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公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2025年4月15日 更新
院長の山下和彦です
体調良好な方は『快眠・快食・快便』です。この『3快』は、健康状態を判断する基準や指標となります。
また、この『3快』は、『運動・休養・栄養』の3要素に加えて『飲酒と喫煙の管理』が出来ているか否かです。
つまり、健康維持向上とは「生活即健康」ということです。
しかし、社会生活、家庭生活での人的ストレスを含めた環境ストレスが蓄積されてくると無意識に心身を調整する自律神経機能が低下して、その人にとって弱いところに症状が発症します。
明かな原因が無いにも関わらず複数の症状が発症すると、どの診療科でも心療内科をすすめられることがあります。
近年、当院来院者の多くは原因が明確でない自律神経系疾患と思われる方々、もしくは医科でも満足のいかない方々です。
叩いて痛くない人もいれば、触って痛い人もいますので、どのような事がストレスになるかは様々ですが、生活スタイルの見直しは必須です。
「生活即健康」となりますが、生活自体を変えられないので症状も変わらず、医科でクスリを処方されます。生活スタイルの改善に関するカウンセリングが医療の中心ではありません。
医療機関での服薬で不満足な方々が、この健康維持増進する目的に医療類似行為者である柔道整復師、鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師に足を運ぶことが選択肢の中に出てきます。
柔道整復師、鍼灸師、あん摩指圧マッサージ師は国家資格ではありますが医療従事者ではありません。医療に従事する病院勤務でなく個人開業が基本の勤務体系です。このシステムは明治維新から誕生したシステムで、イノベーションが無く現在まで150年ほど継続されています。
私は「柔道整復師・鍼灸師・健康運動指導士」の資格取得の背景にある体育学士、教育学修士、博士(生活科学)を活かして、施術と生活指導による生活管理のお手伝いをすることから薬の治療から再発しない身体にすることを当院の特徴としています。
当院は下記のお二人にご指導頂き、検査も引き継いで実施しています。
・腰椎、股関節、下肢の症状の場合は「K-W(クラウス・ウェーバー)変法テスト」
(大阪市立大学整形外科・大阪体育大学;市川宣恭教授考案)
・自律神経系症状(慢性症状;不眠症、機能性ディスペプシア、肩こり、腰痛、便秘、不眠、高血圧、喘息など)の場合は「心臓自律神経機能検査」
(筑波技術短期大学元学長;西條一止名誉教授考案)
当院に来院された方は、幼児から最高齢96歳のケガの他不定愁訴(原因不明の体調不良)改善の方、スポーツ愛好家、オリンピック選手など、様々な方が来院されます。
日本腰痛学会(2013年)で某医科大整形外科教授のランチョンセミナーの内容を以下にご紹介します。
日本における保健医療は医療行為が全て厚生労働省で定められ、医療診療報酬も定められています。整形外科での腰痛治療で一般的におこなわれている下記の手法も先生方はお馴染みだと思います。
1. ホットパックで温める。
2. 電気治療で筋肉をゆるめる。
3. 牽引で腰を引っ張る。
が、物理療法の一般的手法です。
しかし、ヨーロッパ整形外科学会・英国整形外科学会では、後療法として唯一『運動』だけが奨励されています。1~3の物理療法は科学的に証明されていなくても診療報酬が決まっていますから、ここにご出席の先生方皆様も患者さんに同様の治療を行っていると思います(失笑)。
身体活動・運動の量が多い人は不活発な人と比較して循環器疾患やガンなどの発症リスクが低いことがわかっています。これら疫学研究を踏まえて、世界保健機関(WHO)は 高血圧(13%)、喫煙(9%)、高血糖(6%)に次いで2010年に身体不活動(6%)を全世界の死亡に対する危険因子の第4位として 発表しました。
我が国では、身体活動・運動の不足は喫煙、高血圧に次いで非感染性疾患による死亡の3番目の危険因子であると示しています。また最近では、身体活動・運動は非感染性疾患の発症予防だけでなく、高齢者の認知機能や運動器機能の低下などの社会生活機能の低下と関係することも明らかとなってきました。(厚生労働省の報告より)
整骨院の施術はケガの処置が本来の保険施術です。しかし、腫れ、熱、皮下出血などによる赤みがほとんど無く、筋や関節の硬さが痛みに感じて、さらに身体が動かしにくい方が多く来院されます。ご希望により、柔整コースに鍼灸コース、手技コース、運動コースを複合的に取り入れて、早期の復帰を促します。
「スポーツ活動・運動復帰、予防、強化」に関する一連の運動処方をします。院長はリオ・オリンピック全日本アーチェリー代表選手のコンディショニング全般を担当(トレーニング・鍼治療)、2020年東京オリンピックでは日本オリンピック委員会強化スタッフ医科学スタッフでした。
毎日来院できなくても放置するわけにはいきません。自分でできる自己管理法の方法も、ご希望があれば指導します。
ヨーロッパ整形外科学会、イギリス整形外科学会における治療法では、温熱、レーザー、電気療法・牽引は推奨されていません。唯一世界の整形外科学会において推奨されている方法は運動です。
宝塚医療大学 鍼灸学科 准教授の臨床研究、教育指導の経験を活かしています。
大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター客員准教授に所属し、日常生活・スポーツ動作に応用できる研究活動を継続しながら各学会での最新情報を皆様にご提供します。
土日祝日も時間の都合が合えば、ご相談を受け付けております。
学会参加、試合帯同、実験研究などのために、お電話やメールのお問い合わせに、お返事が遅くなる場合もありますが、何卒ご了承下さい。