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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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         腰の痛み

画像診断を受けましたか?

 疼痛と機能障害の原因の第一は、構造上の問題です。

 X線、MRI、CTによる画像に異状がなく(構造上の問題なし)、腫れ、局所の熱が無ければ、生理的機能の問題です。

 皮膚、筋、関節による末梢から脊髄もしくは脳へ伝えられた情報からフィードバックして筋緊張、疼痛が発症する状態です。

 症状の原因が明確でない状態で、安易に「揉む・叩く」刺激は絶対にしてはいけません。

 症状に対する皮膚、筋、関節に対する「揉む、叩く、圧迫牽引」などの物理刺激に関して「強度、量・回数、頻度、種類(リズム)」の科学的根拠無く施術していることが、柔道整復師、鍼灸師、整体師、カイロプラクティックの最大の弱点であり、根拠なく刺激を加えることが医療として医師会・医学会から認められない最大の理由です。

 特に、幼少の頃からの脳による情動の記憶(偏桃体・海馬など)は、疼痛の感受性と持続性に深く関係があります。年齢、性差、部位、ケガの程度が同等であっても疼痛感覚は大きな差があり「揉む、叩く、電気、圧迫牽引」などの改善目的の物理刺激も「心地よさ、疼痛の程度」が個人差として異なります。

 「マッサージが心地よい!」人もいれば、「他人に肌を触られることは気持ち悪い!」という人もいます。

基本的、代表的な症状に関してお話します。

 運動器(筋・腱・骨・靭帯など)の痛みは日常生活に大変不便を感じます。重大なケガでなければ、大きな病院よりも整骨院・接骨院・鍼灸院に通院している人も多いでしょう。しかし、軽度の運動器の痛みであっても「長期の痛み・こわばり」がある場合は、重大な病気が背景に存在していることも少なくありません。

 腰椎は5つの骨で形成されていますが、仙椎、尾椎ならびに骨盤と股関節左右の大腿骨が一体になって身体を支えています。支えようとしても基礎体力(筋力・筋持久力・柔軟性・バランス)が悪くなると姿勢が崩れ、神経・血管が圧迫などのストレスを持続的に加えられ、正常に筋が機能せずに病的症状が発症します。もちろん、癖の動き、姿勢が崩れてもすぐに症状が出ない場合もあります。

 人間には代償作用が優れていて、よっぽどの異常事態でなければ症状を出しません。だからこそ予防が重要なキーワードです。予防の第一は運動です。軽い運動から初めて、笑顔で楽しく続けましょう。

腰椎・骨盤リズム

 

 腰椎は5つの骨で形成されていますが、仙椎、尾椎ならびに骨盤と一体になって身体を支えています。脊柱全体の正常・異常の状態について横から見た図が右にあります。

 

 

 腰椎・骨盤リズムとして関係する筋の正常と異常の間に関係する筋の関係を示したのが右下の図です。

 股関節を中心に前後上下の4か所の筋群にバランスが整っていない場合に姿勢が崩れます。

 では、みなさん試してください!

 

 壁に背を向けて立った場合に、「頭・肩・お尻・かかと」が付いていれば、正しい立位姿勢と呼べるでしょう。腰に大きな隙間があるのは腰椎が反り過ぎています。仰向きに寝た状態でも腰に手が楽に入る場合は腰椎が反り過ぎている場合があります。

 「イエローカード!要注意!」です。

第2腰椎圧迫骨折。
入院後、便秘から腸閉塞で転院、緊急手術

 83歳女性。階段で足を滑らせて尻餅をつく。第2腰椎圧迫骨折。救急で病院に搬送され、着脱可能なコルセットで固定。病院の食事がまずいと受け付けられず腰椎固定で寝たきり状態が続き、便秘となる。10日後に腹痛が強くなり腸閉塞発症。家族が緊急手術の必要ありとの連絡を受けたが病院環境に不満も重なっており転院希望し、他院で緊急手術で事なきを得た症例です。

 

 術後、病院内のリハビリテーションで歩行訓練実施。日常生活での支障も軽減し、退院となりました。

 その後、鍼治療、手技による腰部、臀部などの筋の柔軟性を確保し、疼痛軽減ならびに動きやすさを目的に継続治療をおこない満足度が増していった症例です。  

筋のアンバランスによる姿勢の崩れ

 

 筋の強さ弱さ、筋の柔軟性の有無から生じる姿勢の崩れが腰痛を招く場合に抑えておくべき部位

1. 硬すぎる背筋

2. 硬すぎる大腿直筋、腸腰筋もしくは硬すぎるハムストリングス

3. 硬すぎる内転筋群

4. 硬すぎる中殿筋、大腿筋膜張筋腹筋

5強すぎる背筋もしくは弱すぎる背筋

6. 弱すぎるハムストリングスもしくは強すぎる大腿直筋、腸腰筋

7. 制限のある股関節可動域

 

 概略として、まず上記7項目を解決させることが優先されます。その手法に手技・鍼・運動をミックスさせて、患者様の意向(鍼は嫌です。運動はしんどい。触られるのがダメです。)に合わせて、最善の方法を選択します。

腰椎脊柱管狭窄症は手術が 第一選択か?

 

 

 

 腰椎脊柱管狭窄症とは、中枢神経である脊髄が第2腰椎付近で馬のしっぽの様になった馬尾神経の通り道である脊柱管が、椎間板、黄色靭帯、変形した骨などによって狭くなり、馬尾神経が圧迫されて腰や足に痛みやしびれの出ます。

 特徴的な症状は、少し歩くと足のしびれが強くなり、休むとしびれや痛みは消失します。また、前傾姿勢・前かがみは問題ありませんが、腰を反ると脊柱管が狭くなって神経が圧迫されるので、痛みやしびれが出ます。

 入浴で身体を温めると、神経の栄養を送る血流、身体を支える筋の血流が改善し、疼痛やしびれは軽減します。また、腹筋を中心に下肢を鍛えて身体を支える力を高め、運動による血流を改善させることで症状の改善は望めます。

 問題は、痛みしびれが3か月以上の慢性化した場合に不安感が増加することで、大脳の偏桃体、前帯状回の機能的な結びつきがfMRIによって解明されてきました。

 手術適応は、排尿困難もしくは、痛みのために眠れない

場合であると言われます。この2要因なければ、かつ痛みしびれを我慢して生活が続けられれば、電気、鍼、温熱、冷却、運動、手技などの物理刺激によって、画像診断から症状の原因は計画であっても、機能改善による保存療法(手術をしない)選択の望みも完全に否定されるものではありません。

 さらに、手術の有無の選択は、手術した場合のメリット・デメリット、手術をしなかった場合のメリットデメリットについて、納得できるまで担当医と話すべきだと考えます。

 

 手術は成功したが予後が悪い(症状が期待通りの結果が得られない)可能性について、しっかりと医師と相談してください。手術は100%成功することはありません。リスク回避の方法をよくよく担当医と話して、医療関係者にお任せすることは避けてください。適切な情報説明によって、適切に不安になって下さい。必要以上に不安になること自体が症状の悪化につながります。

 

腰椎脊椎分離

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