
今朝、また左ひじに軽い痛みがあり、これ以上痛くならないように来院したとの事。
局所圧痛なし、運動痛なし、日常生活支障なし、皮膚感覚左右差なし、反射左右差なし、左腕全体にだるさあり、頸椎可動域正常、肩関節可動域制限あり、汗をよくかいていたので投薬の有無を聞くと甲状腺機能不全既往歴あり、現在は投薬なし。
心電図測定から心臓自律神経機能を測定し、心拍変動、呼吸性洞性不整脈の説明。
1. 肩関節可動域改善目的の手技、PNF。
2. 心電図を用いての深呼吸訓練
3. 日常生活動作での呼吸訓練法、PNF指導
今後、同様の痛み再発ないし気になるようであれば再診とし、現状特段の支障がないので経過観察を伝える。
42歳女性が「手が上がらない」ために整形外科へ通院。整骨院、鍼灸院、整体に通院しても変化なく、当院に来院された方です。
整形外科での画像診断は正常、症状不変で来院された方で、棘上筋、三角筋圧痛なし。大、小菱形筋、前鋸筋圧痛なし。肩甲挙筋、肩甲下筋拘縮あり。上腕二頭筋長頭、小胸筋拘縮。大胸筋やや拘縮の状態だったので、即時効果が期待できるとの判断で施術を進めましたが、私が考えていたほどの反応が無く、初回で症状の改善がありました。
5週間後に2回目の来院で、期待していた程の症状改善がみられなかったため、問診を深めると新たな情報が得られました。
子供の頃からの肩こり、仕事はパソコンでの情報処理、以外に、
1. 子供の頃から耳鳴りが止まることが無い。
2. 1日3時間くらいしか眠れない。
3. 子供の頃から断続的に緊張性頭痛があり頭痛外来で 薬処方で改善するが症状は全て消失してはいない。
4. 1週間に1回のダンスだけで他に運動はしない。
日常生活の改善から進めること、耳鳴り、不眠の改善による自律神経の改善をしなければ、筋緊張からの解放は困難であること、鍼刺激、灸刺激、運動刺激で1週間に1回で最低4回の治療。さらに自宅でのストレッチ運動指導が前提であること。数十年の症状の改善は、毎日少しづつの刺激を心身に加えることで改善していきます。
ダンスレッスン中にブチッと!
約3か月前にジャンプ着地で左内転筋にブチッ!っと音がして歩行困難になったが、無理をして練習は継続。どんどんと痛みも強くなり、どうにもならず、インターネットを見て来院。
日常生活には問題ないが、レッスンではかばう動作を隷属し、左ふくらはぎに疼痛発症。
股関節可動域制限著明であったが、筋繊維の陥没なく、筋の部分断裂ではなく、伸張反射での過度な筋緊張の持続による疼痛と考えられ、PNFストレッチ、局所鍼通電、筋膜リリースにて左右柔軟性の差はほぼ解消される。
翌日の再来院で疼痛の軽減著明で、更なる柔軟性再生、疼痛軽減を目的にPNFストレッチ、局所鍼通電、アイシング、筋膜リリースでほぼ全快。
「顕著な腫脹、触診による筋の陥没」が無ければ、回復は早い。
クラッシック・バレエ捻挫
ひざの関節水腫で水を抜かれえること5回。5回目には出血で大きく腫れた、医師からは「様子を見てください」と言われ、他院に行くも改善せず、紹介を得て大宮から練馬まで1時間ほどかけて通院。若干の関節水腫は認められたが、仰臥位での久屈曲では左右差が無い。大腿部周囲計では左右差あり、7か月間での不快感の為不安感が想定され、心臓自律神経機能検査で心臓交感神経機能の亢進、心臓副交感神経機能の抑制を観察し、関節可動域を確認しながらPNF、水素灸、運動実施し、自宅での運動を指導して、着実な機能改善につながっている。
J大学病院、J大学病院、I大学病院
の3大学整形外科でMRIなど画像診断で手術を勧められる。どうしても手術以外の方法で治せる場所を探し、お茶の水整形外科で運動指導を受ける(週に2~3回、2か月)が不変。友人の紹介で当院受診。
K-W変法テストで腹筋が極めて弱い。柔軟性機能は極めて優秀であるが筋力が伴わず「伸びきったパンツのゴム」といった筋肉。
「痛み、しびれ」と日常生活動作の特徴を考慮して、筋の局所の硬さは「鍼、筋膜リリース、PNF」で改善させ、基礎体力の向上を目的とした運動指導。
2回目の施術後の1週間で、しびれの改善があり。
親指ほどの太さの脊髄は、第二腰椎付近から馬のしっぽの様になっている馬尾神経となっているが、黄色靭帯、腰椎の骨化異常などによる圧迫で症状が出る。そのために手術で削って圧迫を取りましょう!と大学病院では言うのですが、今回は物理刺激による保存療法で完治に向かっています。
当院は、科学的根拠を以って施術しています。手術の有無、保存療法(物理療法)でのメリット・デメリットの4通りは説明した上で施術を行います。緊急でなければ、手術の前にやるべきことはたくさんあります。
