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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年6月9日 更新
膝の痛みについて、分かりやすく説明します。
膝の痛みの原因はさまざまですが、大きく分けると 「構造の問題:本来の形が崩れている」 と 「筋肉や神経の問題:機能が低下している」 に分類できます。
構造の問題(骨や関節の異常)
・膝の中には「半月板」というクッションの役割をする組織があります。
・半月板が損傷しても、血流が少ない部分があるため腫れが出にくいことがあります。
・そのため、痛みや動かしにくさがあっても、外からはわかりにくい場合があります。
筋肉や神経の問題(筋のこわばり・神経の興奮)
・レントゲンやMRIで異常が見られない場合でも、筋肉や腱が硬く動きが悪いために痛みが出ることがあります。
・神経の過敏な反応が関節の動きを妨げることもあります。
注意点
・原因がはっきりしない状態で、マッサージをしたり強く押したりするのは筋が更に硬くなるので避けるべきです。
・膝の痛みが長く続く場合は、筋肉や神経のバランスだけでなく、ほかの病気の可能性も考えられます。
膝のケガが起こりやすいスポーツ
サッカー、ラグビー、バスケットボール、相撲など他者と接触する 「コンタクトスポーツ」 は膝のケガが多く発生します。
また、 筋力のバランス や 柔軟性の低下 によって、O脚やX脚の影響で痛みが出やすくなることもあります。
膝の痛みは放置すると悪化することがありますので、違和感を感じたら早めのケアが大切です!
もし気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
※17年のキャリアある整形外科医、キャリア・アップで4年間アメリカ研修した方が言うには、「X線、MRI、CTによる異常が無いが疼痛あり」は、読影に未熟な場合もあると伺いました。
左最下図は変形性膝関節症のレントゲン写真です。
右最下図は実際に腫れている膝です。
上図の3例は
水が溜まった膝です。
右上図の青が膝の水が溜まる関節包内の関節液の部位です。
身体を支える筋力が疲労して、徐々に膝に負荷がかかり過ぎると炎症反応として水が溜まります。
水の量によって曲げること、伸ばすことに制限が出てきます。
右図は膝から抜いた水です。うすい黄色をしていますが、ひどい捻挫で骨と骨をつなげている靭帯が傷つくと毛細血管が切れて出血がともなうので、損傷の度合いにより血液で赤みを帯びてきます。
「整形外科で水を抜いてヒアルロン酸を注入されたのですが?」と、相談に来られる患者様がサポーター、包帯などの固定を何もせずにいる人がいます。
当院では旧大阪市立大学整形外科医局で学習した方法です。
包帯固定により、体重を支えやすくします。
固定は窮屈なようでも痛みは出にくくなります。
「痛みが無い」ということは、筋の緊張も抑えられ、興奮を抑えられ、痛みが軽減し、治癒が早まります。
男女の骨盤の大きさの違いから女性はX脚になりやすい。