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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)

練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)

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         膝の痛み

2024年1月11日 更新 

関節の痛みはMRIの画像診断が第一選択です。

 痛みと動かせない原因の第一は、構造の問題です。

半月板損傷では腫れが無い場合も少なくありません。 半月板の一部は血管が無いために、出血による腫れがありません。

 第二は、X線、MRI、CTによる画像に異状がなく(構造の問題なし)、腫れ、局所の熱が無ければ、筋・腱・関節や筋の硬さ神経の興奮、もしくは動作の硬さによる身のこなしの悪さの問題、かつ問題点の混在です。

この見極めが重要です。

 

17年のキャリアある整形外科医、キャリア・アップで4年間アメリカ研修した方が言うには、

「X線、MRI、CTによる異常が無いが疼痛あり」

は、読影に未熟な場合もあると伺いました。

 

 

 筋緊張、疼痛は、皮膚、筋、腱、関節による脊髄もしくは脳へ伝えられた情報がフィードバックして発症する状態です。

 症状の原因が明確でない状態で、安易に「揉む・叩く」刺激は絶対にしてはいけません。

 関節拘縮(硬く動きにくい状態)の原因は、筋性、関節性、皮膚性、結合織性、神経性の5分類(Hoffaの分類)が一般的です

 

 症状に対する皮膚、筋、腱、関節に対する「揉む、叩く、圧迫牽引」などの物理刺激に関して「強度、量・回数、頻度、種類(リズム)」の科学的根拠が解明が待たれます。

 

 特に、幼少の頃の脳による情動の記憶(偏桃体・海馬など)は疼痛の感受性と持続性に深く関係があります。年齢、性差、部位、ケガの程度が同等であっても疼痛感覚は大きな差があり「揉む、叩く、電気、圧迫、牽引」などの改善目的の物理刺激も「心地よさ、疼痛の程度」が個人差として異なります。

 「マッサージが心地よい!」人もいれば、「他人に肌を触られることは気持ち悪い!」という人もいます。

基本的、代表的な症状に関してお話します。

 運動器(筋・腱・骨・靭帯など)の痛みは日常生活に大変不便を感じます。重大なケガでなければ、大きな病院よりも整骨院・接骨院・鍼灸院に通院している人も多いでしょう。しかし、軽度の運動器の痛みであっても「長期の痛み・こわばり」がある場合は、重大な病気が背景に存在していることも少なくありません。

 ヒザは複雑な形状をしているために痛みが発症した場合には複数の組織が大なり小なり損傷していることがあります。

 

 特に筋力のバランス、柔軟性によって関節のねじれ、O脚・X脚にも関係して、痛みやケガの発症しやすいかどうかにも影響を及ぼします。

 スポーツ障害でも特にコンタクトスポーツ(サッカー・ラグビー・アメリカンフットボール・バスケットボールなど)は発症しやすいスポーツです。 

 

左最下図は変形性膝関節症のレントゲン写真です。

右最下図は実際に腫れている膝です。

膝に溜まった水を抜くとクセになるの?

 

上図の3例は

水が溜まった膝です。

 

 

 

 右上図のが膝の水が溜まる部位です。

 身体を支える筋力が疲労して、徐々に膝に負荷がかかり過ぎると炎症反応として水が溜まります。

 水の量によって曲げること、伸ばすことに制限が出てきます。 

 

 

 右下図は膝から抜いた水です。うすい黄色をしていますが、ひどい捻挫で骨と骨をつなげている靭帯が傷つくと毛細血管が切れて出血がともなうので、損傷の度合いにより血液で赤みを帯びてきます。

 

 「整形外科で水を抜いてヒアルロン酸を注入されたのですが?」と、相談に来られる患者様がサポーター、包帯などの固定を何もせずにいる人がいます。

 

 当院では旧大阪市立大学整形外科医局で学習した方法です。

 包帯固定により、体重を支えやすくします。

固定は窮屈なようでも痛みは出にくくなります。

「痛みが無い」ということは、筋の緊張も抑えられ、興奮を抑えられ、痛みが軽減し、治癒が早まります。                      

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