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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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新型コロナ・インフルエンザ・風疹
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「要予約」は

待合室の蜜を避けるため
03-3991-7943

 

 

 

 

 

 

 

       腰の痛みと症例

2024年2月11日 更新

     慢性症状の場合、診療科は関係なく医師の診察の上に同意書を書いて頂いた場合(同意書は当院でお渡しします)は鍼灸を保険適応で継続施術が可能です。

 通常施術は、1回500円前後になります。

    症状の強い方、近隣整形外科でも改善されない為に来院された方は、まず当院と連携している検査専門クリニックでMRIによる画像診断をお願いする場合があります。

起床時の立ち上がり動作で発症      32歳 男性

 トレーニングジムに週2回(土・日)は欠かさないが、柔軟性は子供の頃から無かった。

 

 なんとか歩行にて通院された方ですが、起床時の立ち上がり動作で発症。大きな衝撃、落下などの外傷でないため画像診断はせず、1回の施術で症状良好であれば継続する方針を患者さまに告げる。

 

 動作の特徴、関節可動域の確認、筋緊張部を特定し、手技、電療で症状良好の進み具合を確認。

 翌日の施術後、症状良好のため仕事の都合もあり10日後に予約して終了。

慢性腰痛からの急性腰痛に増悪
看護師の娘がホームページを検索して母親が来院。
65歳 女性

 3年前に腰痛で近隣整形外科で椎間板ヘルニアと診断を受けました。しかし、治療法が無いと言われてコルセットと痛み止めを処方されただけだったので、以降の受診をやめました。

 その後3年間放置していましたが、椅子からの立ち上がり動作で腰痛が増悪し、5~6分立ち続けているだけでも腰痛悪化するようになりました。

 娘が務めている病院の患者の会話を耳にして、当院のうわさをホームページで確認した後、母親が来院しました。

 

 椅子の立ちしゃがみで疼痛が強く、長座で床上9㎝しかぜんくつができず、腹筋の起き上がり動作は首・肩甲骨が浮く程度しか起き上がることが出来ませんでした。

 

 初回の施術後、前屈は床下1㎝まで柔軟性が改善して、立ちしゃがみが楽になりました。

 3年間の慢性腰痛から急性腰痛に移行した方が、1回で改善し、笑顔で帰られました。

ぎっくり腰後も改善無く、ホームページを見て来院。
57歳 女性

 2023年6月6日、「ぎっくり腰」の後、徐々に動けるようになっても、朝には腰にビリッと痛みが走りしばらく重い痛みがある。長時間座位20~30分以上は痛みが増してくる。

 初回来院は2023年7月31日(発症後、2か月後に来院)

 

 K-W変法テストでは、"1-1点、2-1点"で他の種目は中止。

長座位体前屈は上9㎝。筋力低下、身体柔軟性低下による基礎体力低下が認められた。

 自宅での運動で、自分の出来ることは自分でやりたいという希望があり、来院は2週間に1回、症状悪化の際はすぐに連絡来院しても構わないことを告げる。

 

1回目;鍼・手技による筋緊張緩和、痛みの緩和

2回目;痛みをとっても基礎体力低下のため、日常生活で再発

     の恐れがあるため、鍼・手技で痛みを緩和させなが

             ら、基礎体力向上のための自己管理法を指導。

3回目;慢性疼痛による自律神経機能低下が考えられるため、

     自律神経検査と深呼吸の訓練も追加する。

     各種目の回数アップ。

4回目;身体柔軟性欠如は大腿部、肩関節、足首も著しく、ス

     トレッチ運動による自己管理法も指導する。

5~8回目;運動チェック、鍼・手技による疼痛緩和

9回目;怖くて前屈は出来なかったが、下記の写真のようにま 

     で回復。フラットバック(テーブルバック)が観察で

             き、腰の関節が板状になっていることが解かる。

 

  順調に症状は改善され、基礎体力が増し、インターバル速歩も実施して、筋力、筋持久力、柔軟性、バランス、全身持久力が徐々に高まり、改善に向かっている。

画像の説明を入力してください

椎間板ヘルニア、脊椎間狭窄症
59歳 女性

 20年前に椎間板ヘルニア発症。

 8年前に坐骨神経痛発症。

 1年半前に椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症と診断。 〇〇医科大学麻酔科を転職独立開業された医師からブロック注射、痛み止めを処方されるが疼痛不変。その後、鍼灸、整骨、整体、カイロプラクティック等、良いと言われる治療所に通院し、年間医療費60万円強。左右臀部から左下腿の痛みとシビレが消えません。

 同時期にうつ病と診断される。

 半年前に股関節に自発痛。どこにも受診せず我慢していました。

紹介で当院受診。

Mind-Body Connection Test

上記患者のMBCT
深呼吸が臥位および座位で出来ていない。

1回10秒間の深呼吸(6秒呼気、4秒吸気)を座位と臥位で実施。
臥位深呼吸は深呼吸になっていないため、就寝時・起床時に深呼吸5回による副交感神経の機能改善を指導。

 

K-W変法テストの起き上がりテストが5点です。

股関節PNF実施。

背部・臀部の皮膚刺激による自律神経機能回復刺激実施。

 

立位、歩行時の痛みを再現しようとしても疼痛消失。

皮膚刺激による即効かつ著効の原因は、

1. 基礎体力の著しい低下が認められなかったこと。

2. 診断名と異なり、著しい下肢シビレが無いこと。

 

症状良好を維持しています。

椎間板ヘルニア、脊椎間狭窄症
心不全合併症               86歳女性

 心不全(大動脈弁狭窄症)を合併している方で、この画像診断から手術を勧められましたが、当院に保存療法(手術をしない方法)で腰部・心臓の機能回復を行って症状良好です。

