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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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       Excise is Medicine.              
                     
脳血管疾患と運動

健康運動指導士として運動指導致します。

脳卒中には脳梗塞脳出血があります。

 脳梗塞は高血圧が長く続くことによって動脈硬化が進行し、脳の血管が詰まることや心臓でできた血栓が脳に詰まることで起こります。程度の強い高血圧によって脳の血管が破れると脳出血が起こります。脳の血管に動脈瘤(血管のコブ)ができ、破裂するとくも膜下出血となります。

 

 脳梗塞では詰まった血管の先の脳の細胞が壊死し、脳出血では出血が広がった部分の脳細胞が壊れます。半身麻痺や言語障害、しびれ、感覚異常、認知障害、意識障害などの症状がみられます。初期の小さな梗塞や出血の場合は治療により後遺症なく改善することもありますが、多くの場合は身体の麻痺、言語障害、認知障害などの後遺症が残ります。

脳卒中の運動療法

 脳卒中発症後の身体の麻痺による歩行機能や四肢・体幹の運動機能、日常生活動作(ADL)の改善・維持、合併症の予防のために運動療法が行われます。

 運動療法は脳卒中発症後の早期から導入され、患者の状態に応じて段階的に進められます。急性期ではベッドサイドでリハビリを開始し、ポジショニングや体位変換、関節可動域訓練などを中心に行います。全身状態が安定すれば、座位訓練やベッド・車椅子間の移乗訓練、起居動作訓練、立位訓練、歩行訓練などを行います。関節可動域訓練、筋力増強訓練、持久力増強訓練、協調性訓練なども行います

脳卒中における運動療法の効果

 脳卒中発症後、安静にしている時間が長くなると廃用症候群のリスクが高くなります。廃用性の筋萎縮による関節拘縮や、深部静脈血栓症、褥瘡、沈下性肺炎など、長期の安静臥床による合併症を運動療法により予防します

 早期から運動療法などのリハビリテーションを開始することで運動機能やADLの改善につながり、入院期間の短縮、社会復帰率の向上、施設入所率や死亡率の低下が期待できます。

 「筋力増強訓練により、骨強化、筋萎縮・関節拘縮・歩行・平衡感覚の改善、転倒防止、日常生活活動自立に効果があるとされています。」また、運動療法によって「日常生活動作改善とともに空腹時血糖やHDLコレステロールの改善傾向、高インスリン血症の割合も減少」することがいわれています。

脳卒中における運動療法の注意点

 脳卒中患者では、合併症として高血圧、糖尿病、心疾患などがみられやすく、低血糖発作による意識障害、血圧の上昇、胸痛、呼吸困難、不整脈などに注意が必要です。身体の麻痺による座位・立位・歩行の不安定性がみられるため、転倒・骨折にも注意が必要です

 運動前に血圧、脈拍、酸素飽和度(心疾患や呼吸器疾患をともなう場合)、その日の体調などを確認し、患者の状態によって運動負荷、運動量、運動時間の調節をします。患者への負担が大きくなりすぎないようにその日の運動療法メニューの調整を行います。循環器系のリスクが高い場合は心電図モニターを確認しながら運動療法を行います。

 転倒予防のためには段階に応じた患者のレベルに合った訓練内容を設定し、安全に行えるように十分に環境を整え、もしもの転倒の場合に備えてマットやクッション、ヒッププロテクターなどを用いて骨折の予防を図ります。

脳卒中における運動療法支援としての鍼・刷毛・タッピング・アイシング

 中枢である脳の損傷から抹消の筋肉に指令が行かず、意志通りに筋肉を動かすことが出来なくなった場合、症状に応じて鍼・刷毛・タッピング・アイシングによる筋もしくは皮膚への刺激、皮膚への刺激により中枢へ刺激を送り、リハビリテーション・運動を支援することは可能です。

 

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