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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)

要予約
感染対策として
「要予約」
03-3991-7943

 

 

 

 

 

 

 

心電図による自律自律神経検査   
  心身連関テスト:Mind-Body Connction Test 

2024年5月31日 更新

2024年5月26日 全日本鍼灸学会宮城大会で発表

うつ症状に対する鍼刺激の評価を以下に示す当院で行っている
自律神経検査法によって評価した内容です。



 

 当院では、自律神経の働きを「見える化」し、来院された方の状態を客観的に評価しています。

 日本自律神経学会では、症状に応じたさまざまな検査方法を認めています。近隣のクリニックや鍼灸院では、指を使った脈波測定(血管の状態を確認)によって、簡単に自律神経の状態をチェックする方法を取り入れているところもあります。

 当院では、心電図と呼吸の測定を行い、心臓と呼吸の働きから自律神経の状態を評価しています。

各測定方法のメリット・デメリット

  • 心電図と呼吸測定
    • メリット:心臓の働きそのものを観察することで、より正確に自律神経の状態を把握できます。
    • デメリット:測定に少し時間や手間がかかります。
  • 脈波測定(指を使う方法)
  • メリット:指を機械に入れるだけで簡単に測定できます。
  • デメリット:動脈硬化や脂質異常など、血液の状態によって自律神経の機能が影響されるため、あくまで推定評価になります。

 このように、それぞれの方法に特長があります。

心身連関テスト
Mind-Body Connection Test

 

  姿勢と自律神経の関係について

 私たちの体は、姿勢によって自律神経の働きが変わります。

  • 横になった姿勢(臥位)では、副交感神経が活発になり、リラックスした状態になります。
  • 座ったり立ったりした姿勢(座位・立位)では、交感神経が働きやすくなり、心身が活動モードになります。

 呼吸と心拍数の関係

 呼吸は心拍数にも影響を与えます。

  • 息を吸うと心拍数が増え、吐くと心拍数が減るという現象があり、これは「呼吸性洞性不整脈」と呼ばれます。 
  • 健康な人には自然に見られるこの現象ですが、心不全や糖尿病、腎障害、ストレス、慢性疲労、運動中などでは起こりにくくなります。

当院の自律神経検査(MBCT)

当院では、以下の方法で自律神経の機能を詳しく検査します。

1. 横になった状態(臥位)で5分間の測定

2. 深呼吸を5回

3. 再び横になり3分間の測定

4. 座る(スポーツ選手の場合は立つ)姿勢で5分間の測定

5. 深呼吸を5回

6. 座る(スポーツ選手の場合は立つ)姿勢で3分間の測定

 さらに、体調評価や鍼治療、手技療法、運動の効果なども確認します。

 研究・発表活動について

 当院では、来院された方の検査結果をもとに研究を行い、日本自律神経学会、日本体力医学大会、全日本鍼灸学会などで症例報告や論文発表をしています。多くの専門医の意見を取り入れながら、日々知識と技術を向上させています。

 

 このように、当院では科学的な根拠に基づいた検査と治療を行っています。ご自身の体調を知るためにも、自律神経の働き見える化でチェックしてみると、意識と無意識の領域がわかります。

 慢性肩こりで来院した方のMBCTです。

左図が鍼治療前、右図は鍼治療後です。

明らかに心拍数の減少しています。筋緊張の緩和から自覚症状の軽減が1回で確認できました。

上記緑が呼吸曲線です。
吸気で曲線が上昇し、呼気で曲線が下降します。

下記青は心拍数です。
施術前の心拍数は臥位で80拍/分、座位で90拍/回で推移。

心拍数は、施術後に減少推移していることが確認できます。
心臓自律神経機能が改善されているのがわかります。


当院は、1回で改善効果が確認できます。

 様々な症状に対する改善(著効、有効)、もしくは不変、増悪は画像で確認できますから、どんな刺激が来院者に有効か、毎回確認しながら施術をおこなっています。

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