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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)

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          熱中症

 熱中症が原因で駐車場の車内にいた9歳の子供が亡くなりました。車内にいた時間は90分ほどで、お母さんは「あとから来なさい。」と伝えて先に買い物に出かけたそうです(2017, 7, 25 NHK)。

 

 熱中症は環境温度の上昇にともなって身体温度が上昇して、熱が体内にこもって発汗による体温調節もできなくなり、死に至ります。早めに気がついて処置をすれば軽症ですみますが、処置が遅れると大変なことになります。まずは、体にあらわれる「熱中症のサイン」を見逃さない、そして適切な「塩分補給」がポイントになりますので、まとめてみましょう。

 

熱中症のサイン

・めまいや顔のほてり

・筋肉のけいれん、筋肉痛

・体のだるさや吐き気

 

塩分補給   

 大量に汗をかくと、体内の水分だけでなく塩分も失います。そこに水分だけを補給すると血液中の塩分濃度が低下し、低ナトリウム血症に陥り、症状を悪化させたりすることがあります。

 熱中症が疑われる時や予防策として、水分とともに「塩分」を補給することも大切になります。低ナトリウム血症の症状も熱中症の症状と同様な症状が出ます。

 

水毒

 大量の汗をかくことで体内の熱を排出し、体温を下げようとします。しかし、体内に水が無ければ汗がかけないからと言って水飲みを多量に飲むと体内の血液が薄まって、これもまた死につながります。多量の水の摂取が毒を摂取することと同じになるのです。塩飴や塩を口にする理由はこういうことです。

 

 

応急処置3つのポイント

 熱中症は命にかかわる危険な症状です。熱中症とみられる症状

・めまいや顔のほてり

・筋肉のけいれん、筋肉痛

・体のだるさや吐き気

が生じた場合は、次の3つのポイントを素早く的確に実行して下さい。

涼しい場所に移動する
 クーラーの効いた室内や車内、屋外であれば風通しのよい日かげに移動させます。このとき意識がない状態であれば、ただちに救急車を呼びましょう。救急車を待っている間にも直射日光が当たらないようにすることが第一です。

身体を冷やして体温を下げる
 意識がある場合は、まず衣類をゆるめて、からだの熱を放出させることが大切です。出来る限り早く体温を下げるために、氷や冷たいペットボトルなどで、首筋や両わき、股関節(太もものつけ根辺り)など
太い血管のある場所を集中的に冷やし、体温上昇を抑えて、症状の悪化を防ぐことです。保冷剤や氷がない場合は皮膚に直接水をかけて、うちわやタオルなどであおいで風を起こすと、体温を下げることができます。


水分・塩分を補給する
 汗をかきやすい状況では、水分だけでなく体内の塩分も失われています。水分だけを補給すると、血液中の塩分濃度が下がり、かえって熱けいれんを引き起こす要因にもなります。
吐き気などの症状がない場合は、スポーツドリンクなどで水分と塩分を同時に補給しましょう。塩分補給には塩分を含むアメやタブレットもおすすめです(嘔吐している場合は水分を飲ませることは避けましょう)。

熱中症で救急搬送された人数(総務省)

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