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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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        生活習慣病と運動

Excise is Medicine.

健康運動指導士として運動指導致します。

 WHOは、これまでの知見を踏まえ、高血圧、喫煙、高血糖に次いで身体活動の不足を全世界の死亡に対する第4番目の危険因子として認識し、その対策を進めている。近年では、身体活動・運動は生活習慣病の予防のみならず、高齢者の認知機能や運動器機能などと関連することも明らかになってきており、介護予防の側面からも重要視されている。

大阪高槻市にある関西医科大では、日本で初めて健康運動指導士をリリハビリテーションで常勤勤務を始めた。近年の運動刺激が心身に与える影響において、肝臓がん後の運動、腎臓移植後の運動が報告されているが、臓器移植後の運動はカーボネン法で0.3~0.5で定着率が増えたことが明らかになった。糖尿病から腎臓透析になる予防として、運動が診療報酬に加算されている。

 多職種医療チームは運動指導に関する情報共有を基本としている。

Exercise is Medicine.

 

 運動は、栄養と休養と合わせて三位一体であることが前提になります。

近年は「Exercise is Medicine.」が世界の潮流です。

 しかし、運動療法・リハビリの重要性は解っていても実地医家(町医者)では運動スペースと運動指導する理学療法士の確保の難しさ故に困難な場合が少なくありません。リハビリと言っても「各種温熱刺激、各種電気刺激、牽引」の3種類が一般的で、小スペースで済ませる方法です。(腰痛学会の報告;世界の情勢ではこの3手法の有効性が推奨されていません)

 

 現在では各診療科の疾病に対する運動刺激が心身に及ぼす影響について研究が進み、心臓病、腎臓病をはじめ、今まででは安静を第一としていた疾患に関しても、出来る限り早期から運動を行うことで酸素を供給し、改善が早まることが推奨されています。

 EXERCISE IS MEDICINE.

は、世界40か国以上の公的機関が中心となり、運動療法普及プロジェクトが推進されています。

 日本では、経済産業省が新たな医療連携として医師の指示のもとに健康運動指導士が運動指導をする実証事業を始めました。

 厚生労働省は健康運動指導士の活動する42条施設、指定運動療法施設の運営の簡易化目指して3年後の法制化を目指しています。

 

 私も経産省のプロジェクトに健康運動指導士として参加し、受講後の試験に合格、これまでの運動指導の経験が認められて、経済産業省実証事業実行委員会から公認指導者として承認を受けました。

 

 上記のことから、当院は患者症状に対して総合的なアプローチを可能としている強みがあります。

 運動療法・リハビリの対象疾患は、交通事故、廃用性筋萎縮(老化)などによる運動器疾患だけでなく、脳血管障害、心疾患、呼吸器疾患はもちろん、ガン、軽度認知障害、人口透析を含めた腎疾患、多臓器移植まで対象が広がり始めています。

 運動による酸素などの栄養供給が体調改善につながることが解ってきました。特に最近の研究では運動により筋肉からマイオカインという特殊なホルモンが20種類ほど見つかっています。2016年だけでマイオカインに関する論文が100本以上も発表されました。その中には、マイオカインの働きで「がんの増殖が抑えられた」、「うつ症状の改善に効果があらわれた」など、一見筋肉とは無関係に思える作用についての報告されています。運動をすることにより大腸がんが消失するホルモンが筋肉から分泌されることが解っています。

 しかし、運動への導入が出来ない理由が疼痛です。

疼痛は個人的なものですから、悪いから痛い訳ではなく、良いから痛くない訳でもない場合もあります。

 痛いから痛いのであって、痛みの原因は中枢である脳、もしくは末梢神経の興奮です。局所の痛みがあって動かせない状態であっても、腫れや熱が無い場合がこれに当たります。痛みの解消は神経の興奮を抑えることであり、鍼灸・手技などの軽度刺激が有効なことが解ってきました。「揉む・叩く」など、筋への強い刺激は禁物です。

 「ぶつけた、捻った」場合のケガは、腫れ・発熱・痛みの為に動けませんが、発症から数週間放置した場合は「腫れ」ではなく「むくみ」の為に疼痛と機能障害が残存し、不快感が脳(島皮質、偏桃体など)で記憶されてしまい、筋緊張が消失しにくいことが解っています。

「腫れ」は毛細血管が切れることでの出血です。

「むくみ」は毛細血管から水分が沁み出ることです。

 軽い運動で「むくみ・痛み」は消失しますが、運動の強さや回数などによる運動量を間違えると悪化してしまいます。

 しかし、鍼、灸、手技(皮膚刺激・筋刺激・関節への刺激)で疼痛が軽減し、運動しやすくなるので、鍼、灸、手技は運動支援サポートになり、心身の改善には相乗効果が発揮されるという訳です。これが当院の最大の特徴です。

 現在、世界中で心身の機能改善に最も重要とされている運動への導入サポート、リハビリサポートとしての様々な物理刺激は有効なことが学会でも発表、報告されています。

 医療類似行為の整骨院、鍼灸院、医療ではない整体が、医療機関よりも人気がある理由は「心地よい」からです。気持ちが良くて、癒されて、気分が落ち着くので、疼痛軽減するのです。リラクゼーションは疼痛を軽減することは解っていますが、脳と自律神経の関係に由来しています。

 先日も「整形外科でレントゲンに異状がないので、痛みの理由が解りませんと言われたのですが、診て頂けますか?」と連絡があって初診来院された方がいました。痛みの原因、日々の手入れ法、当院での施術法をお伝えし、継続来院されて完治しました。

 薬物治療以外に運動、鍼、手技などの物理刺激が脳と自律神経のコントロールを可能とすることで改善したと考えられます。現在では、運動、鍼、手技などの物理刺激は運動器疾患だけでなく、生活習慣病と言われる代謝病などにも非常に有効なことが解ってきました。

 特に健康運動指導士は、理学療法士が対象とする患者様以上に軽度な症状を対象とした運動指導を可能としますが、メタボリックシンドローム、肥満・肥満症、高血圧、脂質異常症、耐糖能異常・糖尿病、虚血性心疾患、軽度認知症害・認知症、呼吸器疾患、ガン(悪性腫瘍)にも対応しています。

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