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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年4月13日 更新
深呼吸の訓練
1. 赤枠は、深呼吸5回を示しています。
2. 黄色枠は、皮膚皮下組織(皮下3㎜まで)を呼気時に15回刺激
3. 青枠は自分自身で鍼管で呼気時に軽く叩く15回刺激
4. 緑枠は、自分自身で呼気時に皮膚をさする15回刺激
5. 筆による呼気時にさする15回の皮膚刺激
いずれも心拍数が深呼吸よりも減少しています。
深呼吸プラス様々な皮膚刺激で心拍数はより減少するのです。あとは、個人の好みで刺激を選択すれば、自分流の方法で落ち着きます。
当院の症例に関しては、日本自律神経学会、日本体力医学会、全日本鍼灸学会にて報告、雑誌投稿をしています。
また、各臨床例についての「著効(著しい有効)、有効、不変、増悪」について、学会にて専門医師によるご指摘を受けながら、知識と技術のアップデイトをしています。
「深呼吸と自律神経Ⅰ」では、呼吸と心臓の機能には深い関係があり、りきみのない深呼吸は心拍数を減少させてリラックスにつながることを示しました。
本来は、深呼吸の吸気時に呼吸曲線が上昇し、呼応するように瞬時心拍数も増加しますが、深呼吸の呼気時には呼吸曲線が下降し、呼応するように瞬時心拍数が減少する呼吸性洞性不整脈という現象が起きます。
「深呼吸と自律神経Ⅱ」では、1分間の呼吸回数、1回の呼気量と心拍数における自律神経機能について説明しました。呼吸回数が減る毎に心拍数は減少します。また、1回の呼吸による換気量が大きく、呼気量が多いほどに心拍数が減少することを説明しました。
「深呼吸と自律神経Ⅲ」では、実際の深呼吸について症例説明をしていきます。
心身連関テスト(MBCT; Mind Body Connection Test )が症例によってどのように異なり、深呼吸の訓練、鍼治療もしくは運動の継続によって、どのように改善して行くかをご説明いたします。
ちまたでは、深呼吸と自律神経の関係もしくは深呼吸によるリラックスの方法を示した書籍や健康関係の情報番組はありますが、実際には正しい深呼吸か否かを確認してはいませんし、その方法も示していません。そこで、個人個人にとっての深呼吸が正しいかどうかを確認しながら深呼吸の実際をお話しします。こうした手法をバイオフィードバックといいます。
当院の自律神経検査法 MBCT(Mind Body Connection Test :心身連関テスト)をご紹介します。
プロトコル(方法)
① 仰臥位5分間、
② 深呼吸5回、
③ 仰臥位3分間、
④ 座位(スポーツ選手・愛好家は立位)5分間、
⑤ 深呼吸5回、
⑥ 仰臥位3分間
です。
約18分間、心電図で心拍数の推移を観察し(胸式、腹式呼吸測定;2023年8月現在~) 心臓自律神経機能を観察します。
MBCT(座位による自律神経機能検査)
対象は一般人
MBCT(立位による自律神経機能検査)
対象はスポーツ選手、スポーツ愛好家
本書は
深呼吸を見ながら自律神経を整える ことをまとめた書籍です。
これまで進めてきた研究と実践の結果を改善例として掲載しています。
正しい深呼吸は自律神経機能を意識的に高められることから、条件さえ整えば、慢性疾患も改善に方向付けます
これまでに無い
深呼吸・自律神経の書籍です
2023年7月21日出版