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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年6月9日 更新
慢性痛と脳の関係
最新の神経科学の研究では、脳の特定の領域が慢性痛の発生と持続に関与していることが確認されています。
これらの脳領域の活動変化により、痛みが長期間続くと、脳が痛みを「学習」してしまい、痛みの感覚が強化されることが分かっています。
慢性痛と感情・情動の関係:最新の脳科学の視点
慢性痛は単なる身体の問題ではなく、脳の働きや感情・情動と 深く結びついていることが最新の研究で明らかになっています。
痛みが長く続くと、脳が痛みを「記憶」してしまい、痛みの感覚が強化されることがあります。
また、慢性痛は不安やストレスを引き起こし、さらに痛みを悪化させるという悪循環を生むことが分かっています。
慢性痛と情動の関係
慢性痛は、情動(Emotion)と密接に関連しており、特にネガティブな感情が痛みを増幅させることが分かっています。
このように、心理的要因が慢性痛の悪循環を引き起こすことが最新の研究で示されています。
最新の治療アプローチ
最近の研究では、脳の活動を調整することで慢性痛を軽減できる可能性が示されています。
これらのアプローチにより、慢性痛の治療がより効果的になる可能性が期待されています。
まとめ
慢性痛は、脳の働きや感情・情動と密接に関連しており、心理的要因が痛みの強さや持続に影響を与えます。
最新の研究では、脳の神経回路を調整することで慢性痛を軽減できる可能性が示されており、ニューロモデュレーションや疼痛神経科学教育などの新しい治療法が注目されています。
慢性痛に悩む方は、心理的要因やストレスの管理を意識することで、痛みの軽減につながる可能性があります。
今後の研究の進展により、さらに効果的な治療法が開発されることが期待されます。