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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2024年4月13日 更新
59歳男性
内側側副靭帯に圧痛、鵞足部圧痛、SLR45度
階段昇降でひざ痛増加
通常歩行は短時間であれば支障なし
整形外科受診で異常なし、痛み止めと湿布20日間で症状不変のため、紹介を受けて来院。
・電車を使って約30分の当院へ通院。
・毎日の通院が不可のため、来院が無いと放置状態と
なり悪化の可能性があることから自宅での運動指導
・2回目のSLR80度。ハムストリングの柔軟性が増す。
・結果的に慢性腰痛軽減。
23歳 女性 下肢アライメント障害(骨の軸がずれている)
歩行時に時間の経過にともなって膝、股関節の痛みが増強する。特に、右膝と、右股関節。
この症例は下腿が大腿に対して過度に外旋していますが、つま先が常に正面を向いて歩行すると大腿部は内旋して膝蓋骨(膝のお皿)は内側を向きます。
膝蓋骨(膝のお皿)が正面を向くように歩行すると右足首が外転(つま先が外側を向く)します。スニーカーの踵外側は、右足の方が減っていました。
つま先を正面にすると膝のお皿が外側を向く
膝のお皿を正面にするとつま先が外側を向く
筋緊張を取ってあげることで痛みはすぐに解消しました。
しかし、骨格のずれから筋緊張のバランスが崩れているので、日頃の自宅ストレッチも指導しました。日常生活に支障を来すことは無くなった症例です。
10歳 男性 オスグッド・シュラッテル氏病
脛骨粗面圧痛、ジャンプ、ターンでの運動痛
大腿部前面 (大腿四頭筋), 大腿部後面(ハムストリングス)の柔軟性欠如。アイシングを行っても冷却による局所の赤身(皮膚血管の拡張による冷え)が、脛骨粗面の局所発熱により白くなる。継続的冷却とストレッチが自力で改善する方法です。
具体的に詳細な説明を受けてからの自己管理が必要です。「見よう見真似は失敗のもと」です。
オスグット病
クライオ・ストレッチ
アイシング直後にストレッチを行うテクニック
14歳 男性
サッカーの練習中にロングキックをする際に軸足の左膝に激痛が発生する。腫れ、熱、圧痛著明、シングルスクワット不可。大腿部筋緊張著明。前脛骨筋筋緊張著明。VAS6。
初 日;脛骨粗面、大腿四頭筋にアイシング。
筋膜リリースにてVAS6 ⇒VAS2。
2日目;練習参加にて疼痛増強VAS6 ⇒ VAS1。
3日目;VAS 2 ⇒ VAS 0
4日目;VAS 0 ⇒ VAS 0 下肢トレーニング。
5日目;VAS 0 ⇒ VAS 0 基礎体力トレーニング。
変形性膝関節症
術後のリハビリテーションは、退院後なく、病院からは放置され、整形外科病院・クリニックの3軒では納得する説明がなく、ヒアルロン酸注射で不変。結果も出ず、ネット検索から当院に来院。
初回症状は、腫れなし、熱なし。踵を合わせて立位姿勢でO脚あり(両膝間隔8.0㎝)。立ちしゃがみ、歩行動作で疼痛あり、トリックモーション(かばう動作)あり。仰臥位股関節屈曲位で膝屈曲は左膝115度、右膝110度の屈曲で疼痛あり。伸展は0度で完全伸展で疼痛なし。
両股関節・腰部・両足関節のPNF、腹背筋・ハムストリングスの運動を実施。仰臥位両膝関節屈曲135度で正常。歩行動作で疼痛なし。アイシングで終了。
今後の運動療法を主体に無症状で日常生活動作、社会生活動作維持の処方を継続。
変形性膝関節症でヒアルロン酸注射を2週間に1回のみの治療で、投薬・リハビリなしを4年間継続された方が手術を勧められた72歳の女性バレエ指導者。指導中にジャンプの着地で左大腿部後部、左下腿部の挫傷で来院。
ケガで当院に来院されましたが、疼痛著明でしたが腫脹なし、局所の発熱なし、膝の可動域制限著明の状態でしたが、1回目の施術で痛かった「立ちしゃがみ」が痛み無く、ゆっくりとした歩行は可能となりで帰宅され、3回で歩行動作、階段昇降に支障が無くなる。良くなったと動き過ぎて悪化したものの、原因が明確なだけに改善も早く、回復している。(筋緊張、筋のりきみの解消、身のこなしのバランス改善を重視した施術)。
・高血圧症での投薬(35年ほど前)
・変形膝関節症: 30年程前から座位からの立ち上がり動
作及び歩行の疼痛
・大動脈解離: 10年ほど前に大学病院で手術
・腰痛: 少し歩くと腰からお尻が痛くなる。階段昇降
がつらい。
・慢性腎炎(5~6年前から): 下腿浮腫
・週4~5回、1週間毎に改善の自覚症状あり
・2か月でO脚が改善傾向 (ひざが伸ばせるようになる)
・2か月終了で歩行動作で痛みの軽減
左膝の痛み。整形外科、整骨院に通院しても症状に変化なし。週2回のバレーボールがやめられない
(1~2時間/回)。
日常生活に支障はないが、保育園働いているために子供の抱きかかえ、立ちしゃがみに支障あり。
1) 仰向けに寝た状態で左ひざを両手で抱えられない。
2) 膝のお皿が全く動かない。
3) ふくらはぎに圧痛著明、筋柔軟性欠如
膝を曲げていくと膝の真裏も挟まれるように痛みあり
筋膜リリースで膝のお皿が動く即時効果あり。自宅でストレッチボードでストレッチを頻回にするように指示。
数年の痛みが改善されつつも完全治癒しない理由は、スポーツ動作のフォームの問題、ウォームアップ、クールダウン、特にストレッチとアイシングの手入れ。症状良好を維持できない理由は生活背景にあるので、徐々に改善中です。