西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分

公式サイト

山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

要予約
新型コロナ・インフルエンザ・風疹
など感染対策として
「要予約」は

待合室の蜜を避けるため
03-3991-7943

 

 

 

 

 

 

 

  厚労省から観る鍼灸師・柔道整復師

柔道整復師・鍼灸師は

①明治維新②第二次世界大戦の敗戦

により

一次的に廃止になった歴史があった。

 

明治新政府は欧米列強に追いつき追い越すために欧米文化を積極的に取り入れた

医療は西洋医学を中心として

東洋医学・伝統医学を捨てた。

しかし、結果的には江戸時代までに存在した接骨医・鍼灸医なる者は、営業権を与えて存続させ生活困窮者とならない様に政府が救済した。

 

第二次世界大戦で敗戦した際、ダグラスマッカーサー率いる進駐軍は盲目の人間が「鍼を打ち、皮膚を焼く」など医療ではないと一蹴し、昭和20年に廃止した。

しかし、生活権、職の復権のために業界が動き、単なる営業権に止まらず、養成施設による統一した教育内容と資格試験の施行による一定水準の医術能力の確保が条件で、柔道整復師法が鍼灸あん摩指圧・マッサージ師から独立した身分法を策定し、都道府県知事認可から国家資格に格上げされて現在に至る。

 

いずれも業界団体の政治活動で

生活権の死守

独立開業権を維持し、仕事として継続

してきたが、医療ではなく

医療類似行為者

と言う医療の限定的身分扱いとなった。

 

医師法には、医療は医師の行為であることが定められている。

医学という学問(大学・大学院)教育

医療

伝統・伝承という医術(専門学校)教育

医療類似行為/医術

の差

 

 医療行為=医師のみ

医療類似行為/医術=柔道整復師・鍼灸師

 

 

 柔道整復師・鍼灸師が未だに伝統医療としての医術から科学的根拠に基づく医療に発展できていない最大の原因は、教育施設の約90%が専門学校に止まり、医・科学的研究機関として大学・大学院が約10%に過ぎないためです。

 

 専門学校での柔道整復師・鍼灸師の教育は

1日90分間授業を2コマ・3年間

国家試験合格後1年間で開業権が得られます。

医師教育は

6年間の医学部教育後に国家試験合格後の初期研修2年終了後に臨床医となります。

認定医になるには学会に所属し、

専門医には5~7年の研修と試験が必須です。

 

医師と柔道整復師・鍼灸師の役割が

歴史的背景から異なり、能力も異なります。

 

 そのために科学的研究助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)における「学術研究」には、独立した柔道整復分野および鍼灸分野は学術的研究分野に項目が存在しないのが現状です。

 柔道整復師・鍼灸師の役割は、運動器疾患が主な適応疾患で、患者様の目的は「痛いから動けない」という疼痛除去と機能改善が主な目的となります。しかし、慢性疾患は健康保険適応外です。

 

痛みが消失したことが治った根拠にはなりません。

受け手・患者様の主観的判断だからです。

改善したか否かの客観的評価基準はありません

何故でしょう?

 

柔道整復師には画像診断が出来ません

鍼灸師には血液検査・尿検査の評価は出来ません

医療検査の診断は違法行為になります

柔道整復師・鍼灸師は医師と共通理解できる検査法がありません

 

そこで、

私は独自の検査法として、MBCTによる心臓自律神経検査の妥当性を様々な対象者で各学会で発表、論文投稿をして妥当性をいます

 厚労省の今後の医療計画は、現在進められている中小病院の廃業ならびに無床診療所の増大により、大病院での急性期処置・手術後は出来るだけ早期に退院して頂き、回復期・慢性期は自宅で訪問医療・訪問介護に切り替えるように勧めています。術後は、実地医家(町医者)を中心におこなわれる多職種による地域包括ケアを推進しています。

 多職種とは町医者を中心にして、歯科医師、薬剤師、看護師、理学療法士、ケアマネージャー、ヘルパー、ベッド装具などの取扱業者が皆で一人の患者を診るという地域の包括的な医療・介護の一体改革です。

 しかし、「柔道整復師・鍼灸師はそのメンバーには加われない」状況です。

柔道整復師・鍼灸師は病院勤務という仕組みには入っておらず、徒弟制度による独立開業が一般的な働き方です。だからチーム医療には馴染まない」と言うのが、政府、厚労省、医師会、医学会の見解です。

 

 近年は株式会社化した多店舗展開する整骨院・鍼灸院が増加しています。また、「根本療法」「骨盤矯正」「美顔鍼」等々と称する医科学的、統計的根拠のない言葉を連ねて国民に提示し始めている施術所も増加してきました。生き抜くため、生活の糧を得る為に誰もが必死です。

 最終的選択は、患者様個人が決めることです

根拠のある術・技かを患者様が見極める時代です

 

 また、柔道整復師は病院での診療と平行して健康保険での受診は出来ません。患者が希望して病院から整骨院に転院して施術を受けた場合でも、時々医師に確認をしてもらうために病院受診をすると、それまでの整(接)骨院での施術費用はさかのぼってカットされます

 つまり、柔道整復師の保険施術はケガという、ごく限られた場合のみです。また、医師の診察を受けながら、整骨院での継続施術は保険適応外です。

 

医療の現状をご理解いただいた上で

何卒宜しくお願い申し上げます。

お電話でのご予約はこちら

03-3991-7943
受付時間
9:00~18:00
休業日
実験・学会・試合遠征のみ休診

お気軽にご連絡ください。

サイドメニュー

アクセス

03-3991-7943
住所

〒176-0012
東京都練馬区豊玉北4-2-12

西武池袋線
桜台駅から徒歩4分
練馬駅から徒歩7分