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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦 (博士: 生活科学)
大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授
体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士
2024年1月11日 更新
2024年1月10日現在、当院に来院された方の中で、症状が改善されない方はいません。改善に時間のかかる方は、ご自身での呼吸調整、腹式呼吸の出来ない方です。心電図と呼吸測定により、心臓自律神経機能の状態、改善していく過程が目でわかります。
15年前から高血圧治療のために投薬を継続していたが安定性が無く、鍼治療での降圧を期待して来院。
自宅では服薬中でも130~140/80~90。時折150/90。
全日本鍼灸学会では、β1遮断剤を終了しても症状良好であることを報告しました。(2021年6月)
日本自律神経学会では、さらに鍼治療を継続し、ARBおよびCa拮抗薬の半減しても症状良好を維持していることを報告しました。(2021年10月)
MBCT(Mind-Body Connection Test)による心臓自律神経機能検査
を示します。
鍼刺激前後のMBCTにおける血圧・心拍数を比較すると、自律神経機能が症状良好が期待できる結果が得られました。
室温23.9℃、湿度73.5%
鍼刺激前 鍼刺激後
血圧 119/80 血圧 109/79
臥位5分間心拍数 61.7拍/分 ⇒ 54.9拍/分
深呼吸最小心拍数 49.4拍/分 ⇒ 44.0拍/分
臥位3分間心拍数 58.8拍/分 ⇒ 54.6拍/分
座位5分間心拍数 60.6拍/分 ⇒ 54.5拍/分
深呼吸最小心拍数 51.1拍/分 ⇒ 46.3拍/分
座位3分間心拍数 60.1拍/分 ⇒ 53.8拍/分
結果
1. 鍼刺激後の血圧の低下が認められた。
2. 安静時心拍数は臥位、座位ともに減少した。
3. 心臓副交感神経機能は鍼刺激後に高まった。
4. 鍼刺激後の深呼吸は安定した呼吸性洞性不整脈が
認められた。
考察
約15年間の服薬を継続している本症例は、当院の鍼刺激 の継続により、安定した降圧の可能性が示唆された。
鍼刺激直後は著効を認めるが、今後は日常生活、社会生活の心身へのストレスによる服薬の無い生活に成り得るか、鍼刺激の継続と運動・休息・栄養・喫煙・飲酒のコントロールが今後の課題です。
受付時間 | 9:00~18:00 |
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休業日 | 実験・学会・試合遠征のみ休診 |
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