62歳、女性           

近隣の整形外科で受診。

「シップで様子を見てください」といわれたが、症状不変で、総合病院で受診。痛み止めの薬とシップだけでした。

 紹介で当院受診。下肢にもシビレがあり画像診断をお勧めした結果が上図である。

 7~10日に1回しか受診ができないため、自宅での運動、食事指導をおこない、改善の方向に進んでいる。

 当院では鍼通電および運動チェックである。

腰部脊椎間狭窄症             61歳女性

J大学病院、J大学病院、I大学病院

 3大学整形外科で画像診断の結果、手術を勧められました。

どうしても手術以外の方法で治せる場所を探し、お茶の水整形外科で運動指導を受ける(週に2~3回、2か月)が不変。

友人の紹介で当院受診。

(私はお茶の水整形外科の手法を存じ上げており、当院でも採用していました。)

 

 そこで「K-W変法テストで腹筋が極めて弱い」ことと共に「柔軟性機能は極めて優秀であるが筋力が伴わない」ことが判明し、「伸びきったパンツのゴム」といった筋肉であると断定しました。。

 「痛み、しびれ」と日常生活動作の特徴を考慮して、筋の局所の硬さは「鍼、筋膜リリース、PNF」で改善させ、基礎体力の向上を目的とした運動指導に切り替えました。

 2回目の施術後の1週間で、しびれの改善があり。

 

 親指ほどの太さの脊髄は、第二腰椎付近から馬のしっぽの様になっている馬尾神経となっていますが、黄色靭帯、腰椎の骨化異常などによる圧迫で症状が出るばあいもあります。そのために手術で削って圧迫を取りましょう!と大学病院では言うのですが、今回は物理刺激による保存療法で症状良好となりました。

 

 当院は、科学的根拠を以って施術しています。手術の有無、保存療法(物理療法)でのメリット・デメリットの4通りは説明した上で施術を行います。緊急でなければ、手術の前にやるべきことはたくさんあります。

「排尿困難・眠れないほどの激しい夜間痛」が無ければ、保存療法が第1選択と考えます。

起床時に発症した腰の痛み         42歳女性

 起床時にベッドから起きる際に受傷。右腰に右手で支えながら左足を一歩踏み出そうとしたら足首にも激痛が走る。腫れ、熱は気にならず、様子を見ていたが症状変わらず来院。 

 

 5歳になる子供が生まれてから運動好きだった生活が変わり、全く運動をしなくなり、自宅での事務的な仕事にも変わって慢性的な運動不足であった。背景には、肩こり、左右の股関節の鈍痛、ひざの屈伸ではボキボキ大きな音がする時もあるという。腰を反らすことがし難く、疲れやすい。

 

 腹筋の検査(K-W変法テスト;クラウス―ウェーバー変法テスト)では腹筋力の極度の低下とハムストリングスの過柔軟性、内転筋群の柔軟性欠如が確認できました。

 

 鍼通電で筋緊張を改善、PNFで動きの柔軟性改善、自宅での運動指導で即時効果。2日後に確認。鈍痛、不安感もなくなり、笑顔になりました。

 

 次回は1週間後。

 日常生活で支障なく、終了となりました。

左股関節痛、腰部痛・67歳男性

 

 テニスのプレイ中に発症。初日の関節可動域は上の写真です。3回目の施術で「寝がえり・起床時起き上がり動作」支障なく、日常での不安感無く、頑張り過ぎないようにテニス復帰をお伝えしました。数日後に症状悪化で再受診されました。調子が良く、夢中にプレイをしてしまったら、痛みが出始めたということです。

 どうしても調子が良くなると「腹八分目」と言うよりは、満腹になるまでプレイして「やったぁ~~!」と、精神的充実感を味わいたいものです。しかし、病み上がりには負担となります。慣らし運転が重要です。火事場の馬鹿力は続きません。

 不安感もあり、慎重になり過ぎてぎこちない動きから痛みを作ってしまう場合があります。一生懸命な方、几帳面で慎重な方の陥りやすい失敗です。

 本症例は、その後順調に回復し、再再発の無いように多少余裕をもってて施術を重ね、10日後には下の写真のように柔軟性が戻り、日常生活にも不安が無いとのことで治癒となりました。

最終日:施術13日後

左腰痛と左腓骨筋部分の痛み

 1日13時間労働、週5日の立位、座位の仕事。起床時に腰痛発症。以前より左足スネの外側に脱衣痛みが数か月残存あり。

1) FFD(立位体前屈)で指先が床につかな   い(床上15㎝)。ハムストリング右70°>左40°の伸展性欠如。

2) 立位で体幹の後屈、側屈、捻転でやや制限あり。

3) 仰臥位、足を押さえずに頭の後ろに手を添えて寝た状態からの起き上がり動作不可(腹筋弱)

4) 仰臥位、片足を両手で抱え込む動作左股関節に制限、疼痛あり。

5) 開排運動、左に股関節運動制限、内転筋群の筋緊張あり。

 

・自然鍼灸学式、臀部、腰椎筋硬結部の鍼通電10分間。

・足首のPNF、腓骨筋、腓腹筋、腰部脊柱起立筋、腸腰筋への筋膜リリース、腰椎・骨盤リズム再獲得を目的に動的ストレッチ。

 1回目の即時効果、2回の施術でさらに改善し、3回目の施術後に1)、4)の改善に関する自覚あり。数か月あった症状の軽減が期待できるようになったとのこと。

 

 日頃から運動不足あり。身体柔軟性が全身に欠如している症例ですが神経障害の無い場合は即時効果が得られました。

 症状の持続性の有無は日常生活、社会生活の状況に影響される。したがって、通院の無い毎日、自宅での運動指導も継続しています。

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