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公式サイト
山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
Institute of Somatic Autonomic Nervous System Life Science
院長 山下和彦(博士: 生活科学/大阪市立大学)
練馬区豊玉北4ー2ー12 AM9:30~PM6:00(月~金;土・日、祝祭日は要相談)
2024年5月13日 更新
運動習慣のない方がテニススクールに1回/週、2時間に参加して、徐々に手首の疼痛が増大して、3か月後には鍋を持ったり買い物での荷物を持つのも症状が強くなったために来院。
腫れは無いが、肘周辺の筋群の著しい緊張・硬さがありました。
技術的問題も障害発生に深く関係していますが、本症例は2回目で症状軽減、3回目で素振りにも支障がなくなりました。
手関節骨折(橈骨遠位骨折)にてギプス固定5週間。
ギプス除去後は自宅での日常生活がリハビリになるとの事で終了といわれました。
自宅療養で症状変わらず、他の整形外科に転院し、リハビリテーション12週間継続するも症状変わらず、機能回復に満足できず当院に相談されました。
当院での運動指導で即時に関節可動域改善
自宅での運動指導
1.ゴムボール・エクササイズ
2.自宅での冷却+ストレッチ
3.入浴中の温熱ストレッチ
大阪市立大学整形外科教室医局での運動療法、大阪体育大学スポーツ医学研究所での手法を応用した当院独自のトータルエクササイズにより即時効果が得られ、症状良好となり笑顔で当院をご卒業されました。
傷病名
左橈骨遠位端骨折、左手指骨萎縮、骨粗しょう症、慢性疼痛
既往歴
デュプイトレン拘縮術後
症状経過および検査結果
2021.10.20. 転倒にて左橈骨遠位端骨折受傷。他院にて整復、ギプス加療されたようです。途中特に理学療法う等施行されず2021.11.26当院に受診されました。
初診時骨癒合認めるも。橈骨短縮橈側転位残存、尺骨突き上げを認める。理学療法にて手関節可動域向上しましたが、回内回外の制限及び手指拘縮が改善せず、長期固定に伴い(固定中は一度も促通等施していなかったようです)筋腱膜の癒着、滑走障害、手根骨の可動性低下等、様々な要因が複合的に重なり現在の症状を呈していると考えます。一度超音波上の筋膜リリース等施行してみる予定(3/15)です。また、手根骨の可動性の確認(3/16予定)も併せて施行します。
今後貴院にてご加療を希望されており、一度診療情報提供させて頂きました。宜しくお願い致します。
頸椎5/6に変形著しく、担当医に手術を勧められるも「切りたくない」という患者希望があり、リハビリテーションを行っていた。
「ボタンがつけられない。手を開けない」との訴えで、病院以外に鍼治療を希望され、継続治療中。
拇指伸展筋、拇指外転筋、合谷―孔最への鍼通電に加えて、アイシングならびに皮膚刺激による末梢から中枢への物理刺激で改善を行っている。
夜中にトイレに行く際につまずいて転倒。両手をついたものの右手に激痛があり、翌日近隣の整形外科に受診し、レントゲン画像診断で右中手骨はく離骨折との診断で治癒には年齢も考慮して6か月は必要とのこと。シーネ(添え木)固定で2週間後に再来院を指示されたあと、当院に相談に来院。腫れなし。局所発熱なし。神経障害(感覚麻痺)なしの現状ですので、私は最長でも2~3週間で完治と伝えました。
指を動かしても疼痛なく、1週間後に再診に整形外科に受診すると医師は「あれ、予定より早く来ましたね。ではレントゲンを撮りましょう。」と。画像診診断後「はく離骨折が無いですね。では、ギプスを巻きましょう。」と言われて、骨折なく、腫れなく、熱も左右さ無く、感覚麻痺なく、指を動かしても痛みが無いにもかかわらず、ギプス固定をされて、再度本院にご相談で来院されました。「骨折が無いにもかかわらず、何故ギプスの必要があるのか?」というご質問でした。
「私の身内でしたらインフォームドコンセントで他の整形外科に受診することをお勧め致します。」とお伝えしました。
受傷後3週間後に本院に再度来院されました。患者さまいわく「他院に行こうと思ったけれど、骨粗しょう症で投薬も継続的に受けているので、医師に質問したくても言いづらく、面倒くさくなって転院はやめました。ギプスも隙間が空いた部分と圧迫ある部分があって再受診したところ、ギプス部分のカットとレントゲン撮影をして、骨折なく、結局ギプスカットとなりました。4週間目には日常生活も支障なく、平常な日常を取り戻したそうです。初診では完治に6か月と診断された患者さまが3週間でほぼ完治とは、ヒトの回復力の凄さを感じます。