西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分
公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2024年5月31日 更新
2024年5月26日 全日本鍼灸学会宮城大会で発表
うつ症状に対する鍼刺激の評価を以下に示す当院で行っている
自律神経検査法によって評価した内容です。
当院では、自律神経の働きを「見える化」し、来院された方の状態を客観的に評価しています。
日本自律神経学会では、症状に応じたさまざまな検査方法を認めています。近隣のクリニックや鍼灸院では、指を使った脈波測定(血管の状態を確認)によって、簡単に自律神経の状態をチェックする方法を取り入れているところもあります。
当院では、心電図と呼吸の測定を行い、心臓と呼吸の働きから自律神経の状態を評価しています。
各測定方法のメリット・デメリット
このように、それぞれの方法に特長があります。
心身連関テスト
Mind-Body Connection Test
姿勢と自律神経の関係について
私たちの体は、姿勢によって自律神経の働きが変わります。
呼吸と心拍数の関係
呼吸は心拍数にも影響を与えます。
当院の自律神経検査(MBCT)
当院では、以下の方法で自律神経の機能を詳しく検査します。
1. 横になった状態(臥位)で5分間の測定
2. 深呼吸を5回
3. 再び横になり3分間の測定
4. 座る(スポーツ選手の場合は立つ)姿勢で5分間の測定
5. 深呼吸を5回
6. 座る(スポーツ選手の場合は立つ)姿勢で3分間の測定
さらに、体調評価や鍼治療、手技療法、運動の効果なども確認します。
研究・発表活動について
当院では、来院された方の検査結果をもとに研究を行い、日本自律神経学会、日本体力医学大会、全日本鍼灸学会などで症例報告や論文発表をしています。多くの専門医の意見を取り入れながら、日々知識と技術を向上させています。
このように、当院では科学的な根拠に基づいた検査と治療を行っています。ご自身の体調を知るためにも、自律神経の働き見える化でチェックしてみると、意識と無意識の領域がわかります。
慢性肩こりで来院した方のMBCTです。
左図が鍼治療前、右図は鍼治療後です。
明らかに心拍数の減少しています。筋緊張の緩和から自覚症状の軽減が1回で確認できました。
上記緑が呼吸曲線です。
吸気で曲線が上昇し、呼気で曲線が下降します。
下記青は心拍数です。
施術前の心拍数は臥位で80拍/分、座位で90拍/回で推移。
心拍数は、施術後に減少推移していることが確認できます。
心臓自律神経機能が改善されているのがわかります。
当院は、1回で改善効果が確認できます。
様々な症状に対する改善(著効、有効)、もしくは不変、増悪は画像で確認できますから、どんな刺激が来院者に有効か、毎回確認しながら施術をおこなっています。