「排尿困難・眠れないほどの激しい夜間痛」が無ければ、保存療法が第乳選択と考えます。
是非ご相談ください。
両側の変形性膝関節
で、ヒアルロン酸を2週間に1回、4年監修者を継続し、徐々に悪化した結果、日常生活での椅子の立ち座り、階段の上り下りに困難をきたした女性が来院。
関節水腫なし、発熱なし、明らかな局所の安静での疼痛なし。
体前屈の柔軟性はあるが、フラットバックで腰部は板のように硬く平らで、肩関節可動域は小さく肩甲骨周辺の筋(僧帽筋、肩甲挙筋、鎖骨下筋、大・小胸筋、肩甲下筋、前鋸筋、大・小菱形筋)は柔軟性欠如。臥位で両手で片膝を抱えると、他方の膝が曲がり、挙上する。開排運動にも制限あり。足関節にも底背屈、外返し・内返しに制限あり。
疼痛の再現動作では、踵を上げても良いから膝の屈伸をおこなうと、漠然とした膝の痛みを訴える。踵を上げない様にスクワットをすると同様のひざ痛。
低周波電量10分間、冷却によるルード法、筋膜リリース後、再度運疼痛の確認でスクワットでのひざ痛消失。
4年間のひざ痛が1回数分で改善。
生理学的アプローチです。
さらに症状改善のために、しばらく継続施術をしますが、長年の症状が1回で改善された喜びから継続を希望されました。
2週間前に本棚を整理中、本の束を持ち上げた際に腰痛発症。腫れ、熱、感覚障害なし。
立ち上がり動作で疼痛著明。何とかなると放置して病院にもいかなかったが、症状変わらず来院。右大殿筋の軽度萎縮で、立ちしゃがみ動作に支障あり。
アイシング、筋膜リリースで症状軽減。2日目には日常生活問題なく、3日目で終了。
1ヵ月程、他院で診て頂いていたのですが、山下整骨院に気づかずにいて遠い接骨院に通院していました。こちらで通院しても良いですか?
質問
もちろん可能です。どのような診断名で、どのように施術をしてきましたか?
答え
わかりませんが、痛めたのは腰で、右の足の付け根が階段の上り下り、トイレからの立ち上がり動作でいたいのですが?
対応
解りました。「腰の捻挫、右股関節捻挫」で練馬区役所に確認します。事情を説明して継続施術の問い合わせを私から致します。
股関節屈曲制限。開脚制限。医師からは「手術はリスクが大きく不可。現状維持のため痛みが酷ければステロイド薬を使用したいが、頻繁には使えない」とのこと。治療計画はなく、痛みの出ることは避けるように運動制限を指導されるが、クラッシックバレエの指導者でもあり、休むこともできずに結果的に酷使をし過ぎて日常生活(歩行、階段昇降、立ちしゃがみ)に支障あり。この状況で当院に来院。
痛みで安静を余儀なくされ、益々筋量・筋力低下となり、体重支持が困難となる悪循環で、症状は悪化の一途をたどる。
腫れ、熱、神経障害が無い状態であれば、積極的運動・トレーニングを実施。その場で痛み無く関節の機能回復が現象として現われた。
「重要なことは、何が出来て、何が出来ないか」
起床時の寝違い。放置していたら棚のモノを取る際に悪化。
頸椎の可動域制限著明。左右に首が動かせない。左手も上げられず、腕を大きく回せなくなり来院。
仕事は事務職で、座りっぱなしの仕事。週に2回の水泳も腕が回らず溺れいる様で息継ぎが出来ない状態。首、肩周囲の筋の硬さから動きの硬さとなり、日常生活に支障が出てしまった。慢性的な運動不足は身体柔軟性が欠如して、チョットした動きでも「ぎっくり腰」や「ねちがい」は発症しやすくなる。運動・休養・栄養のアンバランスからケガにつながる典型的なパターンである。
長年に渡っての運動不足、または運動嫌いの人の運動器改善は少々治療日数がかかる場合があります。長年のさび落としは手間もかかるものですが、鍼通電、PNFで徐々に改善され、ほとんど左右差が無くなりました。
アマチュア・バレーリーナ。左足でのジャンプの着地を左足のみで踏ん張りきれず転倒。受傷2日目に来院。多少の腫れ、熱があるが、筋の陥没(明かな筋の部分断裂)なし。筋膜リリースで即時治癒。自宅でのアイシングと練習2日間の中止を指示。その後、筋膜リリース、PNF,運動療法で自体重の負荷に慣らし、受傷5日後に復帰。
整形外科、脳神経外科での治療で症状不変、納得のいく説明なく、信頼が持てない59歳男性が紹介で来院。
典型的な頸椎5/6の神経麻痺症状。立位で右ひじを曲げることが出来ない。臥位では3回のみ右肘を90度曲げることが出来る。300gの重りは1回も出来ない。月に1回、経過観察で医師の診察ならびに投薬(ビタミン剤血管拡張剤)。
当院では鍼通電刺激、筋膜リリース、PNFを施術。筋緊張緩和、自宅でのストレッチング、チューブトレーニング指導中。