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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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         肩の痛み

2024年3月9日 更新

画像診断を受けましたか?

 疼痛と機能障害の原因の第一は、構造上の問題です。

 X線、MRI、CTによる画像に異状がなく(構造上の問題なし)、腫れ、局所の熱が無ければ、生理的機能の問題です。

 皮膚、筋、関節による末梢から脊髄もしくは脳へ伝えられた情報からフィードバックして筋緊張、疼痛が発症する状態です。

 症状の原因が明確でない状態で、安易に「揉む・叩く」刺激は絶対にしてはいけません。

 症状に対する皮膚、筋、関節に対する「揉む、叩く、圧迫牽引」などの物理刺激に関して「強度、量・回数、頻度、種類(リズム)」の科学的根拠無く施術していることが、柔道整復師、鍼灸師、整体師、カイロプラクティックの最大の弱点であり、根拠なく刺激を加えることが医療として医師会・医学会から認められない最大の理由です。

 特に、幼少の頃からの脳による情動の記憶(偏桃体・海馬など)は、疼痛の感受性と持続性に深く関係があります。年齢、性差、部位、ケガの程度が同等であっても疼痛感覚は大きな差があり「揉む、叩く、電気、圧迫牽引」などの改善目的の物理刺激も「心地よさ、疼痛の程度」が個人差として異なります。

 「マッサージが心地よい!」人もいれば、「他人に肌を触られることは気持ち悪い!」という人もいます。

 肩の症状は首の異常から発症する場合があります。

左図; 頸椎の変形(C5, C6)。右図; 正常頸椎

まず、基本的、代表的な症状に関してお話します。   

 運動器(筋・腱・骨・靭帯など)の痛みは日常生活に大変不便を感じます。重大なケガでなければ、大きな病院よりも整骨院・接骨院・鍼灸院に通院している人も多いでしょう。しかし、軽度の運動器の痛みであっても「長期の痛み・こわばり」がある場合は、重大な病気が背景に存在していることも少なくありません。

 肩関節は最も動かせる範囲の広い関節です。しかし、動物である人間がその動かす能力を日頃から活かさなければ動かせなくなります。

 「四十肩・五十肩」は、肩関節が痛くて動かせなくなる症状です。40歳・50歳頃になると突然出現する症状で、英語ではフローズンショルダー  (Frozen sholder)といって「凍結した肩」という表現をします。

 一度は画像診断により、構造異常の有無を調べた方が良いでしょう。構造上に問題が無く、著しい疼痛がある場合は大脳の島皮質、偏桃体の機能異常ならびに皮膚・筋・関節の各種受容器から脊髄反射機能の改善を行います。

 

 「四十肩・五十肩」の診断名は肩関節周囲炎ですが、詳細に分類すれば

1 肩関節周囲炎

2 上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎

3 腱板断裂

4 石灰沈着性肩腱板炎

5 関節包炎

などがあります。

 五十肩の原因には 糖尿病患者の10%から20%に五十肩が発病すると言われ、甲状腺機能低下症、甲状腺機能亢進症、パーキンソン病、心臓病も五十肩の発病に関連があるともいわれていますが、その原因は現代医学的には解明されていません。一方、術後や怪我の後に固定期間が長くなると肩関節が固く、動かしにくくなる(関節拘縮)ことがあります。術後、外傷後の肩関節拘縮を予防するためには、可能な限り早期にリハビリ運動を行うことが望ましいといえます。

肩首位の筋

 

 肩関節は股関節と同様に上下、左右、回旋の3軸の動きができて、くしで髪をとかす動作など複雑な動作ができますが、脱臼(関節がはずれる)ケガが最も多い関節です。 

 上記左図の左に示すに大胸筋・三角筋を除くと左下図の左に示すように肩甲下筋、小胸筋、烏口腕筋、前鋸筋の存在が解ります。また、上記右図の左に示す僧帽筋を除くと肩甲挙筋、小・大菱形筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の存在が解ります。

 肩の動きが悪い場合、滑らかな肩関節の動作ができない場合は、これらの筋が連動して収縮と弛緩が出来ないことを意味します。また、各筋自体の硬さも考えられます。

 動作を観察し、どの筋に硬さがあり、どの筋の動きが硬いかを確認しながら適切な刺激を加えて改善していきます。

当院の施術法

 

 初診時の腫れ、熱、痛み、機能障害(どの程度動けないか)によって、アイシング、固定の手法の期間が異なりますが、腫れの消失とともに関節の可動域を正常に戻します。動かして痛みが出る時は、その角度での筋の緊張、短縮が起きています。よくしたいと無理に動かすことは、痛みが起こり、りきみが起こり、痛みは脳で記憶されます。すると神経の興奮も起こり、ますます関節の可動域が狭くなります。したがって、痛み、りきみが起こらない程度の刺激を加えます。この刺激は、鍼、手技、運動になります。

画像診断で特段の異常が無ければ、

痛みは筋の緊張・神経の興奮をのぞけば

快適な日常に戻ります。

 

1.関節の可動域制限から、筋の緊張の部位、程度を確認。

2.力を入れる方向性で疼痛の部位と程度を再度確認。   

3.筋膜リリース、ルード法、接触鍼などで筋を緩め、鎮痛を狙う。

4.痛みの感受性に応じて、積極的な運動刺激(PNF;神経筋促通法)。

5.バランスボードによる機能回復。

6.仕事、日常や運動種目と運動レベルに応じたトレーニング。

7.痛みが取れない、取りにくい時には、鍼、鍼通電。

8.鍼による自律神経機能調整法

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