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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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        Excise is Medicine.
                      
呼吸器疾患と運動

健康運動指導士として運動指導致します。

 ワッサーマンの滑車は、循環器専門医、呼吸器専門医では治療の上で前提におくべく重要な概念と考えられています。心臓循環器疾患であっても、呼吸器疾患であっても、リハビリテーションとして筋肉を動かすことで、心臓循環器・呼吸器のいずれもが密接にかかわっていますので、分けては考えられないことを示しています。

 食生活の欧米化による高血圧、糖尿病、高脂血症などの動脈硬化疾患の増加や高齢化はわが国においても虚血性心疾患の有病率を増加させている。75歳以上の死因はガンではなく心疾患となった。また、高齢化に加えて喫煙率の高さにより、呼吸器疾患の有病率も増加し、なかでもCOPD(chronic obstructive pulmonary disease: 慢性肺塞栓肺疾患)が急増している。我が国の40歳以上では530万人が推定されている。WHOは2020年には虚血性心疾患が世界の死因の第1位、COPDが第3位になるだろうと予測している。

 呼吸器障害患者の日常生活動作の機能低下は運動機能障害の場合と異なり、動作自体の遂行能力はある程度保たれているものの、動作により生じる低酸素血症や呼吸困難感の出現が原因となり、スムースな動作を完了できない場合が多い。

 

 Stage1: 日常生活動作の自立はゆっくりであれば可能。

 Stage2: 排泄、入浴、洗髪、更衣で健常とは異なる動作が必要。

 Stage3: さらに、歩行動作が容易ではなくなり介助が必要。

 

 呼吸・循環障害の運動は、患者自身あるいは患者と家族が自立して継続して運動を行える工夫が必要である。

 

運動の内容

 運動は、コンディショニング、日常生活動作トレーニング、全身持久力・筋力トレーニングからなる。

1. コンディショニング

 呼吸トレーニング、呼吸介助、リラクセーション、胸郭可動トレーニング、排痰手技などにより構成される。呼吸トレーニングは口すぼめ呼吸と腹式呼吸を基本と死、呼吸パターンの調整と呼吸困難の緩和を図る。

2. ADLトレーニング

 ① 呼吸パターンに合わせてゆっくり

 ② 呼吸困難感の強い動作では、動作を呼気に合わせる

 ③ 息切れを感じたら、動作の途中に休憩を入れる

 ④ 一つの動作が完了したら、安静状態に回復してから次を始める

 ⑤ 動作に応じて方法や順序を変える

 ⑥ 動作の単純化、無駄な動作を省く

 ⑦ 患者にできる動作とできない動作を把握させる

 ⑧ 環境を整備し、器具などを積極的に導入する

3. 全身持久力・筋力

 全身の大きな筋群を用いて一定のリズムで動的運動を一定時間以上行なうトレーニングである。とくに、下肢運動の有用性は高く、必須の構成要素である。

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