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山下整骨院・山下鍼灸院
体性-自律神経系 生活科学研究所
 

Institute of  Somatic Autonomic Nervous System Life Science

院長 山下和彦 (博士: 生活科学)

大阪公立大学 都市健康・スポーツ研究センター 客員准教授

体育学学士、教育学修士、柔道整復師、鍼灸師、健康運動指導士

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末梢の感覚受容器

中枢

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内臓・運動器・特異的内受 皮膚の感覚受容器は、マイスネル小体メルケル盤ルフィニ小体パチニ小体、により、外界からの情報が脳・脊髄の中枢に送られ、情報処理された反応が内臓・運動器・特異的内受容器に伝えられる

 ストレッチ運動、ヨガによって身体柔軟性機能が亢進することは一般に知られている。静的なストレッチ運動による筋の伸長、関節可動域の拡大による柔軟性を維持するために関与する感覚受容器は、筋紡錘、ゴルジ腱器官、関節の機械受容器である。筋紡錘は筋長に関与し、感覚神経(求心性)はⅠa群線維、Ⅱ群線維、運動神経(遠心性)はα、γ繊維に配置され、感覚受容器と関与する神経が実際のストレッチ運動、柔軟体操では複雑に関与して柔軟性の向上と維持を制御している。しかし、私の研究での鍼刺激は筋ではなく皮膚・皮下組織までの刺激および皮膚刺激が柔軟性の機能亢進に連動していることを明らかにした。この結果は、皮膚・皮下組織からの刺激および皮膚刺激による体性-自律神経反射が他のルートによる筋紡錘、ゴルジ腱器官、関節の機械受容器へ刺激が伝達されていることが考えられる(Alter, 2010)。

 

 ストレッチ運動におけるHRVによる評価において、心臓副交感神経の機能亢進は確認されている (Farinatti et al., 2011)。

 また、全身持久性運動など多種目の運動においても運動直後からLF / HFの亢進が認められるが、運動終了後からはHFの亢進が確認されている   (Barak et al., 2010; Pecanha et al., 2013)。

 私の研究における手法の特色は、皮膚刺激を呼気のタイミングで行ったことである。呼吸と心拍数は深くかかわり、呼気時に心拍数は減少、吸気時に心拍数は増加するRSAは心臓自律神経機能と相関し、呼気時に心臓副交感神経が機能亢進することは確認されている。したがって、呼気時は心臓副交感神経の機能亢進するタイミングであると考えられる。今回の結果により呼気のタイミングによる皮膚刺激によって身体柔軟性機能の亢進が認められたことから、心臓副交感神経の機能亢進は、筋の興奮抑制から身体柔軟性機能亢進を生じさせる可能性を示唆している。しかし、局所における皮膚刺激が全身反応としての柔軟性の亢進に及ぼすメカニズムについては今後の課題としたい。

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