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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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         首の痛み

2024年2月10日 更新

 当院は提携しているMRIの検査専門クリニックがあります。 

 画像確認をした方が納得して施術ができます。   

 慢性の肩コリ、首コリは単なる筋緊張だけではない場合もあります。症状が同等でも原因が異なる場合・原因が同等でも症状が異なる場合もあります。

 筋緊張(筋が硬くなる)・筋疲労が原因だと患者様が訴える肩コリ症状が、骨の変形、神経の圧迫、神経の興奮、肩首周囲の筋の冷えなど、原因が異なる場合があります。

 MRIによる画像診断で骨の変形が同等程度の方でも症状の訴えが異なる場合もあります。

 MRIによる画像診断で神経の圧迫が同等程度の方でも症状の訴えが異なる場合もあります。

 表面温度測定で肩周囲の筋の冷えが同等程度の方でも症状の訴えが異なる場合もあります。

 

 まず、MRIで画像診断を明らかにして、病態の確認をすることは重要なことです。

 施術で効果が確認できたとしても症状良好の持続性が無い場合は、日常生活、社会生活のあり方、または姿勢もしくは動作のクセのために生じる筋の緊張・力みが解消できない場合もあります。

 こうした様々な原因が複雑に絡み合って生じる症状を取り去ることで症状良好を維持することは可能です。これが「治っている」ということです。

正常頸椎

62歳 柔道経験者

62歳 柔道経験者

62歳、男性、首の症例

 上記2枚の写真は、6週間前から手にしびれ始め、4週間前から握力低下から握る動作もできにくくなり、親指の触った感覚が鈍くなり電話相談された患者さまです。

 

 早々に整形外科でレントゲン撮影をするように伝えましたが、リリカの投薬をされただけでリハビリテーションが無いと当院に相談された方です。

 

 親指の症状は首の変形から発症していると思われますが、末梢からの鍼通電、ルード法、筋膜リリース、頸部筋の弛緩による頸椎の矯正をマッケンジー法を組み合わせで保険外の対応で週に5回の施術です。

 保険外の理由は、転倒、衝突などの外傷性のケガではない、近隣医科からの転院のためです。

67歳 女性;頸椎すべり症

頚椎後弯、椎体の変形

72歳女性;直頸椎

画像診断を受けましたか?

 疼痛と機能障害の原因の第一は構造の問題です。

 X線、MRI、CTによる画像に異状がなく(構造上の問題なし)、腫れ、局所の熱が無ければ、生理的機能の問題です。

 皮膚、筋、関節による末梢から脊髄もしくは脳へ伝えられた情報が筋緊張、皮膚、筋、関節に戻って、疼痛が発症する状態です。

 

 症状の原因が明確でない状態で、安易に「揉む・叩く」刺激は絶対にしてはいけません。

 症状に対する皮膚、筋、関節に対する「揉む、叩く、圧迫牽引」などの物理刺激に関して「強度、量・回数、頻度、種類(リズム)」の科学的根拠無く施術していることが、柔道整復師、鍼灸師、整体師、カイロプラクティックの最大の弱点であり、根拠なく刺激を加えることが医療として医師会・医学会から認められない最大の理由です。

 特に、幼少の頃からの脳による情動の記憶(偏桃体・海馬など)は、疼痛の感受性と持続性に深く関係があります。年齢、性差、部位、ケガの程度が同等であっても疼痛感覚は大きな差があり「揉む、叩く、電気、圧迫牽引」などの改善目的の物理刺激も「心地よさ、疼痛の程度」が個人差として異なります。

 「マッサージが心地よい!」人もいれば、「他人に肌を触られることは気持ち悪い!」という人もいます。

姿勢の乱れは、心身の乱れを生じさせます。

姿勢を正せば、痛みは消えます。

 近年は「スマホ症候群」等と言われる首の症状を訴える患者さんが急増中。首の角度の違いで負担の大きさが全く異なります。約5㎏の頭の位置が変われば、支える首周囲の小さな筋肉もかなりの負担が生じますので、長時間の使用はご注意下さい。

画像の説明を入力してください(フォントが小さく設定された文章です)

頸椎の形態異常と筋緊張

 

 頸椎と呼ばれている首の骨は7つあります。哺乳類の首の骨は7つですから人間もキリンも首の骨の数は一緒です。

 さて、この頸椎のならびが正常でない場合に横から見たのが上図です。

 

 

 正常と異常の間に関係する筋を示したのが上右図です。

 肩を中心に前後上下の4か所の筋群にバランスが整っていないと姿勢が崩れます。もちろん、背後から見れば左右のゆがみも考えられる姿勢の崩れです。

 

 

 

 壁に背を向けて立って「頭・肩・お尻・かかと」が壁に付いていれば、正しい立位姿勢(左の図)と言えます。

 

 では、みなさん試してください!

 

 様々な小さな筋肉のお陰様で、首が上下、左右、側面へ首をかしげ、回転も出来ますが、

①何が出来ないか?

②どんな動きに左右差があるか?

回復に向けてどこから改善すべきかを観察します。

首は非常に繊細で複雑な筋と神経、脈管のある関節の集合体です。

肩関節との関係もありますので、よくよく観察をしていきます。

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