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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
痛みの強い筋に、「揉む・叩く」強刺激は更に痛み、腫れ、局所熱、機能障害が増強します。(刺激にはコツがあります。)
画像診断を受けましたか?
疼痛と機能障害の原因の第一は、構造上の問題です。
X線、MRI、CTによる画像に異状がなく(構造上の問題なし)、腫れ、局所の熱が無ければ、生理的機能の問題です。
皮膚、筋、関節による末梢から脊髄もしくは脳へ伝えられた情報からフィードバックして筋緊張、疼痛が発症する状態です。
症状の原因が明確でない状態で、安易に「揉む・叩く」刺激は絶対にしてはいけません。
症状に対する皮膚、筋、関節に対する「揉む、叩く、圧迫牽引」などの物理刺激に関して「強度、量・回数、頻度、種類(リズム)」の科学的根拠無く施術していることが、柔道整復師、鍼灸師、整体師、カイロプラクティックの最大の弱点であり、根拠なく刺激を加えることが医療として医師会・医学会から認められない最大の理由です。
特に、幼少の頃からの脳による情動の記憶(偏桃体・海馬など)は、疼痛の感受性と持続性に深く関係があります。年齢、性差、部位、ケガの程度が同等であっても疼痛感覚は大きな差があり「揉む、叩く、電気、圧迫牽引」などの改善目的の物理刺激も「心地よさ、疼痛の程度」が個人差として異なります。
「マッサージが心地よい!」人もいれば、「他人に肌を触られることは気持ち悪い!」という人もいます。
ちょっとした動きで腰に激痛が走り、その瞬間から身体が微動だに動かせない病態です。下図にタオルを絞った絵がありますが、その下にはタオルがシワシワの状態になっています。これが「ぎっくり腰」になっている腰周囲の筋の状態といわれています。
全ての筋は筋膜に覆われて保護されていますが、この筋膜にシワが生じると、通常の筋の収縮と弛緩が出来ません。
「ためしてがってん」でも放映されましたが、シワが戻らない状態は筋に潤滑油としての水分も低下しているので、整形外科で生理食塩水を注射しただけで、その場で瞬時に疼痛は改善されます。(ほとんど例外なく)
ほとんどであり、全てのぎっくり腰が全て解消される訳ではありません。当院にも「整形外科で生理食塩首位を注射してもらうと瞬時に痛みが軽減して動きやすくなるのですが、持続性に欠けるので、ホームページ見てきました」という患者様もおります。
そこで「筋膜リリース」テクニックが登場したのです。
筋膜のシワを取るテクニックといって良いでしょう。
ぎっくり腰とは収縮した筋が元に戻らない状態。
筋周囲にある筋膜がヨレヨレになって力を抜いても戻らない
シワシワ状態です。