西武池袋線練馬駅から徒歩7分、桜台駅から徒歩4分
公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2024年2月20日 更新
介護度5 関節の機能が改善し、おむつ交換、服の着脱が楽になる
自宅での介護から褥瘡(じょくそう;床ずれ)が悪化し、尿道の炎症もあり1か月の入院となる。その間、家族の相談の無いまま「胃ろう」の処置をされる。
帰宅後首は全く動かせなくなり、肩関節、肘関節、腰、股関節、膝関節の関節は関節拘縮により、ほぼ動かせない状態で、おむつ交換・服の着脱にはかなりの5~10分前後の時間を要していた。
訪問鍼灸をご依頼され、2023年7月10から週3回のペースでおこなっている。初期の段階では、週に1回の心電図、呼吸測定による自律神経機能を観察しながら、メカニズム鍼治療(筑波技術短期大学元学長・同名誉教授考案の鍼治療)を主体として心臓副交感神経機能の亢進を狙った施術、ならびに腹部の温灸、さらには、膝関節、股関節の拘縮改善に筋膜リリースを施しました。
4週間で改善をはじめ、8週間では両膝の屈曲伸展、股関節の屈伸、内外旋、内外転の可動域が広がり始め、開排運動が徐々に可能となりました。12週では腰の捻転が可能となり、おむつ交換が容易に可能となっています。
肩関節は2週で90度前方挙上が可能となり肘関節屈曲で指先が顎を触れるまでを可能となりました。また、肘関節は2週で完全伸展を可能として、服の着脱が容易に可能となってきています。