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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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         鍼と高血圧最前線

2023年10月31日 更新

血圧=心拍出量(心機能)×末梢血管抵抗(血管運動)

自律神経の働きで機能する

鍼灸、手技、運動は自律神経機能を改善させる

だから、クスリを服用しなくても症状良好になる

 

 

高血圧の発症機序

 血圧は、心臓から全身に送られる血液量(心拍出量)と手足や各臓器の血管の硬さ(末梢血管抵抗)の積で決定します。

 心拍出量の増大は体液量増大と心収縮力の増加が関係します。体液量は、詳細には血管内もしくは細胞内の体液量に分けて考えなければなりません。

 さて、体液量は、過度の塩分摂取、肥満、腎臓のナトリウム排泄量能の低下などが影響し、心収縮力増加は主に交感神経機能亢進、レニン・アンジオテンシン系(RAS)の亢進が影響します。一方、交感神経・RASの亢進は同時に血管緊張も高まるために末梢血管抵抗も亢進する。

 末梢血管抵抗を増加させる他の因子は、RAS以外の血管収縮物質(エンドセリン・トロンボキサンAなど)の亢進や血管拡張物質(NO・プロスタサイクリンなど)の減弱などがある。また、血管平滑筋の細胞膜におけるナトリウムイオンを細胞内外に輸送するトランスポーターの異常がある。

 血管は、高血圧の持続により、血管内内皮細胞機能に障害が起こり、血管収縮能の亢進と弛緩能の傷害の為に血管抵抗が増大し、血圧の更なる上昇が誘導される。更に高血圧状態が長期間持続すれば、血管の構造上の変化が起き、高血圧が維持され、糖尿病・脳卒中・心不全に進行する。

 しかし、若年者の高血圧では、β受容体系機能亢進により心拍数の増加を伴った心拍出量の増大による高血圧となる。

 したがって、鍼による高血圧は、心臓交感神経機能の抑制、心臓副交感神経機能の亢進により、若年性高血圧もしくは高血圧の初期段階による血管内皮細胞の機能障害による血管の収縮弛緩能の亢進に影響を及ぼすと考えられる。

 

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