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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)

要予約
感染対策として
「要予約」
03-3991-7943

 

 

 

 

 

 

 

2025年6月4日 更新

 高血圧治療を続けている方へ

「薬を飲み続けるしかないのか…」そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
 高血圧は、ただ血圧を下げるだけの治療ではなく、自律神経の働きや生活習慣の影響を見極めることで根本的な改善に導くことが可能です。

 当院では、心電図や呼吸測定を通じて 自律神経の機能をリアルタイムで可視化 しながら施術を行います。
 これにより、 血圧の変化がどのように起こるのかを本人が納得しながら改善に向かう ことができます。

 例えば、長年3種類の薬を継続していた医師の方は、施術を受けることで β遮断剤の服用を終了し、ARBやCa拮抗薬も半減 させることができました。
 また、食生活や運動習慣に課題を抱えていた 30代の男性も、心電図と呼吸測定を通じて自律神経の働きを確認しながら、改善に向かう手段を見つけています。

 生活習慣の改善が難しくても、適切な施術とご自身の努力によって、薬を減らすことも十分に可能 です。

「薬に頼る以外に方法はないのか…」そう思う前に、一度当院にご相談ください。
 血圧のコントロールは、ただ薬を飲むことだけではなく、あなた自身の身体と向き合い、根本から改善するチャンスがあります。

 まずは症例をご覧いただき、あなたに合った治療の可能性を見つけてみませんか?

53歳、男性、内科医
15年間、3剤を継続して症状不変が当院の治療で改善

 15年前から高血圧治療のために投薬を継続していたが安定性が無く、鍼治療での降圧を期待して来院。

自宅では服薬中でも130~140/80~90。時折150/90。

 

全日本鍼灸学会では、β1遮断剤を終了しても症状良好であることを報告しました。(2021年6月)

 

日本自律神経学会では、さらに鍼治療を継続し、ARBおよびCa拮抗薬の半減しても症状良好を維持していることを報告しました。(2021年10月)

 

MBCT(Mind-Body Connection Test)による心臓自律神経機能検査

を示します。

鍼刺激前のMBCT
臥位5分間、座位5分間の心拍数は60拍/分前後で推移
臥位・座位の深呼吸では、深呼吸時の心拍数(赤枠)がバラバラ

不安定な呼吸性洞性不整脈が認められます。

鍼刺激後のMBCT
明らかに心拍数が減少し、深呼吸時の心拍変動、呼吸性洞性不整脈が安定したことが解ります。

     深呼吸の呼気時心拍数が40bpm前半まで減少し、   心臓副交感神経の機能が著明に亢進していることが解ります。

自律神経機能が改善に向かっていることを示していますが、
ある一定の心拍変動の中で心拍数が推移していません。

 鍼刺激前後のMBCTにおける血圧・心拍数を比較すると、自律神経機能が症状良好が期待できる結果が得られました。

室温23.9℃、湿度73.5%

 鍼刺激前           鍼刺激後

血圧 119/80           血圧 109/79

臥位5分間心拍数 61.7拍/分  ⇒  54.9拍/分

深呼吸最小心拍数 49.4拍/分 ⇒  44.0拍/分

臥位3分間心拍数 58.8拍/分     ⇒  54.6拍/分

座位5分間心拍数 60.6拍/分   ⇒    54.5拍/分

深呼吸最小心拍数 51.1拍/分    ⇒    46.3拍/分

座位3分間心拍数 60.1拍/分   ⇒  53.8拍/分

 

結果

1. 鍼刺激後の血圧の低下が認められた。

2. 安静時心拍数は臥位、座位ともに減少した。

3. 心臓副交感神経機能は鍼刺激後に高まった。

4. 鍼刺激後の深呼吸は安定した呼吸性洞性不整脈が   

 認められた。

 

考察

約15年間の服薬を継続している本症例は、当院の鍼刺激 の継続により、安定した降圧の可能性が示唆された。

 

 鍼刺激直後は著効を認めるが、今後は日常生活、社会生活の心身へのストレスによる服薬の無い生活に成り得るか、鍼刺激の継続と運動・休息・栄養・喫煙・飲酒のコントロールが今後の課題です。

平均HR 57.5bpm(51.4~66.6bpm)

平均HR 55.9bpm(49.9~62.6bpm)


血圧121/82, HR64   ⇒ 108/74, 61

1週間前と比較して、鍼通電の平均心拍数の減少、
副交感神経・交感神経の機能亢進が認められる。

平均HR 56.6bpm(50.1~63.1bpm)


血圧126/85, HR65   ⇒ 117/80, 58

前回と比較して、大きな波のうねりの様に心拍数の増減が観察できる。心拍数の減少は認められるが安定した状態ではないが、改善傾向が示唆された。

平均HR 55.6bpm(49.8~65.4bpm)


血圧108/77, HR63   ⇒ 113/74, 53

7月5日の前回と比較して、心拍数は減少した。

HR 51.7bpm(47.1~57.5bpm)


血圧108/78, HR58   ⇒ 104/70, 51

7月12日の前回と比較して、心拍数減少が認められる。

HR 55.1bpm(48.2~64.6bpm)



血圧116/82, HR59   ⇒ 115/78, 52

HR 58.9bpm(49.5~71.4bpm)



血圧112/73, HR60   ⇒ 104/71, 55

HR59.0pm(53.9~67.4bpm)


血圧108/76, HR61   ⇒ 115/78, 60

2020,8,10からβブロッカー(メインメート)
2.5㎎を1.25㎎に減薬し、経過観察となる

                      HR57.6pm(49.7~64.0bpm)

                      HF 16.597m2, LF/HF 1.361


               血圧111/77, HR60   ⇒ 110/73, 54

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